記録ID: 377428
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積雪期ピークハント/縦走
大雪山
旭岳姿見の駅引き返し
2013年11月30日(土) 〜
2013年12月01日(日)
北海道
tanakasho
その他1人
- GPS
- 32:00
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 499m
- 下り
- 496m
コースタイム
旭岳温泉(1h)Co1500付近=C1(1h)姿見の駅、引き返し(1h)旭岳温泉
天候 | 1日目:曇 2日目:雪、積雪+20センチ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
旭岳温泉から夏道上を行った。先行者のトレース利用。 雪の量はスキーに十分なくらい。夏道の棒も埋没。 |
感想
通算6度目の冬の旭岳。いろいろあってこれまで登頂していない。
今回も、失敗した過去5回と同じ連れの誘いでこの魔の山に再挑戦することを決めた。
因みに入山を決めた直後に予想天気図に前線が現れる。最早驚きも無い。
低気圧の通過も前線も寒気もそれは単なる要素でしかない。晴れるときは晴れ、悪いときは悪いのが山の不思議なところではないだろうか。局地気象という無粋な言葉は忘れた。
旭岳温泉を13時に発つ。夏道上のトレースゴチで1ピッチCo1500付近まで。カンバ限界でC1。同伴者のニューテント利用。軽く細いポールに山用具の素材の進化が著しい。
翌日、濃密なガス。とりあえず出発して樹林限界上から他団体のデポ旗がたなびく横を姿見の駅付近台地上まで登って行く。このあたりで小雪視界50となり、団体の集団と合流した。尺取で緻密に進んでいく集団を見つつ、我々が着てしまったが故の此の悪天申し訳と尊大盛大な自嘲を噛み締めながら、石室まで行く気も失せて、消えてもらっては困るトレースを早々と辿って引き返すことに決めた。彼奴の術中に嵌ったこの感覚、足掻いても無駄である。
帰路ツボのトレース有り、偶に見る度、世に猛者有りと頷く事しきり。
二日間で合計3hの登山であった。結果論だが下山後も晴れる気配なしに一抹の安堵、空しき自己肯定。もう来るまい旭岳よと呟き、が心中では高気圧直下の1day奇襲をいつか彼奴に仕掛けてやると決めた。
合わない山ベスト3:旭岳、海別岳、富良野岳
合う山ベスト3:十勝岳、ニペソツ、オプタテ
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