笹子雁ヶ腹摺山、米沢山、お坊山


- GPS
- 06:23
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,297m
- 下り
- 1,274m
コースタイム
7:21 笹子雁ヶ腹摺山登山口 1時間8分
8:29-8:51 笹子雁ヶ腹摺山 42分
9:33 米沢山 31分
10:04 お坊山 44分
10:48 大鹿峠 14分
11:02-11:25 大鹿山 53分
12:18-12:36 景徳院 27分
13:03 甲斐大和駅
過去天気図(気象庁) | 2007年03月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
JR笹子駅から笹子雁ヶ腹摺山へ。最近富嶽十二景によく登っているので今回もその一つ、笹子雁ヶ腹摺山へ出かけることに。地図を見ると近くに米沢山、お坊山、大鹿山があって大鹿山から笹子駅から山を越えた反対側の甲斐大和駅へ下りられるよう。下山したところにある景徳院という武田家滅亡の地のお寺も見てみたい。笹子駅から甲斐大和駅までだと昭文社のコースタイムで8時間弱になるので朝早くから歩くことにしました。
笹子駅。空はどんよりしていて富士山が見られるかどうか不安。山も上のほうはガスに覆われていました。車道を歩いて笹子峠への分岐点の近くに登山口を発見。準備をして登ります。
しばらくすると尾根に出ました。送電線の鉄塔が立っていたのでちょっと読図の真似事。送電線は地形図に描いてあるということを以前聞いていたので送電線を地形図上で探し、尾根と交わるところを見つけます。予想した現在地をGPSで答え合わせ。今回はその後もちょくちょく地形図を見ながら進みました。
笹子雁ヶ腹摺山へ続く急な尾根を登っていると後ろに富士山が見えてきます。ガスを突き抜けて登ってきたのだろうか?ただし富士山は木の向こう。頂上での富士山を期待しつつ登ります。大きな看板を過ぎたらすぐ笹子雁ヶ腹摺山の頂上。
笹子雁ヶ腹摺山の頂上は狭いですが富士山、南アルプス、八ヶ岳がよく見えました。富士山方向は雲が多くて微妙に富士山にかかったりとれたり。甲府盆地方向は雲もなくよく街が見えました。でも20分ほど休んでいるうちに富士山の前には雲が立ちはだかりました。富士山は気まぐれ、間に合ってよかったです。
米沢山へ。木の枝が白くなっていたのでよく見てみると小さなエビの尻尾のようなものが付いていました。それが日が高くなるにつれて解けてぱらぱら音を立てて落ちてきます。笹子雁ヶ腹摺山からの下りは急で滑りそうでした。米沢山に登り返すところにクサリ場が2箇所ほどありますがどれもクサリを使わなくても登ることができました。米沢山山頂から振り返ると笹子雁ヶ腹摺山がよく見えます。
お坊山。米沢山からすぐでした。登っていくと米沢山に隠されていた南アルプスがどんどん見えてくるのが楽しかったです。お坊山から大鹿峠への下り口では滝子山方向の山々がよく見えました。滝子山はとがっているけれどそのほかの山は尾根も広くなだらかで優しそうな感じに見えました。
大鹿峠。ここへの下りが大変でした。けっこう急なうえ、登山道に落ち葉がたくさん積もり、その下にたまに雪がつるつるの氷になって隠れていました。乗ってしまい派手に転倒すること3回。幸運にも右肘の打身程度ですみましたが危ない危ない。大鹿峠に着いたときはほっとしました。
大鹿峠から少し登ると大鹿山。展望もあまりない狭い山頂。山頂からの下りは凍っていて滑りやすかったですがしばらくすると凍っていない歩きやすい道になりました。下りてきた集落のすぐ隣にあるのが景徳院。あの武田の最期の地ということでかなり期待していたのですが20分ほどで回れるこじんまりしたところでした。景徳院から30分程歩いて甲斐大和駅到着。駅の前に立つ赤い丸いポストが懐かしい。
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