再び崩山へ

2014年02月16日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.4km
• 登り: 686m
• 下り: 671m

コースタイム

8：30アオーネ白神十二湖
9：15王池
10：00鶏頭場の池（登山開始）
11：30標高500m
12：10標高543mピーク
13：30標高750m（下山開始）
13：50シルシテの台
14：10中の台
14：45崩山登山口
15：50アオーネ白神十二湖

アクセス

利用交通機関：

自家用車

アオーネ白神十二湖まで自家用車。
アオーネから崩山登山口まで県道十二湖公園線をXCスキー。

コース状況／危険箇所等

アオーネから越口の池までの県道十二湖公園線は除雪済み。
そこから先の鶏頭場の池まで、県道上をラッセル。
前回、登山道を行ったが、深いラッセルで嫌な思いをしたため、
今回は、鶏頭場の池から登山道ではない尾根ルートを進む。
地図をにらんで一人で決めたルートなので、状況が分からなかったが、
開始早々、笹とヒバの藪の中、かなり苦戦した。
途中で戻ろうかと何度思ったことか。
標高500mを超えると、雪がだいぶ締まってきて、比較的楽に進む。
ただし、雪庇が大きく成長しているので注意が必要だった。
結果的には、前回同様、標高750mまでしか到達できなかったが、
登山道よりも眺望がある分、楽しめた。
下山はシリセードを試みたが、深い雪の中に埋もれてしまう感じで、
あまり楽はできなかった。

写真

2/16 18:20

県道から崩山方面を見るが、雲に隠れて見えず、
日本キャニオンだけが見えていた。
前日からの雪で木々には着雪していた。

2/16 18:20

一晩で20cmほどの積雪があったが、県道は早朝に除雪済み。

2/16 18:21

王池。
ワカサギ釣りが10組ほど。

2/16 18:22

越口の池畔の木々も綺麗に着雪

2/16 18:22

越口の池

2/16 18:22

落口の池。ここは沸壷の池からの水が流れ込み、冬でも凍らない。

2/16 18:23

2/16 18:23

鶏頭場の池手前で、町道十二湖新湯線を少し進み
尾根に入る。

2/16 18:23

町道を振り返る。

2/16 18:23

高圧線の下を進む。

2/16 18:24

長慶平方面。
徐々に天気が快方へ向かっているようだ。

2/16 18:24

十二湖方面

2/16 18:25

笹とヒバの藪の中を進む。
笹は雪で隠れているが、踏み抜きが多く難儀する。

2/16 18:25

樹氷になれない青森ヒバ。

2/16 18:26

狭い尾根を進む。

2/16 18:26

2/16 18:26

深浦の八森山が見えた。

2/16 18:27

眼下に鶏頭場の池を見下ろす。

2/16 18:27

自分の踏み跡を振り返る。
沢筋の登山道にくらべ、尾根の方が雪が少ない。

2/16 18:27

日本海が見えた。

2/16 18:28

艫作崎方面が綺麗に見える。

2/16 18:28

岩崎の町も。

2/16 18:28

強風で舞う雪。

2/16 18:29

着雪のブナの幹

2/16 18:29

大崩が見えた。

2/16 18:29

2/16 18:30

尾根上は風の吹き方で雪の積もり方が異なる。

2/16 18:31

ブナの幹

2/16 18:31

大崩を右手に見ながら尾根を進む。

2/16 18:31

少しずつ、雲がとれてきた。

2/16 18:32

2/16 18:32

深いラッセルに喘ぐが、時折差す日差しに元気をもらう。

2/16 18:32

やっぱり太陽が照ったほうが景色を楽しめる。

2/16 18:33

再び雲が下りて来て、崩山山頂は雲の中。

2/16 18:34

2/16 18:34

ずっとこういう尾根が続けば楽しいのだが。

2/16 18:34

登ってきた尾根を振り返る。

2/16 18:35

アオーネ白神十二湖方面。
森山崎が見える。

2/16 18:35

2/16 18:36

大崩展望所付近を望遠

2/16 18:37

茶臼山方面

2/16 18:37

雪面はガリガリになってきた。

2/16 18:37

2/16 18:38

締まった雪だが・・・

2/16 18:38

踏み抜きで、腰まで埋まってしまった。

2/16 18:38

新谷沢へ落ち込む斜面

2/16 18:38

雪庇の上は怖かったが、うさぎの足跡があったのでトレースさせていただいた。

2/16 18:38

尾根上には着雪や新たな積雪はなかったが、
霧氷が見られる。

2/16 18:39

晴れたり吹雪いたりと目まぐるしく天気が変わる。

2/16 18:39

崩山山頂方面

2/16 18:40

手前が新谷沢の谷、手前の稜線の向こうは笹内川の谷。

2/16 18:41

雪庇

2/16 18:41

新谷沢越しに対岸の山が見える。

2/16 18:42

ブナ林を見下ろす。

2/16 18:42

弘西林道沿いの山も見えた。

2/16 18:42

2/16 18:43

霧氷が綺麗だ。
これで日差しがあれば・・・。

2/16 18:43

2/16 18:44

標高750m付近の小さなピークに到着。
前回もここまで到達したが、時間切れと体力切れで下山した。
今日も既に13：30。

2/16 18:44

なだらかな窪地になっている。

2/16 18:44

ここでなら、カマクラを作ったり、テントを張ったりできそうだ。

2/16 18:45

木々の間からは日本海と岩崎の海岸線が見える。

2/16 18:45

晴れ間が来ないかとしばらく待っていたが、

2/16 18:45

待っていると来ないものだ。

2/16 18:45

岩崎の町と笹内川、奥に艫作崎農場が見える。

2/16 18:46

木々の隙間を狙って望遠。

2/16 18:46

名残惜しい気持ちだったが、下山を開始。

2/16 18:46

シリセードも沈み気味。
スピードが出ない。

2/16 18:47

↑の枝が進行方向示してくれていた。

2/16 18:47

二度目のシリセード。
やはりスピードが出ない。
普通に下りた方が早いのでシリセード終了。

2/16 18:48

あっというまにシルシテの台まで下りてきた。

2/16 18:48

山菜やキノコを採るシルシテの台。
夏と違って木の葉や草がない分、視界が開けている。

2/16 18:49

2/16 18:49

2/16 18:49

2/16 18:50

2/16 18:50

2/16 18:50

中の台の標識を掘り当てた。
積雪1.2mぐらい。

2/16 18:52

2/16 18:52

2/16 18:52

2/16 18:52

下りのラッセルも意外とキツかった。

2/16 18:53

標高の低いところだけ、降雪があったようだ。

2/16 18:53

2/16 18:53

小さな雪崩の跡が見られた。

2/16 18:54

サワグルミ林

2/16 18:54

鶏頭場の池が見えてきた。

2/16 18:54

青池と鶏頭場の池。

2/16 18:54

崩山登山口。

2/16 18:54

鶏頭場の池と大町桂月の句碑。

2/16 18:55

鶏頭場の池越しに、今朝登った尾根を見る。

2/16 18:55

画面左端のあたりから右側に向かって登って来た。

2/16 18:55

鶏頭場の池

2/16 18:55

崩山が見えた。

2/16 18:56

一番奥が登ってきた稜線。

2/16 18:56

白神ラインへ通じる県道。
デリネーターの頭が見えているので、
積雪70cm~80cmぐらいか。

2/16 18:56

県道十二湖公園線から、
今朝は見えなかった崩山が見えた。

2/16 18:56

一番奥の左下がりの稜線を登ってきた。

2/16 18:56

アオーネ白神十二湖到着。

撮影機器：

PowerShot G15 CANON

感想

fujita244

一週間前にも、崩山アタックしたが、ラッセルに苦しみ、途中下山した。
今回は積雪の多い沢筋の登山道ではなく、尾根筋を行く。
予想に反して、尾根筋も積雪は多く、笹薮やヒバの薮で苦戦を強いられた。
途中で引き返そうと何度も思ったが、標高530mピークまで行ってみようと思い進んだ。
意外にも、標高500m以降の締まった雪の上は歩きやすく、景色の良さも手伝って、
なんとか標高750m地点まで到達することができた。
視界の無い沢筋の登山道を進むよりは、今回の尾根を行く方が楽しめた。
今年から始めた本格冬山登山だが、
新雪登山と堅雪登山とでは、体力消耗が全く違うことを思い知らされている。