記録ID: 4055663
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ハイキング
箱根・湯河原
函南原生林「不伐の森」で巨木レコ
2022年03月05日(土) [日帰り]
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 04:14
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 327m
- 下り
- 324m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:19
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 6:12
8:33
0分
函南桜まつり駐車場
8:33
9:48
0分
函南桜まつり散策
9:48
9:48
0分
函南桜まつり駐車場
9:48
10:23
0分
車移動
10:55
10:55
57分
原生の森入口
11:52
11:55
79分
分岐
13:14
13:14
31分
鉄塔
13:45
13:45
38分
分岐
14:23
14:23
22分
原生の森入口
14:45
ゴール地点
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ちょっと急坂もありますが快適なコースです。 |
写真
「かんなみ桜まつり」は2/11〜3/6ですが、低温のため開花が2週間程度遅れたそうで、3/13までメイン駐車場は開放延長だそうです。中央に葛城山。その右に遠く達磨山。伊豆の山並みは春霞の中です。
函南原生林「不伐の森」。この森は、地域の農民が自主的に禁伐の掟を作り、資金と労力を拠出し先祖代々保護してきたので禁伐林と呼ばれています。(函南町HP「THE函南遺産」より引用)http://kannami13.sakura.ne.jp/plant-genseirin.html
函南町のHPには原則として入山禁止とあったので、前日に「箱根禁伐林組合」に電話してみたところ「ポストを見つけた時には記帳をお願いします。火気は禁止です。」と親切に答えていただきました。
「函南原生林の大ブナ」のお話。
以下函南町HP「THE函南遺産」より引用「かつて大ブナの根を保護するために設けられた展望台からは雄大な大ブナの姿は見えません。巨大ブナ(推定700年)は、平成17年に倒れて枯死して仕舞いました。昭和60年までは人が入ることはありませんでしたが、昭和63年に[日本一幹の太いブナノキ]と認定を受けてから、一躍有名となり、連日ツアー客が入るようになりました。」
以下函南町HP「THE函南遺産」より引用「かつて大ブナの根を保護するために設けられた展望台からは雄大な大ブナの姿は見えません。巨大ブナ(推定700年)は、平成17年に倒れて枯死して仕舞いました。昭和60年までは人が入ることはありませんでしたが、昭和63年に[日本一幹の太いブナノキ]と認定を受けてから、一躍有名となり、連日ツアー客が入るようになりました。」
引用その2「管理者の箱根山禁伐林組合は急いで、[学習の道]などの整備を進めましたが、サクを越えてブナに近づく人は後を絶たず、下草が踏み荒らされ、根腐れが徐々に進み、台風の度に大枝が落ちることが多くなっていきました。養分が回らなく、芽吹きも減ってしまい、ついに倒れてしまったのです。」
ここに立っていたのかな。見たかったな。
ここに立っていたのかな。見たかったな。
感想
「かんなみの桜まつり」で柿沢川の川堤に咲く河津桜を見て、函南原生林に行きました。
昨年はこの時期に「ザゼンソウ、ネコノメソウ、ヤマルリソウ」という早春の花を楽しむことができたので今年も期待していましたが、低温が続いたせいか春の歩みが遅れたようで、柿沢川の桜は五分咲き、函南原生林のザゼンソウは2株だけ。ヤマルリソウは見つけることができませんでした。
でも、函南原生林は「巨樹古木の森」ということでいろいろな種類の巨木を楽しむことができました。「学習の森」ということで、樹名板が多くて葉っぱがなくても樹種名がわかって嬉しかったです。もっとも葉っぱがあっても巨木過ぎて葉が遠すぎるでしょう。
帰ってからローカルニュースを見ると東海地方で春一番とのこと。原生林に入るとずーっとゴーゴーと凄い風の音。にもかかわらず、森の中は快適に歩くことができました。沼津アルプスの稜線あたりは大変なことになっていたんではないかな。帰りの新東名では車が横風に流されるのを感じました。
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コメント
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知らなかった こんな原生林が函南にあるとは!転勤で熱海にいたことがあったのに…
ゴルフした覚えがあるくらい
管理されないと守れない森 人間の手が入らないと森は死んでしまうと聞きます
今は里山も荒れ放題
巨木もよく雷にうたれず残っているリロ
神が宿っていそうリロ
私も昨年まではこんなに手軽にブナやヒメシャラの大木を見ることができる場所があるとは知りませんでした。行ってみてとてもびっくりしました。
箱根山の南麓は水はけがよく、野菜の栽培も盛んなので、この場所は水源の森として貴重だったのだろうと思います。広々とした緩斜面の畑やゴルフ場の間を通って着いた先の森は、別世界のようでした。
春一番の強風で、上空からはゴーゴーと恐ろしい音が聞こえていましたが、谷間の森の中ではそんなに風を感じず、高木も揺れておらず、森に守られている感がありました。
原生林の生い立ちなど、静岡県のホームページにある「静岡県自然観察ガイドブック 函南原生林」にとても詳しく書いてあります。興味がありましたら見てみてください。
https://www.pref.shizuoka.jp/kankyou/ka-020/kankyokyoiku/documents/21kansatugaido.pdf
写真70・71の花は、ムカゴネコノメソウのように見えますが如何でしょうか。とても綺麗に撮れていると思います。
山行お疲れ様でした。それではまた😊
嬉しくて撮りまくった写真がたくさんあったので、図鑑やネットと比べてみました。ご指摘のとおりムカゴネコノメソウのようです。苞の色、葉の付き方、地面からの生え方など勉強になりました。
覚えも悪く、その場でネットとか図鑑を広げることができないので、スミレとかネコノメシウはななかわかりません。どうもありがとうございました。これからもよろしく。
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