記録ID: 4063325
全員に公開
アルパインクライミング
大雪山
朝陽山〜ニセカウ南稜
2022年02月25日(金) 〜
2022年02月27日(日)


- GPS
- 56:00
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,318m
- 下り
- 1,464m
コースタイム
朝陽山〜ニセカウ南稜〜夏道尾根
L中川(3AL佐藤(2017M宮下(2
<ルートと時間>
Day1:登山口(6:00)朝陽山(10:00)・1558先コル(13:10)=Ω1
雪。車出た瞬間から気にならない風。朝陽山の夏道はピンクテープ連打。ラッセル足首〜膝。ここ最近の中では快適。ピーク付近で視界100。・1241コルに向け慎重に地図読みしつつ進む。・1558までは東側に雪庇。・1558超えたところで視界50切り、雪庇と空の境界わかりにくくなったので適当なコルの吹き溜まりでΩ1。1h10min。
Day2:Ω1(6:00)孫槍手前コル(7:00)小槍(8:30-11:30)大槍(13:30-14:30)夏道尾根合流点(14:45)=Ω2
ガスのち晴れ。Ω出た瞬間から気にならない風視界2,300。ΩからEP。孫槍の下りはブッシュ掴みながら急なcd。小槍は正面に見える左上クーロアールを40mALリード。終了点下は木、上はハイマツ。中間はイボイボトライカムブッシュ。化け物右の1p目くらいか。小槍頭から30m懸垂×2とブッシュトラバース少々で南稜に復帰。この頃から急に視界が出始め、気になる風の向こうに大槍がその姿をあらわす。小槍からしばらく行ってズボズボなのでスノーシュー。大槍手前ポコの登りで再びEP。このあたりは時折降られる風でアックスにしがみついて耐風姿勢取りつつ進む。大槍は最短距離で頭に抜けれそうなリッジのちょい右を15mLリード。終了点下はトライカムアックス、上はハイマツ。中間はトライカムブッシュ。大槍上の細いリッジもそのまま40m確保して通過。これで核心はおしまい。南稜を振り返り、充実感を噛みしめる。夏道尾根分岐わかりづらいので翌日悪天だった場合に備え合流点にてΩ2。2h15min。
Day3:Ω2(9:00)・1553(11:00)国道(16:50)
ガス。Ω出るとほぼホワイトアウトなので時間待ち。7時まで待ったが変わらないので平山乗っ越しは諦め、せめてニセカウAtをと9時まで震えながら待つが全く回復せず、夏道尾根を下ることにする。視界10切る中、目の前の地形に目を凝らしつつEPで下る。若干彷徨ったがなんとか尾根に乗り、岩峰の捲き、BS数カ所こなし、・1553辺りでスノーシュー。尾根広くなったあたりで・1061目指し降り始める。木はかなり生えているがワッフ音頻発なので間隔開けようなどと話す。下り始めが南過ぎたようで、対岸の沢見えたところで・1061南東の崖マーク付近に出ていることが判明する。ここで最終下山延長の連絡。同コンタトラバースで・1061を目指すが、いつまでたっても辿り着かないのを不審に思いGPSで確認すると・912の少し北にいた。いつのまにかコンタが下がっていたようだ。ここから登り返すより、計画外にはなるがニセイテシオマップ川を下ったほうが早く下山できそうなこと、参考記録で下れることは確認していたのでニセイテシオマップ川に降りる。とくに問題なく下れる沢。途中で林道に乗り、国道まで。
L中川(3AL佐藤(2017M宮下(2
<ルートと時間>
Day1:登山口(6:00)朝陽山(10:00)・1558先コル(13:10)=Ω1
雪。車出た瞬間から気にならない風。朝陽山の夏道はピンクテープ連打。ラッセル足首〜膝。ここ最近の中では快適。ピーク付近で視界100。・1241コルに向け慎重に地図読みしつつ進む。・1558までは東側に雪庇。・1558超えたところで視界50切り、雪庇と空の境界わかりにくくなったので適当なコルの吹き溜まりでΩ1。1h10min。
Day2:Ω1(6:00)孫槍手前コル(7:00)小槍(8:30-11:30)大槍(13:30-14:30)夏道尾根合流点(14:45)=Ω2
ガスのち晴れ。Ω出た瞬間から気にならない風視界2,300。ΩからEP。孫槍の下りはブッシュ掴みながら急なcd。小槍は正面に見える左上クーロアールを40mALリード。終了点下は木、上はハイマツ。中間はイボイボトライカムブッシュ。化け物右の1p目くらいか。小槍頭から30m懸垂×2とブッシュトラバース少々で南稜に復帰。この頃から急に視界が出始め、気になる風の向こうに大槍がその姿をあらわす。小槍からしばらく行ってズボズボなのでスノーシュー。大槍手前ポコの登りで再びEP。このあたりは時折降られる風でアックスにしがみついて耐風姿勢取りつつ進む。大槍は最短距離で頭に抜けれそうなリッジのちょい右を15mLリード。終了点下はトライカムアックス、上はハイマツ。中間はトライカムブッシュ。大槍上の細いリッジもそのまま40m確保して通過。これで核心はおしまい。南稜を振り返り、充実感を噛みしめる。夏道尾根分岐わかりづらいので翌日悪天だった場合に備え合流点にてΩ2。2h15min。
Day3:Ω2(9:00)・1553(11:00)国道(16:50)
ガス。Ω出るとほぼホワイトアウトなので時間待ち。7時まで待ったが変わらないので平山乗っ越しは諦め、せめてニセカウAtをと9時まで震えながら待つが全く回復せず、夏道尾根を下ることにする。視界10切る中、目の前の地形に目を凝らしつつEPで下る。若干彷徨ったがなんとか尾根に乗り、岩峰の捲き、BS数カ所こなし、・1553辺りでスノーシュー。尾根広くなったあたりで・1061目指し降り始める。木はかなり生えているがワッフ音頻発なので間隔開けようなどと話す。下り始めが南過ぎたようで、対岸の沢見えたところで・1061南東の崖マーク付近に出ていることが判明する。ここで最終下山延長の連絡。同コンタトラバースで・1061を目指すが、いつまでたっても辿り着かないのを不審に思いGPSで確認すると・912の少し北にいた。いつのまにかコンタが下がっていたようだ。ここから登り返すより、計画外にはなるがニセイテシオマップ川を下ったほうが早く下山できそうなこと、参考記録で下れることは確認していたのでニセイテシオマップ川に降りる。とくに問題なく下れる沢。途中で林道に乗り、国道まで。
天候 | 25日:雪ガス 26日:ガスのち晴れ、強風 27日:ガッスガス |
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過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 吉野家で豪遊 |
写真
感想
準山3回目
くだりの地図読み含め反省点は多かったが、ニセカウ南稜は2年班の総合力を試すには恰好のゴールデンルートだと思った。
PS,個人的には朝陽山から行くのがニセカウ南稜だと思う。あと、小槍はある程度登れるパーティなら登ったほうが安全。
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