記録ID: 4124085
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
札幌近郊
中山峠〜無意根
2022年03月28日(月) 〜
2022年03月29日(火)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 26.3km
- 登り
- 1,474m
- 下り
- 1,928m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:40
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 5:30
2日目
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 6:00
- 合計
- 10:40
3/28
本年度の締めに、山スキー部のホームである無意根に絡めて単独プチ縦走をしようと試みる。
中山峠から入って喜茂別へ。アンテナ〜965看板まではコンパス見つつなんとなく地形を感じて進む。迷いやすそう。965からはコンパス切って高い方へ高い方へ作戦。樹林外に出ると正面から強風が吹きつけて息ができないし、地吹雪で視界がほとんどない。風が弱くなる瞬間にちょっとづつ進む「だるまさんが転んだ作戦」でジワリジワリと進んでいく。ピークにつくも全くテンションは上がらない。こんな山行するつもりなかったんだがな。
南側にスロープがあると記録で見たのでそっちへ向かう。途中SEでずっこけて滑落した。急斜面じゃなかったので全く焦りはなかったがそれなりに固くて50mくらい落ちた。そのときはあんまりヤバいとは思わなかったが、単独だということを考えると軽率な行動だったと思う。
スロープは雪も固いし思ったより木が濃くてしょうもない。登り返しの尾根が雪が良かったのでここを滑ったが斜度がなくてしょうもない。もう一つ東側のスロープは破断面があって嫌な感じなので滑るのはやめた。消化不良だったが一人で「しょうもねぇ〜」とつぶやいてみたらなんだかすっきりしたので良しとする。
この尾根上に泊まろうかと思っていたが、時間があったのと周辺がつまらな過ぎて嫌になったので喜茂別の反対側に泊まることにする。今回は掘らなかったか喜茂別の北側に段差があってΩ掘れる。平坦な所まで降りてタープを張る。改造はしていたものの風ではためくし、狭いし、内側がすぐ濡れる。レトルトカレーを忘れたことにも気が付いてかなり不快な夜となった。
3/29
夜明け前にタープを出ると、予想通りパタゴニア。背中に朝日を浴びながら出発する。山の朝はいつも心を洗ってくれる。
そこからは並河岳、中岳、無意根と特に何もない。青空の下、春を感じさせる暖かい太陽の光を浴びながら、SEを効かせてひたすら樹林外を歩いていく。無意根の南東を登っている時、一年目の時にちょうどこのあたり一面に広がるハイマツを、汗まみれ泥まみれになりながら藪漕ぎした記憶が急に蘇って懐かしかった。
山スキー部ピークでいつもの儀式をやってピークへ。上裸になって三年目の思い出と四年目への抱負でも叫んでやろうかと思っていたが風が強くて寒かったのでやめた。
帰りは山スキー部で言うところの東壁とテラスの間を滑って壁の適当な尾根を滑った。どっちもガチガチで全然楽しくなかった。
小屋についてバスの時間まで本を読んだり外で昼寝したりしているとドンパが高校の同期を連れて小屋に来た。あいつは泊るらしい。バスの時間になったので下山。この時期になるとノンストップで薄別まで行ける。危険個所も何もないしピークハントにもスキー滑走にも中途半端なよくわからん山行だったが、なんだかんだいい山行でした。来年度もいっぱい山行こう。
本年度の締めに、山スキー部のホームである無意根に絡めて単独プチ縦走をしようと試みる。
中山峠から入って喜茂別へ。アンテナ〜965看板まではコンパス見つつなんとなく地形を感じて進む。迷いやすそう。965からはコンパス切って高い方へ高い方へ作戦。樹林外に出ると正面から強風が吹きつけて息ができないし、地吹雪で視界がほとんどない。風が弱くなる瞬間にちょっとづつ進む「だるまさんが転んだ作戦」でジワリジワリと進んでいく。ピークにつくも全くテンションは上がらない。こんな山行するつもりなかったんだがな。
南側にスロープがあると記録で見たのでそっちへ向かう。途中SEでずっこけて滑落した。急斜面じゃなかったので全く焦りはなかったがそれなりに固くて50mくらい落ちた。そのときはあんまりヤバいとは思わなかったが、単独だということを考えると軽率な行動だったと思う。
スロープは雪も固いし思ったより木が濃くてしょうもない。登り返しの尾根が雪が良かったのでここを滑ったが斜度がなくてしょうもない。もう一つ東側のスロープは破断面があって嫌な感じなので滑るのはやめた。消化不良だったが一人で「しょうもねぇ〜」とつぶやいてみたらなんだかすっきりしたので良しとする。
この尾根上に泊まろうかと思っていたが、時間があったのと周辺がつまらな過ぎて嫌になったので喜茂別の反対側に泊まることにする。今回は掘らなかったか喜茂別の北側に段差があってΩ掘れる。平坦な所まで降りてタープを張る。改造はしていたものの風ではためくし、狭いし、内側がすぐ濡れる。レトルトカレーを忘れたことにも気が付いてかなり不快な夜となった。
3/29
夜明け前にタープを出ると、予想通りパタゴニア。背中に朝日を浴びながら出発する。山の朝はいつも心を洗ってくれる。
そこからは並河岳、中岳、無意根と特に何もない。青空の下、春を感じさせる暖かい太陽の光を浴びながら、SEを効かせてひたすら樹林外を歩いていく。無意根の南東を登っている時、一年目の時にちょうどこのあたり一面に広がるハイマツを、汗まみれ泥まみれになりながら藪漕ぎした記憶が急に蘇って懐かしかった。
山スキー部ピークでいつもの儀式をやってピークへ。上裸になって三年目の思い出と四年目への抱負でも叫んでやろうかと思っていたが風が強くて寒かったのでやめた。
帰りは山スキー部で言うところの東壁とテラスの間を滑って壁の適当な尾根を滑った。どっちもガチガチで全然楽しくなかった。
小屋についてバスの時間まで本を読んだり外で昼寝したりしているとドンパが高校の同期を連れて小屋に来た。あいつは泊るらしい。バスの時間になったので下山。この時期になるとノンストップで薄別まで行ける。危険個所も何もないしピークハントにもスキー滑走にも中途半端なよくわからん山行だったが、なんだかんだいい山行でした。来年度もいっぱい山行こう。
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