権現岳・・・熊さんとバッタリ!!

2003年05月03日(土) [日帰り]

• GPS: 06:00
• 距離: 2.4km
• 登り: 714m
• 下り: 693m

コースタイム

私の記録は残っておらず、

現在、当時同行したメンバーに確認しています。

天候

快晴

コース状況／危険箇所等

熊に注意!!

写真

メンバー3名で登る

熊さんの生々しい痕跡

シャクナゲ

山頂でビールを冷やす

感想

malmal

この山の昔からの名物であるシャクナゲの花を見に行ったのですが、

残念ながら開花には早すぎた感じでした。

でも少しだけ咲いていたので、一応撮影には成功しました。



印象に残る思い出は、


中腹の尾根にて、小熊と出会ってしまったことです。


残雪の上で転がって遊んでいたところに出くわしてしまい、


と言っても、私は熊の姿は見ていません。

音だけはすさまじかったです。

先頭のケロヨンさんがロープ場をよじ登り、

その後ろを私が登り、

最後にsishinoさんが登るという順番でした。

ケロヨンさんが少々花粉症気味で、

ロープをよじ登り終えて、尾根に立って鼻をかんだ瞬間でした。

そのすぐ3mほど先に子熊がいたことに気付かず、

子熊も気づかなかったと見え、

ケロヨンさんが鼻をかんだ瞬間、その音に驚いて、

子熊は反対側の尾根の反対側の土手を転がるように逃げて行ったのです。

その時は、私たちはまだロープにつかまって登っている最中でしたが、

ケロヨンさんが、「アッ、クマだ！」と驚いた声で、

土手を駆け降りて逃げる音がすさまじく聴こえました。

幸いにして、襲われることもなく、親熊とも遭遇せず、

ケロヨンさん以外は見ることもありませんでした。

ただ、子熊がいた場所は、残雪が残り、

その雪で戯れていたんだと思われ、その生々しい痕跡の写真だけ撮ってきました。

あんな近くでもお互いに気付かなかったのは、

おそらく谷を挟んだ反対側に、白滝という名の滝があり、

その音で、双方の音がかき消されていたんだと思われます。
（地図では、スタート地点の上に白滝があります。）

こういうことがあるから気を付けないと怖いです。

今回は子熊だから良かったものの、親熊だったら、まずケロヨンさんの命はなかったことでしょう。