記録ID: 4042741
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無雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山
今熊山
2008年10月12日(日) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 868m
- 下り
- 864m
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
踏み跡を外さぬよう注意。 |
その他周辺情報 | 肘折温泉 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
カメラ
シュリンゲ
|
---|
感想
月山の北に広がる山地は、標高は低いが謎に満ちた野生の地だ。かつてその真っただ中に今神温泉があった。白装束で湯にひたり、念仏を唱えるというおどろおどろしいその様子を、一度じかに見たいと思っていたのだが、時すでに遅く、この温泉はすでに廃業してしまっていた。この温泉の近くから、猟奇漂う今熊山の岩峰を目指す。標識などといったしゃれたものは何もないが、踏み跡はある。御池の謎めいた空気を吸って山頂を目指す。山頂に立った後は、さらに西の谷あいにあるという浄ノ滝へと向かう。道型は怪しくもかろうじてつながっている。浄ノ滝の谷筋に降りると、林道からの道と合し、すぐに滝に出る。一枚岩が割れたような左右の岸壁に間を、豊かな水量で勢いよく滑り落ちる水流。この滝も妖気を発している。その不思議な空気を十分に吸い込んだら、往路を引き返す。途中にはサルナシが実り、ミズが立派なコブをつけて待っていてくれた。
前日は肘折温泉に泊まった。その朝市はタイムスリップして時代劇を見ているような気分になる。始発バスが来ると、皆、慣れた様子でバタバタと路面に置いた商品を下げ、そのすぐ後をバスのタイヤが滑ってゆく。何とも不思議な光景!その後何度か訪れたが、昔ながらの旅館のもてなしを続けられなくなっている宿も出てきている。何とか頑張ってほしいものだ。初めて訪れたこの時は南から山の中の道を車で走ってやっと着いたのだったが、北から南下すればずっと楽に肘折に達することができることがわかった。
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