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Yamareco

記録ID: 38061
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積雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

鳩待〜山ノ鼻〜猫又川右岸〜ススヶ峰〜白沢山〜平ヶ岳〜景鶴山〜与作岳〜ヨッピ橋〜龍宮〜沼尻〜皿伏山〜白尾山〜富士見峠〜アヤメ平〜横田代〜鳩待

2009年04月30日(木) 〜 2009年05月02日(土)
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コースタイム

鳩待峠-山ノ鼻-猫又川左岸-フタマタ沢左の尾根取り付き-ススヶ峰-ジャンクションピーク-白沢山(デポ)-平ヶ岳-白沢山(泊)

白沢山-ジャンクションピーク-1892-1898-景鶴山-与作岳-1653-笹山とのコル-原(東電小屋の近く)-ヨッピ吊橋-龍宮-見晴(泊)

見晴-沼尻-南岸分岐-皿伏山-白尾山-富士見峠-アヤメ平-横田代-鳩待峠
天候 3日続けて、快晴無風
朝の気温は、テントの中で-4℃
過去天気図(気象庁) 2009年04月の天気図
コース状況/
危険箇所等
雪は例年より少ないんだろうと思いますが、稜線帯や北面などには結構有りました。
日中は、腕まくりにする程暑かったですが、朝は大体0℃〜-10℃。

山ノ鼻からフタマタ沢左の尾根に取り付くまでに、渡渉1回とスノーブリッジ(もう解けて無いかもしれません)、尾根取付までトレース有り。
尾根に上がるまでに結構な急登。
その辺りで、黄色の狐を見る。

ジャンクションピーク北のポコン(1920)がヤセているので、西側斜面をトラバース。

白沢山北直下は雪庇が張り出しているので、西樹林帯から巻いた。

白沢山の天辺の木陰に荷物デポ(泊)、平ヶ岳にピストン。
強風に彫刻された、不思議な模様の雪肌が綺麗な山頂でした。
山頂に唯一人、遥かな空と白い山々に囲まれ、物凄く素晴らしい瞬間でした。
ススヶ峰〜平ヶ岳の間は、トレースが有りました。

大白沢山北面に雪崩跡有り、東側からが登り易いと思います。(自分は行ってません)
この辺りは、トレースを気にしないで、安全な所を選んで北側を巻いた。
大白沢か景鶴の巻き道で、白い冬毛の狐を見る。

景鶴山は、東側から登るのがポピュラーな様です。
自分は北斜面の樹林帯から登りましたが、凄く急で登り難いです。(もう行きたくないです)
何回か最高点より西側の稜線に這い上がってしまい、3回目でようやっと景鶴の山頂に着きました。
山頂も狭く、結構危ないです。
東側からの登りも、スッパリ切れた雪稜なので、油断したら堕ちます。
でも、人気があるようです。

その後、1653と笹山のコルから尾瀬ヶ原に下りました。
もうこの辺は、結構雪が少なかったです。
木道で沢を渡った後、橋板の外されたヨッピ橋を渡ります。

その後、雪原を龍宮・見晴と歩き、見晴近くの尾瀬ヶ原の縁で泊。

沼尻川沿いの段小屋坂は、思ったより安全でした。
偶に、夏道も出ていました。

尾瀬沼は人っ子一人おらず、静か。
沼畔巻き道、結構危ない。
そして、皿伏山への分岐が判り難い。
この辺、殆どトレース無し。
尾瀬沼畔から富士見峠までは、トレースが殆ど無く、判断力必要。
赤ペンキや布は、埋まっていたりして疎らなので、当てに成らない。
そして、日中は雪が緩むので、かなり疲れる。
皿伏山と白尾山のコル辺りからミスルートしたらしく、センノ沢の方へ下り始めた。
変だなと思い、正しい方へ舵を取り、登り直す。
すると難なく、尾根に乗った。
皿伏・白尾とも、尾根っていう尾根ではなく、只の坂という感じですが、方向に気を付けて高い所を目指していれば、いずれは着きます。

富士見小屋辺りから、急にはっきりとしたトレースになる。
アヤメ平・横田代と、凄く開けた良い所を過ぎる。

鳩待までは、判然としないだだっ広い下りですが、赤布だらけなので、余程よそ見していなければ、外れる事はないと思います。

尾瀬から戸倉に下っている間に、1385m付近で水芭蕉が咲いていました。
辺りには、ふっくらとした蕗の頭が一杯です。
春も近いようです。
少雪など嘘の様に、辺りは雪がたっぷり (平ヶ岳を望む)
少雪など嘘の様に、辺りは雪がたっぷり (平ヶ岳を望む)
夕刻、孤高の楽園 (遠くは越後三山の方か)
夕刻、孤高の楽園 (遠くは越後三山の方か)
大白沢北面の雪崩跡
静寂の沼は、宝石のようなブルー
静寂の沼は、宝石のようなブルー
横田代から、尾瀬ヶ原の外輪山
横田代から、尾瀬ヶ原の外輪山
鳩待より帰る途中、水芭蕉を見る
鳩待より帰る途中、水芭蕉を見る
そういや、往きの鳩待はつるんつるんだった
そういや、往きの鳩待はつるんつるんだった
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