蛾ヶ岳〜朽ちゆく子安神社そして「ゆるキャン」のチャイ

2021年12月21日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.9km
• 登り: 543m
• 下り: 540m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:00
• 休憩: 1:35
• 合計: 4:35

10:10 蛾ヶ岳登山口
10:35 10:35 四尾連湖分岐
11:20 11:25 西肩峠
11:40 12:00 蛾ヶ岳
12:10 12:10 西肩峠
12:35 12:35 四尾連湖分岐
12:50 13:30 大畠山
13:45 13:45 四尾連峠
14:00 14:10 子安神社
14:15 14:15 四尾連湖水明荘キャンプ場
14:20 14:40 四尾連湖
14:45 ゴール地点

天候

日本晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

水明荘駐車場/400円

コース状況／危険箇所等

整備状況/良好

その他周辺情報

四尾連湖畔の水明荘でゆるキャンのチャイがお勧め

写真

12/21 10:09

水明荘第2駐車場/駐車料金400円は、軽トラの窓から付属封筒に入れて投入すべし

12/21 10:34

つづら登り20分ほどで尾根に上る

12/21 11:21

暫く尾根の散歩を楽しめば、西肩峠に着く

12/21 11:43

直登15分で整備された蛾ヶ岳山頂に・・

12/21 11:59

富士山も良いけど、西に広がる南アルプス連峰が壮観

12/21 12:50

帰路は大畠山を経由するので、山頂の電波塔を目指す

12/21 12:51

此処も今年綺麗に整備され、ベンチまで設置されて快適

12/21 12:53

甲府盆地を眼下に、八ヶ岳〜奥秩父の山々が一望できる

12/21 13:01

景色を独り占めしながらの天上のランチ

12/21 13:43

尾根を更に下れば、四尾連峠に到着。四尾連湖に直下るルートが一般的だが、今日は子安神社まで足を延ばそう

12/21 13:58

2014年の山梨大雪被害の際に痛んだ神社は、もはや朽ちるを待つのみ（危険なので境内は立ち入り禁止）

12/21 14:01

大鳥居も倒壊したまま・・

12/21 13:59

山梨最大ともいわれる杉の巨木も、今や訪れる人も無いのだろう

12/21 14:15

四尾連湖畔まで下り、湖畔の水明荘デッキで一休み

12/21 14:21

アニメ「ゆるキャン」で主人公の姉が飲んでいたホットチャイ・・聖地巡礼ではないがいただこう

12/21 14:26

今日の山行を振り返って暫し至極の時

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 水(１L） ガスカートリッジ コンロ ケトル ライター 地図（地形図） ヘッドランプ ファーストエイドキット 携帯 サングラス タオル ナイフ

感想

marmot0307

冬の晴天に背中を押されて急遽近場にお山へ行こうと思い立った。
この時間から行けて、景色を楽しめるお気軽の山と言えば・・・
やっぱ蛾ヶ岳ですね〜〜コンビニでカップ麺とおにぎりを買って
山道を暫し山岳ドライブ。程なく水明荘第2駐車場が見えてくる。
平時は無人なので、駐車料金400円は軽トラの荷台に置かれた
封筒に車両ナンバーを記載して、少しだけ空いた窓からイン。。
いつもながらなかなかの工夫であると感心させられる。

支度を整えて、駐車場脇から入山。すぐに右手に折れて尾根への
つづら折りの上りを30分稼げば、四尾連湖分岐点に着く。
此処からは尾根道で快適なお散歩が楽しめるが、数か所痩せ尾根が
あるのでスリップなどには注意したい。最後の鉄橋を渡って暫しで
西肩峠に着く。ここから蛾ヶ岳までは僅か15分なのだが、結構な
急直登なので焦らずしっかりと足を運ぶのが良い。
登り切った山頂からの富士の眺めは素晴らしい。が・・反対西面の
南アルプスの白銀の峰々の神々しさには言葉を失うこと間違いなし。
此処でランチも良いのだけれど、風が冷たいし結構人も多いので、
私的には帰路の大畠山をお勧めする。往路を戻って四尾連湖分岐点
まで進み、更に尾根を行けば、山頂にテレビ塔の立つ大畠山に着く。
此処も今年（おそらく秋くらい）再整備され、甲府盆地方面の景観
が開かれ、なんと木製ベンチまで整った最高のランチプレイス。。
何よりいつも人がほどんどいない落ち着いた隠れスポットなのである。

ランチ後は四尾連峠まで快適に下る。ここで四尾連湖まで直下るのが
一般的なのだが、今回は更に直進して子安神社まで足を運ぶ。
2014年の山梨大雪災害の際に大きな被害を受けた（水明荘で聞いた話）
神社は神殿も大きく傾いていて、今にも崩れそうな危うさが漂うが、
歴史あるその風格は何ら変わるものではなかった。が・あと数十年も
すれば、歴史から消えて行ってしまう。。そんな寂しさがヒシヒシと
押し寄せる。大鳥居も完全に崩壊し、境内は危険なため立ち入り禁止
となっていた。脇の山梨最大ともいわれる大杉が一人佇んでいた。

湖畔まで下り、水明荘のテラスでアニメ「ゆるキャン」の主人公（姉）
が飲んだことで聖地巡礼ブレイクしたホットチャイをゆっくりいただき
ながら、今回の山行を振り返る至福の時間を楽しんでコンプリート。。