熊野古道・大雲取越え【過去レコ】〜ついでにあちこち南紀観光


- GPS
- --:--
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,242m
- 下り
- 1,198m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りは大門坂を下ったところのバス停から紀伊勝浦駅へ。 |
写真
感想
南紀旅行のついで(どっちがついで?)に大雲取越え、歩いてきました。なかなかキビしい道です。それにあんまり眺めがない!。どこがいいのか?、と問われたら、答えようがない。中辺路の近露とか、あのあたりののどかな山村とかもない、ただ杉林の中歩いただけ?、そんな感じでした。
7時5分のバスで新宮駅を出発しました。前の晩は雨が降ったようだけどすっかり上がって晴れ間も見えています。川沿いに行き、神丸で小さなバスに乗り換えて小口へ。
すぐに歩き出します。のどかな集落も少し寒々としていました。すぐに杉林の急坂が続きます。ぬれているので滑りやすい道です。すぐに円座石に着きました。ところどころ石仏もあったりします。なるほど熊野古道!。
次のポイント宿場あとまでがんばり、ここからは胴切坂で、急坂が続きます。道の周りにはシダが茂っていて、関東あたりの山とはずいぶん違う感じです。山腹から尾根に出ると少し明るくなりました。一直線の坂が続き、もう峠だろうと何回もダマされます。最後は峠道というよりも稜線のすぐ下を歩くような感じで越前峠に着きました。
ここからは急坂を下ると沢沿いになります。さらに湿っぽい道から、明るい山腹道を行くようになると、少しだけ周りの山々が見えました。でも全くといって良いくらい眺めがない道です。次の峠も湿っぽくて、下りは特に滑りやすかったです。コケの生えた岩はすべるので、落ちた杉の葉に乗って行く様にしました。
林道に出ると地蔵茶屋、ここでおにぎりとコーヒーの休憩、すぐに沢沿いの林道を登っていきます。林道から一度下ってさらに林道に上ります。この先、台風による倒木のため通行止めとかで林道を行きます。すると白装束の人が元気に登ってきました。
色川辻から再び登りの山道になります。このあたり同じ杉林だけどずい分明るくなり、下草もシダから笹になります。眺めのあるところもありました。ずっと尾根状の気持ちいい道を行くと船見峠です。ここはあまり眺めがないけれど、すぐ先の船見茶屋からの眺めはすばらしかったです。紀の松島あたりの海や妙法山が見えました。ここからの下りは、明るい気持ちのよい下りです。道も乾いているのですべりません。ずっと尾根状のくだりになり、茶屋後を過ぎると、少し登ったりするけれど、どんどん下り。那智高原に着きました。
あとは園地のようなところから最後の杉林の石段を下っていくと、お寺の前に着きました。御朱印をもらって、すぐ隣の神社にも行きます。大きな木があり、三重塔と那智の滝の眺めが素晴らしい!。
これで一応終了なんだけど、みやげ物屋がいっぱい、石段を下ってバス停に向かいます。でも、まだまだ時間があるので、さらにその先の大門坂を下ります。大きな杉林の間石段が続いています。なるほど、結局、ここが一番「キレイな熊野古道」ってわけですね。そして、さいごは普通の道になり、茶屋の間を下りバス道へ出ました。バス停はその先の大きな駐車場にありました。ここからバスの乗って、紀伊勝浦駅へ。最後はあっけなく特急の乗って東京直行でした。
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