焼岳南峰 まさかのラッセル地獄
- GPS
- 07:11
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 1,049m
- 下り
- 1,044m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
広場まではトレースが残っており、歩きやすい。 広場から南峰までは股下まで埋まるラッセル地獄でした… 山頂直下あたりは地熱でスノーブリッジみたいになってるところが多数あり踏抜き注意! 広場から上のルートについてですが 登りは広場に差し掛かったあたりからすぐに向かって左側の尾根に登りつめ、下りは夏道になる谷筋の際の尾根筋を使いました。下りに使用したルートは雪がかなり深く、登りに使ってたら心折れてたと思います(笑) |
その他周辺情報 | 中の湯温泉旅館が休館日だったため、利用できず(泣) |
写真
感想
アルプスの百名山のうち、唯一残していた焼岳。
いつ登ろうか色々調べていると、最高峰である立ち入り禁止の南峰は積雪期であれば登れるとのこと。
往復500kmの運転だけが億劫でしたが
天気も良さそうだし、気持ちを奮い立たせいざ出発。
ちなみに冬山登山は6年ぶり。
北アルプスも7年前の冬季西穂以来でした。
中の湯温泉旅館の駐車場を利用するには
事前予約が必要なので、前日に電話しています。
その際、6時以降でないとゲートが通れない、四駆かつ冬タイヤの確認をされました。
朝7時過ぎにゲートに着くと、ゲートが閉まってる。。。開けてくれてるもんだと思い込んでましたが、どうやら自分で開閉するものらしい。
無事、旅館に到着。準備を済ませ、駐車料金を支払い旅館裏手から登山開始!
広場まではひたすら樹林帯を登っていきます。
トレースもしっかりついているので特に問題なし。部分的に急な場所もあるので早々にアイゼンを装着しました。
広場に差し掛かると焼岳が見えてきます。ここから夏道ではなく向かって左側の尾根に登りつめます。
最初こそトレースがあったのですが、途中からほぼ消えており、膝下くらいまで埋まりながら歩きます。
ある程度登ったところであまりに埋まるのでワカンに履き替え。稜線に出ると今度は雪がクラストしててこれはこれであるきにくい。
山頂直下の登りに差し掛かるあたりで再度アイゼンに履き替え、ストックからピッケルに変更。
股下まで埋まりながら、ひたすら歩きます。
平日で自分以外の登山者がおらず、一人でひたすらラッセルです。
山頂手前の岩場あたりは地熱により、地面に近いところは溶け、表面だけ雪が残っており、踏み抜き起こりやすく、バランス崩さないように注意が必要です。
想像以上に悪戦苦闘しつつもなんとか山頂にたどり着けました。山頂から見える北アルプスの山々の景色は御褒美のようでした!
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