金時山・長尾山と仙石原湖尻自然探勝路
- GPS
- 08:27
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 812m
- 下り
- 728m
コースタイム
- 山行
- 3:56
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 5:11
- 山行
- 3:01
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 3:15
天候 | 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
筆記用具
ガイド地図(ブック)
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
|
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感想
富士山を見に、金時山へ。始めは二日目に乙女口から丸岳、湖尻に下りる外輪山を歩く計画も立てたけど、天気予報が下り坂だったのと、箱根ジオミュージアムへ行く時間を確保するため、並行して麓を歩く仙石原湖尻自然探勝路を歩くことにしました。
金時山登山口に着いた頃には雲が多く、富士山が見えるか心配になりながら登ります。意外に花が咲いていて癒される。うぐいす茶屋を過ぎると急にハコネダケの群生に囲まれ、ところどころ展望が開け飽きずに歩けました。
山頂は風が強く、富士山にも雲がかかっていたので茶屋へ。ほんとは金時茶屋できのこ汁を食べたかったのだけど、やっていなかったので金太郎茶屋へ。汁物を食べたかったのに間違えて、味噌おでんという名のこんにゃく田楽を頼んでしまう。まあ、仕方ない。おかみさんが「持ってきたおにぎりとかも食べていいからね」と店内のお客さんに声をかけていました。ありがたく、腹持ちするものを一緒に食べる。
山頂には、協力金100円のバイオトイレがありました。ありがたく使わせていただく。
富士山を堪能して、長尾山方面へ。こちらの道は人が少なく静か。富士山が右側にずっと見えるのでおすすめです。長尾山を経て、乙女峠へ。日陰になっていてちょっと暗い雰囲気でしたが、乙女口から歩いてきてここで初めて富士山が見えたら、感動するだろうなあ、昔の人もそうだったのかな、と思いました。
乙女口から仙石バス停へ向かう国道は、車の往来が激しいので要注意です。
この日は仙石原に泊まり、翌朝、すすき草原へ。快晴のせいもあるけど、草原へ向かう道ですでに左右に絶景が広がっていました。結構な角度の斜面にすすきが広がっていて不思議な光景でした。
さて、やっと探勝路の入口へ。道に迷わないか心配で箱根ビジターセンターHPのマップを印刷して持って行ったけど、道標がきちんとありほぼ迷うことなく歩けました。
そしてこれがとてもいい道でした。ここで昼寝したいなーと思う所ばかり。金時山や丸岳、神山や大涌谷、すすき草原の眺めがいいところも何カ所もあり、アップダウンは少なめの道でした。
桃源台で昼食を食べていると、12時ちょうどに雲が一気に広がって天気予報どおりになってきました。大涌谷に着くと強風に小雨も!持っててよかったレインウェア。観光客が悲鳴を上げる中、しかと観察してきました。
そして楽しみにしていた箱根ジオミュージアム。箱根火山ってすごいのですね。
もともとフィリピン海プレートにのって海からやってきて、何度も爆発的な噴火を繰り返して外輪山が生まれ、仙石原湿原は以前は湖で、神山が山体崩壊を起こして芦ノ湖が生まれ、溶岩ドームが固まって冠ヶ岳が誕生。壮大なスケールでのドラマチックな変化が何度もあって、この地形になったようです。しかも大涌谷は今も生きた火山。そういえば、前日登山中にドーン、ドーンという音が何度も響いた瞬間、御殿場演習場からではなく大涌谷が噴火したかと思いました。地学好きの興味を満たしてくれるいい施設でした。行ってよかった。
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