観音平


- GPS
- 06:32
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 508m
- 下り
- 496m
コースタイム
7:49 十字路 44分
8:33 林道 1時間14分
9:47-10:09 観音平 1時間27分
11:36-12:03 展望台 1時間14分
13:17 十字路 18分
13:35 観音平口
過去天気図(気象庁) | 2007年01月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
山の会の新年会二日目。今回は八ヶ岳の編笠山の麓の観音平あたりを散策という感じでした。朝、観音平口までは車で移動。かんじきを担いだ単独の若い女性とアイゼンばっちりの単独男性がこれから登るところでした。自分たちは7人。ストレッチしてスタートです。天気は晴れ。雪はしばらく降ってないらしく表面は少し硬くなっています。アイゼンはなしでスタート。
しばらく林道を歩くと十字路に到着。ここで軽く読図の練習。これからどうするか相談して道どおりに歩かないで雪の中をまっすぐ歩いていくことに。まず次の目的地を設定。歩いてきた林道と平行に走る林道が東にあるのでその林道の標高1300mの地点まで行ってみることにしました。読図の練習ですね。地図にコンパスを当てて...。
読図なんて初めての自分は一人ではこんな山登りはできませんが今回登る辺りを知り尽くしている人が後ろに控えているので安心して雪をざくざく踏みしめて登ります。雪の上にはねずみのような小さな足跡や少し大きめの肉球の跡なんかがありました。開けた丘を越えて林に突入した後、目的の無事林道に到着。(GPSで帰宅後で確認したら北ずれたところについてました。)
そこからは林道を道なりに北上。後ろを振り返ると林道のまっすぐ先に北岳が見えていい感じです。観音平手前で林道は終わってしまうのでそこからまたコンパスを使って観音平を目指します。少し急でしたが直登しました。雪のあるときしかできないですから。
観音平で一休み。碑があります。「ひかり苔」の看板がありましたがヒカリゴケがどこにあるのかはわからず。鉄格子で囲まれているところがあったのでそこにあるのかな。鉄格子の中にはでかいツララができてました。観音平からは甲斐駒、北岳がよく見えます。
展望台を目指してまたまた地形図とコンパスで。辺りには鹿の足跡とフンがたくさんあります。谷をトラバース気味に登るときには雪崩に備える練習で2,3人ずつに分かれて歩きました。全員雪崩に巻き込まれると掘り出す人がいなくなるから。だんだん前方に稜線、青空が見えてきて展望台が近いことを感じつつまっすぐまっすぐ進みます。
この展望台、富士山、南アルプスがよく見え、中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳も見えます。木に隠れて見づらいですが北アルプスらしき山並みも。いい眺めの中、かりんとう貰って食べました。
展望台からはアイゼンをつけて下ります。登りはつけなくても大丈夫でしたが下りはつけて正解でした。トレースもあったので下りはそこを通ります。ただしコンパスで方角をチェックすることは忘れずに。途中からは木のないなだらかな下り。木がないのは防火帯だからでしょうね。そりがあれば楽しいかも。
朝、最初に通った林道に到着。アイゼンをはずして観音平口までのんびり下ります。観音平口で今日の感想など話していたら朝あった単独女性が降りてきました。たぶん編笠山に登って帰ってきたんでしょう。雪の中、さくっと一人で行けるなんてかっこいいね。自分たちはかなりのんびりな山行でしたが読図の練習もでき楽しかったです。同じようにコンパスを使っても人によってちょっとずつずれていてそれぞれ自分のコンパスを信用して歩いていくとだんだん離れていくのも面白かったです。(笑)読図の楽しさが少しわかった山行でした。
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