仙丈ヶ岳 厳冬期のリベンジ達成
- GPS
- 56:00
- 距離
- 28.4km
- 登り
- 2,157m
- 下り
- 2,160m
コースタイム
7:20戸台口駐車場−9:15鋸岳、角兵衛沢分岐−9:30鋸岳、熊穴沢分岐−
10:00丹渓山荘−12:10太平山荘−13:00長衛荘
2日目(12月22日)
4:05長衛荘−4:30一合目−5:00二合目−5:45三合目−6:20四合目−
7:05五合目、大滝の頭−11:05〜11:15仙丈ヶ岳山頂−12:20小仙丈−
13:05五合目、大滝の頭−13:25四合目−13:35三合目−13:45二合目−
14:05一合目−14:20長衛荘
3日目(12月23日)
6:45長衛荘−7:05太平山荘−8:00丹渓山荘−8:20熊穴沢分岐−
8:30角兵衛沢分岐−9:55戸台口駐車場
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
戸台口から積雪あり。南アルプス林道に出てからはラッセル地獄でした。 小屋番さんの話では、クリスマスとしては過去一番の積雪量だとか。 小仙丈と仙丈手前の偽ピークは、夏道と違って直登。 偽ピークは、積雪が少ないと山頂側に下ることが出来ないので注意。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
3〜4年前の正月。
あの時は、小仙丈を過ぎた辺りから天候が崩れ山頂付近で猛吹雪。山頂の手前のピークに間違って登り、その場で心が折れた。
まともに歩けないほどの強風のホワイトアウトの中を下山した。
山頂まで、あと数十メートルだったのに。
今回は、長年の因縁に決着をつけるべく再び仙丈へ向かった。
天気は良好。問題は風と、先日まで降ってた雪。
案の定登山口から積雪があった。
7:20頃から登山を開始したが、先行する人は少なく、太平山荘に出るよりだいぶ前から先頭に立ち、ひたすらラッセル。
太平山荘からの林道が、思いのほか雪深くて辛いラッセルだった。
やっとのことで長衛荘に到着したが、なんと!シャッターが閉まってる。
予約したのにどういうことだ〜!と思い、電話しようとしたが、圏外だった。
あきらめて下山しようと太平山荘付近まで下ると、下から小屋番さんが登ってきた。
助かった〜。危うくビバークする羽目になるかと思った。
軽い雪とはいえ、すでに2時間くらいラッセルしていたため、疲れきってました。
小屋番さんが言うには、クリスマスとしては過去最大クラスの積雪量だとか。
そのせいで小屋開けが遅れたそうです。
二日目は、朝3時起き。
4時からラッセル部隊に志願。
五合目付近まで3人でラッセル、ラッセル、ひたすらラッセル。
もう、しんどいわ〜。と思ったら、後ろから健脚な方が登ってきてラッセル交代。
一番深い六合目手前はラッセル盗ませていただきました。
六合目まで出ると、案の定風が強い。
とはいえ、前に来たときに比べれば全然たいした風ではない。
ただ、雪の量はその時よりもかなり多いのと、気温が低かった。
前回は、夏道が出ていたが、今回は完全な冬ルート。
小仙丈と、その先のピークはすべて直登。
前回の撤退ポイントも直登。雪が多くついてるので、山頂側へ下ることが出来る。
雪が少ないときは、山頂側へ下ることが出来ないので、偽ピークは巻くしかないのだ。
風は強いけど、3〜4年前の正月に比べれば、子供だましの風だ。
これくらいの風は冬の3000m峰なら、きっと当たり前なんだろう。
長いこと目標の一つにしていた厳冬期の仙丈を制覇。
10分ほど、山頂で写真撮影をして下山。すばらしい景色だった。
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