イトムカの幻の滝



- GPS
- 07:33
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 325m
- 下り
- 346m
コースタイム
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
層雲峡遠征4日目、しかし層雲峡は結構な雪だったので、峠の反対側なら雪も弱そうな予報ということで、留辺蘂のイトムカの幻の滝を目指してみることに。
最近開拓された氷瀑ということで情報は少ないが、場所は何となく分かっていた。しかし、出発直後に、スマホに地図をキャッシュしていない問題が発覚、少し戻って電波を入れるもダウンロードできず、悩んだ末スマホを再起動したら問題なくダウンロードできた。時間返せー
トレースは獣の物を除いて皆無だったが、スーパーカンジキ着用で、大してきつくない程度のラッセル。雪を避けて来たはずなのに普通に雪が降ってきたが、適当に目的の沢沿いに遡っていくと、前方に立派な氷瀑が見えてくる。もうひと頑張りで、滝へ到着。バージンの美しい氷瀑が3本もあって、素晴らしい。しかし、どれも垂直で登れるかどうか不安に。
とりあえず、一番易しそうなヤマメの滝をリード。何度かアックステンションの誘惑に負けそうになったが、ここで落ちてもスクリューで止まるし、と言い聞かせ、何とかリードに成功(V+)。ロープスケールは25m程度。TRをセットしてS井がトライするも、トップアウトできずに敗退。確かに、硬くて厳しい氷である。
もう1度、次はTRで登り、リードは無理そうだと諦めた隣のニジマスに、滝上でトラバースしてTRをかけた。このTRでニジマスを登ったが、ガチャガチャした氷でスクリューの決まりも悪そうで、手足も抜けやすく、垂直部もヤマメより長くて非常に厳しい(VI-)。もう少し氷が発達すれば、多少は登りやすくなるのだろう。
再度、雪が強まる中、少しラインを変えてニジマスを登り、両方のTRを回収。短時間でも腕が終わるような厳しい氷であった。イワナは今日は下見だけで、またいつの日にか。
それにしても、登り応えがあって見た目も素晴らしい氷瀑が3つもある良い所だった。また層雲峡に来る機会があれば、ここにも再訪したい。
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