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Yamareco

記録ID: 376968
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積雪期ピークハント/縦走
アジア

ヒマラヤExp2 【アイランドピーク】(6189m)に挑戦

2013年10月25日(金) [日帰り]
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yakousei zenith その他1人
GPS
--:--
距離
6.2km
登り
964m
下り
1,015m

コースタイム

【アイランドピークBC】(1:23)-【クランポンポイント】(4:25〜5:00)-【山頂】(7:35〜7:44)-【クランポンポイント】(8:54〜9:09)-【アイランドピークBC】(11:10〜12:30)-【チュクン】(15:05)
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
道はトレース付。ひたすらの登りです。
途中からの岩場の登りは凍っている為かなり滑りました。
ピークへの最後の壁は登攀具『ユマール』を使用しての登攀になります。
BCに練習場があるのでしっかり練習してのアタックとなります。
稜線に出ると後は細いナイフリッジを歩いていきますが、ここの区間にもフィックスがあるのでカラビナをかませて登ります。
深夜、出発準備を進める
2013年10月25日 01:16撮影 by  DSC-WX300, SONY
10/25 1:16
深夜、出発準備を進める
BCから20分ほど歩いた斜面から取り付く。
取り付きは先行者達によって渋滞になっていた。
2013年10月25日 01:39撮影 by  DSC-WX300, SONY
10/25 1:39
BCから20分ほど歩いた斜面から取り付く。
取り付きは先行者達によって渋滞になっていた。
【クランポンポイント】に到着。
2013年10月25日 04:25撮影 by  Canon PowerShot SX260 HS, Canon
10/25 4:25
【クランポンポイント】に到着。
アイゼン装着終了
2013年10月25日 04:37撮影 by  Canon PowerShot SX260 HS, Canon
10/25 4:37
アイゼン装着終了
三人揃ったので出発です。
2013年10月25日 04:52撮影 by  DSC-WX300, SONY
10/25 4:52
三人揃ったので出発です。
最初のフィックスを越えさらに進んだ先に見えたのは・・・。
『白い壁』だった・・・。
2013年10月25日 05:35撮影 by  Canon PowerShot SX260 HS, Canon
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10/25 5:35
最初のフィックスを越えさらに進んだ先に見えたのは・・・。
『白い壁』だった・・・。
間近にその『白い壁』を見て気持ちも高まる。
飲み物を軽く口に含み出発準備をした。
2013年10月25日 05:47撮影 by  DSC-WX300, SONY
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10/25 5:47
間近にその『白い壁』を見て気持ちも高まる。
飲み物を軽く口に含み出発準備をした。
壁に取り付く。
ユマールの取り扱いに苦戦。
練習の斜面とは違い、格段にきつくなった。
2013年10月25日 06:24撮影 by  DSC-WX300, SONY
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10/25 6:24
壁に取り付く。
ユマールの取り扱いに苦戦。
練習の斜面とは違い、格段にきつくなった。
腕の力がだんだんと無くなっていき、休憩はアイゼンだけで踏ん張る。
2013年10月25日 07:13撮影 by  DSC-WX300, SONY
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10/25 7:13
腕の力がだんだんと無くなっていき、休憩はアイゼンだけで踏ん張る。
ようやく稜線に出て山頂へリッジをフラフラと登る。
2013年10月25日 07:33撮影 by  DSC-WX300, SONY
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10/25 7:33
ようやく稜線に出て山頂へリッジをフラフラと登る。
感激の山頂。
ガイドとyakouseiさん
『ヤマレコヴァージョン』
2013年10月25日 07:42撮影 by  DSC-WX300, SONY
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10/25 7:42
感激の山頂。
ガイドとyakouseiさん
『ヤマレコヴァージョン』
そしてzenithも『ヤマレコヴァージョン』で
2013年10月25日 07:43撮影 by  Canon PowerShot SX260 HS, Canon
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10/25 7:43
そしてzenithも『ヤマレコヴァージョン』で
後ろから他の登山者がツマッている為、山頂では余韻に浸っていられない。
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後ろから他の登山者がツマッている為、山頂では余韻に浸っていられない。
山頂から見た【ローツェ】
綺麗だったなぁ。
2013年10月25日 07:49撮影 by  DSC-WX300, SONY
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10/25 7:49
山頂から見た【ローツェ】
綺麗だったなぁ。
さて下山。
リッジをふらつきながら進む。
2013年10月25日 07:49撮影 by  DSC-WX300, SONY
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10/25 7:49
さて下山。
リッジをふらつきながら進む。
エイトカンにフィックスを潜らせ懸垂で降りる。
2013年10月25日 07:50撮影 by  DSC-WX300, SONY
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10/25 7:50
エイトカンにフィックスを潜らせ懸垂で降りる。
降りはスムーズに降りれた。
2013年10月25日 08:04撮影 by  DSC-WX300, SONY
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10/25 8:04
降りはスムーズに降りれた。
休憩しながら先ほどの『白い壁』を振り返る。
2013年10月25日 08:33撮影 by  DSC-WX300, SONY
10/25 8:33
休憩しながら先ほどの『白い壁』を振り返る。
最後にもう一回懸垂下降で・・・
2013年10月25日 08:42撮影 by  DSC-WX300, SONY
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10/25 8:42
最後にもう一回懸垂下降で・・・
この時点で歩くのが辛いほどの疲労に。
ワタシのフラフラを見て、ガイドの判断からアンザイレンでの確保で進むことに。
2013年10月25日 08:48撮影 by  DSC-WX300, SONY
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10/25 8:48
この時点で歩くのが辛いほどの疲労に。
ワタシのフラフラを見て、ガイドの判断からアンザイレンでの確保で進むことに。
ようやく【クランポンポイント】に到着。
2013年10月25日 08:54撮影 by  DSC-WX300, SONY
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10/25 8:54
ようやく【クランポンポイント】に到着。
BCに戻って来てもただ横になるだけのzenith。
情けなーい。
2013年10月25日 11:12撮影 by  DSC-WX300, SONY
10/25 11:12
BCに戻って来てもただ横になるだけのzenith。
情けなーい。

感想

ヒマラヤ2番目のピークは【アイランドピーク】(6189m)
今回の遠征のメインの山です。

難易度はヒマラヤの中でも比較的登りやすい山のようです。
日本の山しか知らないワタシにとっては目指すピークとして申し分ない山でした。

ネットでも検索に引っかかるので情報は楽に手に入りました。

さて今回の山は今までの300名山とは違い登攀具『ユマール』を使うと言う事が一番の課題でした。
周りの友達にも使った事がある人は一人いたぐらいで、その人も「持ってはいるけど普通こんなの使わないねぇ」っとの事。
しかし、ヒマラヤの山ではこのユマールを使うのがかなり常識なようです。

BCで練習した時もアタフタしながらやってまして、4回ほど練習を繰り返しました。
しかし実際は練習とは比べ物にならない斜面で行うため、全然できませんでしたネ。
また登山者が多いため、ユマール待ちになるのでついつい慌ててしまいます。
三点で確保するのに結局無駄な力が入ってしまい四肢全てを疲労させてしまいようやくの登頂となりました。
ガイド、yakouseiさんはベテランで、降りた後もケロっとしていて流石でした。

夢にまで見たヒマラヤの頂き。
大感動でした。
日本の山も美しいですが、やはりヒマラヤは別格でした。
鋭い岩山がそこら中にゴロゴロ。
インパクトのある山が沢山ありました

良い思い出が出来ました。
このヤマレコが無かったらyakouseiさんとの出会いも無かったので、ヤマレコには本当に感謝です。

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コメント

ゲスト
アイランドピーク すごいですね
mont_bienといいます。

エベレストベースキャンプ、カラパタール敗退しました。まさか自分が敗退するとは夢にも思わず、最新型のヘリで搬送されました。
生きてるから、山を登っているものとして、こんな馬鹿な冗談かけますが。

さて、ゴーキョもきれいですね
ディンボチェの裏山を5000m位登った時、マカルーが見えましたが、こんなにはっきり写真になるものなんですね。

アイランドピークの感想を是非お聞きしたいです。
2013/12/2 17:01
Re アイランドピーク すごいですね
mont_bienさん
こんばんは

>生きてるから、山を登っているものとして、こんな馬鹿な冗談かけますが。

そうですねぇ。ワタシも出発前まではやや甘い考えがあったのは事実です。
ツアーのトレッキングでも行ける場所。標高は高いけどブログやHpで見た登山道の写真は日本の今まで登った登山道となんら変わらない(またはそれ以下)。
しかし【ナムチェ】以降ははまったく180度考えが変わりました
今まで人生で山登って頭が痛いなんて無かったのに・・・。しかもこれが毎日のように続きました

【ロブチェ】以降は夜中に急に息苦しくなりバサッと布団から飛び起きて外へ空気を吸いに行ったことも

今回の遠征で名立たる8000m峰を4座も見れたのはホントに夢のようでしたlovely

「また行きたい?」っと聞かれれば「また行きたいですね」でも時間やお金がねぇ・・・dollar

【アイランドピーク】に関しては「登るなら山をやっている動ける今なら。」っと言うことでチャレンジしました。結果はガイドなどのサポートもあり無事に登れましたが。体調管理、天候、運もこれほどの高峰になれば必要な部分だと思います。実は本当のアタック日はもう一日順応させた翌日だったのです。しかし天候の事で話し合った結果、コレを前倒しで登ったわけです。やはりキツかったですよ。楽勝なんてものではなかったです。
山頂でビデオ撮影する予定が、壁を登った後だったので、ビデオに触れることさえ出来ないほどの状態でした。
下山もアンザイレンしてもらいながらのフラフラでしたし・・・。

出発前に日本でそれなりに自分を追い込んでの遠征でしたが、それでも「やっと」の登頂だったので、海外登っている他の方々はスゴイなぁっと改めて思いました
2013/12/2 17:34
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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