錫杖ケ岳(加太向井道)往復
- GPS
- 02:55
- 距離
- 3.9km
- 登り
- 432m
- 下り
- 413m
コースタイム
9:30 駐車地
9:55 柚之木峠
11:10 錫杖ケ岳 山頂
11:30 山頂 発
12:05 柚之木峠
12:25 駐車地
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山道入り口手前の路肩に14・5台の駐車スペース 有 |
コース状況/ 危険箇所等 |
アクセスの林道ですが、通常は問題なしですが 冬の厳寒期には数箇所凍結箇所が見られるので、注意が必要です。 登山道はしっかりと整備されており、無茶をしない限り 安全に登山できます。 ただし、冬の積雪期にはどの山でも同じですが、思わぬ落とし穴があったりして 足元には十分注意が必要です。 今回は、雪は少なかったものの、融けかけた雪がシャーベット状になって 足をすくわれることがありました。特に木の根っこには足を載せないようにしましょう。 また、山頂直下の岩場には、鎖・ロープが設置されていますが、岩の表面は濡れていると 滑ります。三点確保を確実にして昇り降りしましょう。 今日は使わなかったですが、念のためアイゼンは携帯したいものです。 スノーシューは不要です。 |
写真
感想
近々、藤原岳や鎌ケ岳を予定しているので足慣らしをかねて錫杖ケ岳に向かった。
以前は芸濃町の垣内側から登っていたが、向井の道は変化もあって登りやすいので
最近はこの道を利用している。
昨夜から寒気が入り込み小雪もちらついていたので、さぞかし山は雪深いだろうと
思っていたが、どうやら肩透かしを食ったようだ。
登山道はシャーベット化した雪が、泥と混じってソールにまとわりついた。
先行する単独の方に続いて相変わらずのんびりとスタートする。
小神武谷川の支流に沿って柚之木峠まで続く小道は、ウォームアップにはもってこいの
道程である。杉木立の間から差し込む朝陽が、ひと時幻想的な雰囲気に誘ってくれた。
融けかけた雪の付く木橋に注意しながらほどなくすると柚之木峠。
南に目をやると嘉嶺の頭だろうか、ガスのなかに影絵のように浮かんでいる。
どうやら青空は望めそうにもない天候だ。
峠を通り抜ける冷たい風に、おもわずヤッケのフードを立てた。
痩せ尾根、木の根の急登を繰り返しながら高みへと向かいながら思った。
以前ならひょいと越えられた段差でも、不意にバランスを崩すことがある。
それなりのトレーニングをしていても、加齢にはかてないのだろうか。。
それゆえ、無意識に足運びは慎重になり、ペースもダウンする。
まあそれでも何もせず、家にじっとしているよりはいいか、と
自分を納得させながら、この先もマイペースで行こうかと思う。
山頂直下の鎖・ロープでアスレチックを楽しんだ後、飛び出した山頂からの景観は
といえば、乳白色のベールをまとったようで、鈴鹿の峰々も伊勢湾もその中に飲み込まれていた。
かろうじて、経ケ峰・明星ケ岳がその輪郭を見せていた。
この寒さの中長居は無用かと、眼下の錫杖湖を見納めに山頂を後にした。
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