富士山を見に笹尾根入口の生藤山へ


- GPS
- 03:40
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 813m
- 下り
- 807m
コースタイム
藤野09:02
藤野駅09:12(神奈川中央交通・和田行)
和田09:26
和田(陣馬自然公園センター)09:40
連行峰
生藤山11:40/12:00
和田13:20
和田13:40(神奈川中央交通・藤野駅行)
藤野駅13:56
藤野14:08(JR中央本線)
高尾14:21
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は荒れておらず快適 |
写真
感想
2週間前の御岳山では富士山が見られず(もともと見えない場所なので仕方ないが)
ちょっと欲求不満だったので、今回は富士山が見える山に行くことにした。
ただ冬型が強まってかなり寒くなるとの予報だったので標高はそんなに高くなく、
しかも近くてそんなに早起きしなくてもいい場所ということで陣馬山の並びの生藤山を選んだ。
生藤山は陣馬山に登るとよく見える山だが今回が初めてだ。
この山は陣馬山の隣の醍醐丸から連なっていて、そのまま三頭山まで甲武国境を成す笹尾根としてつながっている。
笹尾根も気分がよさそうなところで歩いてみたいと思っているのだが距離が長いので
この時期はどうしようかなと思ってしまう。
なので今回はこの笹尾根の入口となる生藤山だけ登ってみてその雰囲気を確認してみようと思った。
高尾駅発下り8時台後半の山登りとしては遅い時間の電車に乗ったのだが登山客でかなり混んでいる。
やはりこの時期は近場の低山に登る人が多いのだろう。
藤野駅で下りた人も多く、和田行のバスも満車だったが半分くらいが途中の「陣馬山登山口」で降りた。
和田の1つ前の「鎌沢入口」からも生藤山に登れるのだが、和田から登って鎌沢入口に下りることにした。
その方が最初に和田バス停にある陣馬自然公園センターのトイレに寄れるからだ。
結果的にこちらを登りにした方が正解だった。
途中までは植林帯だが、南東に開けた沢沿いを登っていくので日当たりがよく暖かかった。
そして連行峰〜茅丸〜生藤山のミズナラ林を中心とした爽快な尾根道を昼前の一番いい時間に歩くことができた。
この尾根は笹尾根の入口となるところだが、「関東ふれあいの道」でもある。
今日はこの関東ふれあいの道でトレランの大会があったようで時折背後からトレランの人が来た。
人数もそんなに多くなかったので今年の春の今熊山みたいに危険なこともなかった。
あと「熊よけ鈴」をつけている人が多かったので近づいてくるのが分かりやすかったのもよかった。
「熊よけ鈴」は意味なく付けていると単にうるさいだけだが、トレランの人がつけていると
「人よけ鈴」として有効に機能するわけだ。
目的だった富士山は今日は冬型が予報より強くならなかったのか、南側からの雲に覆われていた。
この尾根は落葉樹が多いので葉のない季節しか展望はよくないだろう。
ただ生藤山の山頂は展望がよく目の前に富士山が見えるし、
三国山も展望が開けていて目の前に南アルプス南部が見えていた。
鎌沢入口へ下りていく道はヒノキを中心とした植林帯で暗い。
鎌沢の集落まで下りてくると目の前に陣馬山が見えていた。
陣馬山は八王子側から見るとかなり奥なので隠れてしまっていて形がよく分からないが、
藤野側から見るとこんなにも全貌が見えるのかと意外だった。
陣馬山はこうしてみると相模の山なのだなぁと思った。
時間がぎりぎりだったらそのまま鎌沢入口に下りようと思ったのだが、バスの時間まで時間があったので和田に下りた。
この方が陣馬自然公園センターで時間をつぶすことができるからだ。
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