青笹山・真富士山


- GPS
- 08:06
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,259m
- 下り
- 1,253m
コースタイム
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 8:07
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
先月、安倍川東山陵南部の真富士山と竜爪山を縦走した。自宅から比較的近く、また富士山の眺めも素晴らしい。安倍川東山陵、なかなか良いんじゃないか。夏の暑い時は避けたいけど、今がいいねとまたまた安倍川東山陵を目指した。今回は、青笹山から第一真富士山までの縦走。
【真富士山第三登山口→浅間原】
真富士山第三登山口駐車場に車を停める。8時なのに駐車車両ゼロ(帰りも駐車車両ゼロ)。あまり人気なさそうなコースだし、だいいち平日に山に登るのは高齢者だけか!
林道(舗装路)を終点まで北に向かう。終点までは約3.8km。林道はところどころ残雪があるものの、滑り止めがなくとも前には進める。
林道終点は本当にどん詰まり。左の小さな沢に橋が架かっていて、そこから登山道が延びている。ヤマレコの地図には出ていないが、十分歩ける登山道。
どうも途中で分岐をミスしたみたいで、一つ手前の尾根に乗ってしまったが、登山道もピンテもしっかりしておりそのまま浅間原に向かう。送電線の下に出ると展望が開ける。ここからは大無間山の眺め。そのまま開けた送電線の下の道を登っていけば、浅間原に着く。
雪は1,250m付近からあるが、登りなら滑り止めなしでも行ける。
【浅間原→青笹山】
もう大変の一言。笹藪と残雪がミックスした難路。思いのほか時間が掛かり、体力が奪われた。
基本的には稜線を辿っていけば登山道を見失うことはないが、ところどころ股下まで埋まる残雪があったり、雪の重みで笹が倒れていたりで、なかなか足が前に出ない。笹の高さは背丈以上ある。
特に、太平山手前の登りとその先の青笹山の登りは笹藪漕ぎを余儀なくされる。笹藪の下に隠れた登山道は残雪が凍結しており、薮漕ぎと滑る足元で体力を奪われる。
青笹山の頂上は氷が溶けて、グチョグチョ状態。頂上からの展望は360度。富士山・南アルプス南部の名峰の姿が美しい。北側のうつろぎ山が邪魔になって安倍奥の山は見えない。うつろぎ山まで行って、安倍奥の山を眺めてきた。
【青笹山→浅間原】
残雪と笹藪との戦い。下りなので、滑り止め装着がベター。これから向かう真富士山方面の山並みは、青笹山から少し下りたところで見えるが、そこを逃すともう見えない。
【浅間原→湯ノ岳】
1,438mピークまでは雪と笹藪漕ぎ。1,438mピークでは南アルプス深南部が見えるが、それ以外は展望なし。1,438mピークを過ぎると、笹の藪漕ぎはなくなる。
湯ノ岳頂上は展望なし。
【湯ノ岳→第二真富士山】
雪・凍結あり。展望は1ヶ所、第二真富士山を望むポイントあり。
第二真富士山の山頂からは、東側に富士山・駿河湾・伊豆半島方面の展望あり。
【第二真富士山→第一真富士山】
マフジ峠までの下りは南斜面なので、雪なし。ただし、途中急傾斜(ロープ)の下りあり、足元注意。
マフジ峠から第一真富士山までは北斜面につき、雪・凍結あり。
第一真富士山の頂上からは、東側に富士山・駿河湾・伊豆半島の雄大な展望、西側には南アルプス南部の名峰を眺めることができる。
【第一真富士山→真富士山第三登山口】
ヲイ平へのトラバース道は、雪・凍結・急斜面で慎重さが求められる。足元注意。かなり下っても(標高1,000m付近まで)雪あるいは登山道の凍結あり。笹の藪漕ぎで体力を消耗したが、なんとか無事に登山口に戻った。
行程中誰一人ともすれ違わず、静かな山行を楽しむことができた。このコースは、不人気なのかな。
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