記録ID: 4111023
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ハイキング
日光・那須・筑波
かたくりの園〜三毳山
2022年03月25日(金) [日帰り]


- GPS
- 02:52
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 212m
- 下り
- 210m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 2:24
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 2:43
距離 4.5km
登り 215m
下り 217m
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
片栗(カタクリ)別名カタコ。古語では「堅香子(かたかご)」と呼ばれていた。ユリ科カタクリ属。日当たりのよい落葉広葉樹林の中に生える多年草。木々が芽吹く前の林に生え、他の植物が茂る前に姿を消す植物のことを春植物(スプリング・エフェメラル)と呼び、その代表的な山野草のひとつである。葉は長さ約6〜12センチの長い楕円形で、長い柄(え)があり、通常2枚つく。厚みがあってやわらかく、表面には普通は紫色の斑紋がある。花茎(かけい:葉をつけずに花だけをつける茎) の先に淡い紅色の花が1つ下向きにつく。花びらは6枚あり、長さ約4〜5センチ。上方に大きくそり返る。万葉集でうたわれた「かたかごの花」の呼び名が「片栗」の名の由来である。地下茎(ちかけい)はデンプンを多く含んでいて、昔は片栗粉がつくられた。
もののふの 八十娘子(やそおとめ)らが 汲み乱(まが)ふ 寺井の上の 堅香子の花 大伴家持
( 泉のほとりへ美しい乙女たちが三々五々、水桶を携えて集まってきます。そのかたわらにカタクリの花が咲き乱れて−−何と美しいことよ )
万葉集にも載っている太古から日本人に人気の花。
( 泉のほとりへ美しい乙女たちが三々五々、水桶を携えて集まってきます。そのかたわらにカタクリの花が咲き乱れて−−何と美しいことよ )
万葉集にも載っている太古から日本人に人気の花。
雌蕊が伸びてきました。カタクリは虫媒花、夜や雨の日は虫が来ないので花は閉じますが、晴れの日は反り返って虫を招きます。花びらの根本のW印はここに蜜があるよと虫に教えるサインだそうです。
双子のようなカタクリ。花が咲く株には葉が2枚あります。
下に1枚葉がありますが、花はつきません。花が咲いた次の年は1枚葉で花はつかず、栄養を蓄えます。こんなことを繰り返し、寿命は15〜20年程だそうです。
カタクリは氷河時代の生き残り植物、スプリング・エフェメラル(春の儚い命)です。種をつけると地上部は姿を消すのでそう呼ばれますが、なんとしぶとく生き抜いていることか。ちっとも儚くないです。
下に1枚葉がありますが、花はつきません。花が咲いた次の年は1枚葉で花はつかず、栄養を蓄えます。こんなことを繰り返し、寿命は15〜20年程だそうです。
カタクリは氷河時代の生き残り植物、スプリング・エフェメラル(春の儚い命)です。種をつけると地上部は姿を消すのでそう呼ばれますが、なんとしぶとく生き抜いていることか。ちっとも儚くないです。
地質図を調べてみました。オレンジのところがチャート、三毳山はチャートの山です。
チャート;珪質 の 堆積岩の一種。 緻密で細かい石英SiO2からなる硬い岩石。 ふつう乳白色で、含まれる不純物により赤・緑・灰色などのものがある。 放散虫や珪質海綿・珪藻などが深海底に集積してできたものと考えられる。
チャート;珪質 の 堆積岩の一種。 緻密で細かい石英SiO2からなる硬い岩石。 ふつう乳白色で、含まれる不純物により赤・緑・灰色などのものがある。 放散虫や珪質海綿・珪藻などが深海底に集積してできたものと考えられる。
みかも不動尊。ここに寄りたくて南口に降りました。
御朱印をいただき、お参りをしてお稲荷様のところでかわらけに(腰と足が治ってまた登山ができますように)と祈願してかわらけを割りました。
御朱印をいただき、お参りをしてお稲荷様のところでかわらけに(腰と足が治ってまた登山ができますように)と祈願してかわらけを割りました。
感想
以前から訪ねてみたかった三毳山、天気予報をみて晴天をねらってきました。ちょうどカタクリが見頃で見事な群生を見ることができてここにきて良かったと思いました。今は腰と足を痛めているので短い距離しか歩けませんが、治ったら万葉自然公園から道の駅みかもまで歩いて見たいと思いました。カタクリが終わるとイチリンソウが咲き、夏にはキツネノカミソリが咲き、季節ごとに次々花が入れ替わって咲くようなのでまた別の時期にきてみたいと思いました。
三毳の毳の字は毛3つ、毳らかい(やわらかい)と読み、文字通り柔らかい毛のことをいいます。(うちの長毛の猫のような) しかし、毳毳しいと書くと(けばけばしい)という読みになり、なんだかよろしくない。
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