エアマットレビュー『登山用レギュラーワイド達(^O^)』 (サーマレスト)ネオエアーXサーモマックス、ネオエアーXライト、(ニーモ)テンサーインシュレイテッド、(モンベル)U.L.コンフォートシステムエアパッド、参考までにフォーム入りU.L.コンフォートシステムアルパイン25
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| 過去天気図（気象庁） | 2022年01月の天気図 |
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写真
レギュラーワイドサイズの(登山用)エアマットレビュー(� 銑�)。左から
●参考として600mlペットボトル
��(モンベル)エアパッドワイド
��(ニーモ)テンサー インシュレイテッド
��(サーマレスト)ネオエアーXライト
��(サーマレスト)ネオエアーXサーモマックス
●右端に参考としてフォーム入り
(モンベル)アルパインパッド25
拍手左から
●参考として600mlペットボトル
��(モンベル)エアパッドワイド
��(ニーモ)テンサー インシュレイテッド
��(サーマレスト)ネオエアーXライト
��(サーマレスト)ネオエアーXサーモマックス
●右端に参考としてフォーム入り
(モンベル)アルパインパッド25
(モンベル)U.L.コンフォートシステム アルパインパッド25 180
(公称)Φ16✕25cm
(実寸)Φ15✕30cm
※展開後に普通に畳んだ場合
展開すると(公称)180✕50✕2.5cm
モンベル用ポンプサック3〜4回で9割方空気が入ります(柔らかめ)、私好みの固めで腰の強い状態にするには口で息を吹き込んで仕上げます。
(公称)180✕50✕2.5cm
モンベル用ポンプサック3〜4回で9割方空気が入ります(柔らかめ)、私好みの固めで腰の強い状態にするには口で息を吹き込んで仕上げます。
厚さは2.5cmですが肉抜きがされていないマットで、パンパンに空気を入れると腰があり寝心地が良いです。また、スポンジタイプのため寝返り等で気になる音が出ることはありません。
また、スポンジタイプのため寝返り等で気になる音が出ることはありません。
(公称)Φ11✕25cm
(実寸)Φ8.5✕28cm
※展開後に普通に畳んだ場合
展開すると(公称)180✕60✕7cm
モンベル用ポンプサック4〜5回で9割超空気が入ります、私好みの固めにするには口で息を吹き込んで仕上げます。
(公称)180✕60✕7cm
モンベル用ポンプサック4〜5回で9割超空気が入ります、私好みの固めにするには口で息を吹き込んで仕上げます。
収納サイズ(公称)Φ8.5✕24cm
(実寸)Φ9✕28cm
※展開後に普通に畳んだ場合
十分コンパクトに収納できますが、公称値より大きくなります。
(公称)Φ8.5✕24cm
(実寸)Φ9✕28cm
※展開後に普通に畳んだ場合
十分コンパクトに収納できますが、公称値より大きくなります。
展開すると(公称)183✕64✕8cm
実寸は縦が180cm程度に縮みます
附属のポンプサック3〜4回で9割方空気が入ります(柔らかめ)、私好みの固めにするには口で息を吹き込んで仕上げます。
(公称)183✕64✕8cm
実寸は縦が180cm程度に縮みます
附属のポンプサック3〜4回で9割方空気が入ります(柔らかめ)、私好みの固めにするには口で息を吹き込んで仕上げます。
厚さは8cm、中に断熱シートが入っていますがカサカサ音等は少なくて個人的には気にならないレベル、(避難)小屋の場合に配慮しようかなという程度。
(公称)Φ11✕28cm
(実寸)Φ11✕25.5cm
※展開後に普通に畳んだ場合
公称よりも小さくまとまります
展開すると(公称)183✕64✕6.4cm
附属のポンプサック9〜10回で9割方空気が入ります(柔らかめ)、固めにするには更に3〜5回入れれば十分でしょう。
※ポンプサックで楽々空気が入るので口で入れる必要は全くなし
(公称)183✕64✕6.4cm
附属のポンプサック9〜10回で9割方空気が入ります(柔らかめ)、固めにするには更に3〜5回入れれば十分でしょう。
※ポンプサックで楽々空気が入るので口で入れる必要は全くなし
厚さは6.4cm、中に入っている断熱シートはカサカサ?パリパリと賑やかな音で耳障りなレベル。(避難)小屋の場合には細心の配慮が必要で、極力寝返りを打たないようすべきです。
(避難)小屋の場合には細心の配慮が必要で、極力寝返りを打たないようすべきです。
(公称)Φ10✕28cm
(実寸)Φ12✕27cm
※展開後に普通に畳んだ場合
公称より少し太くなる感じです
展開すると(公称)183✕64✕6.4cm
附属のポンプサック13〜14回で9割方空気が入ります(柔らかめ)、固めにするには更に3〜5回入れれば十分でしょう。
※ポンプサックで楽々空気が入るので口で入れる必要は全くなし
(公称)183✕64✕6.4cm
附属のポンプサック13〜14回で9割方空気が入ります(柔らかめ)、固めにするには更に3〜5回入れれば十分でしょう。
※ポンプサックで楽々空気が入るので口で入れる必要は全くなし
厚さは6.4cm、中に入っている断熱シートは多少カサカサ音がありますが個人的には(使用している本人は)許容範囲。下位グレードのXライトと比較するとワンランク以上？静かです。
(避難)小屋の場合は(使用本人以外は)、気になるレベルなので配慮が必要でしょう。
下位グレードのXライトと比較するとワンランク以上？静かです。
(避難)小屋の場合は(使用本人以外は)、気になるレベルなので配慮が必要でしょう。
写真なので角度がついて分かりにくいですが、一番上のワイドでない(幅50cm)マミー型だとこんな感じ。
ワイドでも長方形でないマミー型(サーマレスト)だと足元はかなりスリムになってきます。せっかくワイドを選ぶならば極力長方形型を選ぶのが吉でしょう。
せっかくワイドを選ぶならば極力長方形型を選ぶのが吉でしょう。
エアマット4枚は厚さが6.4〜8cmと微妙に違いますが、寝てみるとその違いはほとんど実感出来ません。またパンパンに空気を入れればどれもそれなりの腰があって、ふわふわ感は無くすことが可能です。
逆流防止弁になっていて、入れている途中で抜けることはありません。抜くときは弁を押すと空気が出ていきます。※弁を強く押して大きくずらして(その状態を)維持すれば、一気に勢い良く空気を抜くことも可能
※弁を強く押して大きくずらして(その状態を)維持すれば、一気に勢い良く空気を抜くことも可能
モンベルはポンプサックは別売(2021年度3,520円)、ポンプサックを使えば9割以上のレベルまで空気を入れられますが、抵抗が大きめで力が必要です。腕力に自信がない場合は体重をかけて入れるとよいでしょう。パンパンに空気を入れるには(大抵の人は)口で入れることとなります。
パンパンに空気を入れるには(大抵の人は)口で入れることとなります。
逆流防止弁になっていて、入れている途中で抜けることはありません。抜くときは弁を押すと空気が出ていきます。※弁そのものも(取っ手が付いていて)はずすことができて(はずせば)一気に勢い良く空気が抜けます
※弁そのものも(取っ手が付いていて)はずすことができて(はずせば)一気に勢い良く空気が抜けます
付属のポンプサックを使えば9割以上のレベルまで空気を入れられますが、抵抗が大きめで力が必要です。腕力に自信がない場合は体重をかけて入れるとよいでしょう。パンパンに空気を入れるには(大抵の人は)口で入れることとなります。
パンパンに空気を入れるには(大抵の人は)口で入れることとなります。
2020年から、使いやすい新型のウイングロックバルブに切り替わりました(^o^)
バルブを左に回して(上に出して)から空気を入れます。※勿論、逆流防止弁仕様抜くときは(このモデルでは緑色の)レバーを左に回すと空気が出ていきます。
抜くときは(このモデルでは緑色の)レバーを左に回すと空気が出ていきます。
付属のポンプサックでパンパンになるレベルまで空気を入れることができます。多少入れる(ポンプする)回数が多くなるものの抵抗が小さいため腕力に自信がない人でも楽々空気が入れられます。
口で空気を入れる必要がないため、衛生面でも耐久性の面でも花丸です。
※呼気だと湿度の高い空気で比較的本体を痛めやすい
多少入れる(ポンプする)回数が多くなるものの抵抗が小さいため腕力に自信がない人でも楽々空気が入れられます。
口で空気を入れる必要がないため、衛生面でも耐久性の面でも花丸です。
※呼気だと湿度の高い空気で比較的本体を痛めやすい
感想
登山で使われる人気エアマット4種類、
いずれもレギュラーワイドサイズでレビューをしてみました。
本当は2連休で1泊2日で八ヶ岳·天狗岳中腹の黒百合ヒュッテで雪山テント泊予定でしたが昨今のコロナ感染再爆発で気持ちが盛り上がらず自粛(>д<)
自前の登山マットが増え比較考察できるようになったためレビューを書いてみました。
本来はヤマレコ日記の領域ですが写真が3枚までで、とても書ききれないため山行記録·その他を利用させていただきました。あらかじめお詫び申し上げます(>ω<)。
比較したマット
●参考として、フォーム入りエアマット
(モンベル)U.L.コンフォートシステム アルパインパッド25 180 ※これはワイドでないです
《サイズ》180✕50✕2.5cm ※マミー型
《収納サイズ》(公称)Ф16✕25cm(実寸)Φ15✕30cm
《重量》664g
《素材表面》30Dポリエステル
《R値》推定3.1前後(非公表)
※同作りのマットから推定
このマットは作りがしっかりしていてパンクしづらい印象、個人的にクローズドセルマット代わり。(内部は)肉抜きのないウレタンで空気をパンパンに入れば腰があり、厚さの割に保温性が高い。それでいて収納サイズはクローズドセルマットより格段にスモール。3シーズン、外気温3〜5℃以上であれば底冷えを感じないでしょう(個人の感想)。
エアマットと比べたらフォームが入っている分どうしても収納サイズは大きく、ワイドでないにもかかわら容積がふた回り以上？大きくなります。
��(モンベル)U.L.コンフォートシステム エアパッドワイド 180 定価12,650円
《サイズ》180✕60✕7cm ※長方形型
《収納サイズ》(公称)Ф11✕25cm(実寸)Φ8.5✕28cm
《重量》638g
《素材表面》30Dポリエステル
《R値》推定1.5前後(非公表)
※同作りのマットから推定
このマットは素材が30Dですが作りがしっかりしておりエアマットとしてはパンクしづらい印象。但し内部に断熱材が入っていないため冬期使用は寒いです。(基本的に)3シーズン使えますが、春秋の高山は厳しく、低山でも寒がりな人は初春·晩秋に底冷えするかもしれません。夏山と(10℃以上の)3シーズンキャンプに最適でしょう。
��(ニーモ)テンサー インシュレイテッド レギュラーワイド 定価23,650円
《サイズ》183✕64✕8cm ※長方形型
実寸は膨らむと(縦)約180cmに縮小
《収納サイズ》(公称)Φ8.5✕24cm(実寸)Φ9✕28cm
《重量》540g
《素材表面》20Dポリエステル
《R値》3.5
このマットは素材が20D。作りがしっかりしていてエアマットとしてはしなやかで触り心地(寝心地)上々ですが、薄い素材のためパンクには要注意。
3シーズン使える汎用性の高いマット、外気温0℃以上ならば快適。雪中キャンプでなければ−5℃位までいけそうです。
��(サーマレスト)ネオエアーXライト レギュラーワイド 定価30,800円
《サイズ》183✕64✕6.4cm ※マミー型
《収納サイズ》(公称)Φ11✕28cm(実寸)Φ11✕25.5cm
《重量》430g
《素材表面》30D高強度ナイロン
《R値》4.2
このマット素材は30Dナイロンですが、作りが頼りない感じ(極端にいえば風船に近い)。また、しなやかさが足りない感触でニーモの20Dポリエステル同等の対パンク性能と思われます(下手したらそれ以下)。
※D(デニール)だけで強度·対パンク性は決まりません、素材やその折り方·縫い方·密度等に左右されます
R値が4.2と高めで、ほぼオールシーズン使えるマット。雪中キャンプでなければ−10℃位までいけそうです。
但し夏は(暑いので)高山以外では使用を控えた方が懸命でしょう。
��(サーマレスト)ネオエアーXサーモマックス レギュラーワイド 定価35,200円
《サイズ》183✕64✕6.4cm ※長方形型
《収納サイズ》(公称)Φ10✕28cm(実寸)Φ12✕27cm
《重量》610g
《素材表面》(上面)30D高強度ナイロン
(下面)70Dナイロン
《R値》6.9
このマット素材は上面は30Dナイロンですが下面は70Dナイロン。基本の作りは頼りない感じなのですが、下面は素材の太さで強度を保っています。
※上面はやわなのでパンクにご注意
R値が6.9と極めて断熱性が高く、雪山テント泊·雪中キャンプに最適なマットです。
個人的にこのマットで、外が−20℃でも(コンフォート−10℃、リミット−18℃の寝袋使用で)ダウンを着込むことなく底冷え皆無で快眠できました。
但し夏と春秋の低山では(暑いので)使用を控えた方が懸命でしょう。
【まとめ】
ワイドマット(横60〜64cm)について、ノーマル(横50〜52cm)と比べて明らかに余裕があります。多少大柄な男性でも寝袋にくるまればノーマルでもギリギリジャストサイズかもしれませんが、寝袋で就寝前にマット上でくつろぐ場合にワイドでないと幅が不足してきます、手が普通にマットからはみ出ます。また足も肩幅近くまで開くと(マミー型では)マットからはみ出ることになります。
ワイドにすることで手足がマット上におさまるようになり多少の寝返りでもゆとりがうまれます。
※マミー型のワイドはジャストサイズで足元の広さはノーマルとさして変わりません
なお、ワイド間の微妙な寸法の違い(60〜64cm)は特に違いを感じられないので気にしなくて良いでしょう。
� 銑い離┘▲泪奪箸糧羈咾砲弔い討任垢�、
●マットの固さについて
どれも空気の入れる量で調整可能で大差無し。
●肌触り、音色
1ニーモ
2モンベル
3サーマレスト(ネオエアーXサーモマックス)
4サーマレスト(ネオエアーXライト)
サーマレストは中の断熱素材のカサカサ·パリパリ音が耳について評価を下げています、特にネオエアーXライト
●断熱性
1サーマレスト(ネオエアーXサーモマックス)
2サーマレスト(ネオエアーXライト)
3ニーモ
4モンベル
●対パンク性能
1モンベル
2サーマレスト(ネオエアーXサーモマックス)
3ニーモ
4サーマレスト(ネオエアーXライト)
●重量(軽さ)
1サーマレスト(ネオエアーXライト)
2ニーモ
3サーマレスト(ネオエアーXサーモマックス)
4モンベル
●収納サイズ(小ささ)
1モンベル
2ニーモ
3サーマレスト(ネオエアーXライト)
4サーマレスト(ネオエアーXサーモマックス)
★選ぶ基準、目安★
夏山メインで、寒くなってきたら避難小屋·テント泊をしない場合、対パンク性と収納サイズを考慮してモンベルがベスト。※定価もライバルの半値位
冬山は考えず、3シーズンこれ一つで回したい場合は、バランスの良いR値3.5のニーモ。
雪山·雪中キャンプ以外のオールシーズン使いたければR値4.2で軽量なサーマレスト(ネオエアーXライト)
※緊急用マットしてもR値·重量·収納サイズのバランス的にベター
雪山や雪中キャンプで使いたければR値6.9のサーマレスト(ネオエアーXサーモマックス)。
以上、本来は山行記録であるヤマレコでエアマットレビューを最後まで見てくださった皆様、お疲れ様でありがとうございました(^.^)
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