松井田城跡

2022年03月26日(土) [日帰り]

• GPS: 01:01
• 距離: 2.5km
• 登り: 150m
• 下り: 133m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:02
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:02

11:39 スタート地点
12:41 ゴール地点

天候

曇り時々小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

上信越道松井田妙義インターチェンジ経由。松井田城跡駐車場利用（無料）

コース状況／危険箇所等

戦国時代、後北条氏の大道寺政繁が大改修した堅城・松井田城の跡へ。1590年（天正18）、豊臣秀吉の小田原攻めの際に落城。関東地方の最奥にあるため、その後400年以上開発を免れ、当時の姿をとどめています。

城跡は広大な山林ではありますが、松井田城趾保存会の手で遊歩道や案内板が整備されています。城跡をぐるっと回遊するには約1時間。馬出しに兵士がいたのか、本丸に武将がいたのかなど、想像力を働かせながら巡るのが山城の楽しみ。

二の丸、安中郭からは南方正面に妙義山・天狗岳を間近に見ることができます。妙義山登山のついでに立ち寄るのもいいかもしれません。

クマの出没を避けるため、ところどころにブリキ缶で作られた鐘が設置されていました。また、ヤマヒルの注意を促す看板もありました。山歩きの服装・靴が必須です。

※松井田城趾保存会ホームページ
http://matsuidajyou.sakura.ne.jp/

その他周辺情報

上信越道松井田妙義インターチェンジ近くにあるそばや『田舎や』は行列ができる人気店。天ざるそば（1,400円）。できあがりまでに時間がかかりますが、食べごたえあります。

写真

3/26 11:32

大手道登城口の駐車場にクルマを駐める。無人の案内所あり。窓を開けるとパンフレットが入手できる。パンフレットには広大な城跡の詳細地図あり。

3/26 11:39

城跡は一見山林だが、随所に案内板が立てられているので参考になる。

3/26 11:41

帯郭（おびくるわ）。重要な空間「曲輪」の周りに、守備を強化するために帯状に造られた空間。

3/26 11:44

大手門へと続く大手道登城路。

3/26 11:49

連続竪堀。斜面に上下方向の堀を連続して掘ることで、攻めかかる敵の横方向の移動を阻止する。

3/26 11:51

北側からの登城路。急勾配の坂になっている。

3/26 11:57

北側からの登城路の両側は崖。尾根道のよう。

3/26 11:59

北側からの登城路。松井田城跡で唯一のロープ場。

3/26 12:03

武者だまり。城門の近くに設けられた軍勢が集合する広場。

3/26 12:05

大手門跡。本丸の北側にある正門。

3/26 12:08

クマの出没に備えて、ところどころにブリキ缶の鐘（？）が設置されていた。

3/26 12:09

馬出し。本丸と二の丸の出入り口の手前に設置された人馬の出撃拠点。

3/26 12:10

二の丸跡。土塁が比較的よく残っていた。

3/26 12:12

二の丸からは妙義山相馬岳が眺望できる。天候が今ひとつだったのが残念。

3/26 12:17

本丸に到着。広々としている。「虚空蔵堂」というお堂あり。手を合わせた。

3/26 12:21

本丸の南側に突き出た櫓台跡。

3/26 12:24

安中郭。松井田城を大改修した後北条氏の重臣・大道寺政繁の記念碑あり。

3/26 12:30

S字状の空堀。当時の土木工事の跡がうかがえる構造物。

3/26 12:34

水の手。ダム状に水をせき止め、水を滑車で引き上げていたらしい。石垣の一部が残っている。

3/26 12:41

スタート地点の駐車場に下りた。1時間強のハイキングだった。

撮影機器：

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

感想

編集者Asanao

山城好きの息子と二人でハイキング。曇り空で時折雨がパラパラ。天気がよいと真正面に妙義山・天狗岳が望めるので残念。城跡は地元の保存会の方々の史跡への「愛」が感じられるほど、しっかりと整備されていました。