万年山
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 583m
- 下り
- 570m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
|
その他周辺情報 | 壁湯の福元屋に泊まりました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
玖珠盆地の南側に、「万年山」と書いて「はねやま」と呼ばれている山がある。柱状節理が見事な山で、山野南面は断崖絶壁となっている山だ。紅葉の美しい季節、この万年山に登ることにした。
登山ルートは車で8合目まで上がれる北側と、麓の黒猪鹿集落から九州自然歩道を辿る南側の二つのルートがあるが、柱状節理を眺めながら登る南側ルートを取る事にする。黒猪鹿集落の天満社付近までレンタカーで入り、此処から歩き始めた。天気が良く空は快晴。11月にも係らず暖かく風もない、絶好の登山日和だ。道は暫く、九州自然歩道にも指定されている林道を進んでいく。車を止めた集落から約1時間で、「おしがおの台」に到着。ススキの原の向こうに、見事な柱状節理が発達した万年山を望むことができる様になった。作業道と交差する辺りに万年山1.0キロの標識があり、此処からは登山道となった。
雁払われたススキの中を進む道は、次第にスギ林の中を登る階段状の道となり、樹林帯を抜けるあたりから道が怪しくなる。何とか踏み跡を辿り、草と低木が混じる斜面を登るようになるが、益々道が混沌としてくる。直角に曲がった地点には、帰路見過ごさない様に小枝の柱を地面に建てて慎重に進んでゆくと、やおら展望が開け平坦な草地に出た。200m位先に山頂部と思われる少し高い場所があるが、この辺りからは背の高い笹に覆われ道は全く不鮮明になった。
踏み跡も分からない笹原を、藪漕ぎしながら進むのは少々危なく感じ、山頂を目の前にして引き返すことにする。来た道をゆっくり戻ると、岩の上に赤テープが落ちている。ホッとしながらそのまま踏み跡を少し下ると、突然道が消えた。一瞬「道迷い」の恐怖も感じたが、時間はまだ早い。場所をずらさないように木の間を行き来する事約15分、漸く登りの時に建てた目印の枝を見つける。ホツとした。ここからは慎重に道を外さない様に、帰路を戻り登山口に戻る事が出来た。
久しぶりに山頂を踏めないヤマトなった万年山であるが、今日の宿である麓の壁湯温泉「福元屋」に着くと、通された部屋の名が何と「万年」。山頂には立てなかった万年山ではあったが、宿の部屋が「万年」という事も何かの奇遇。また来なさいという事なのだろう。
後で宿の人に聞くと、地元の人は皆、北側の8合目まで来るまで入り、此処から登っているとの事。ミヤマキリシマの花の時期が良いとのことで、今度は花の時期に再度訪ねようと思った万年山であった。
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