【七面山】大春木沢周回
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- GPS
- 06:23
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,658m
- 下り
- 1,654m
コースタイム
- 山行
- 6:09
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 6:22
天候 | ・晴れ→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◎大春木沢右岸 大春木沢は水量が少なく飛び石で渡れました。 地形図の通り広葉樹林で気持ちの良い尾根です。 登り一辺倒で急な尾根ですが1400〜1700mあたりは特に急で枯れた笹藪と倒木も邪魔でした。 藪山に慣れた方でしたら七面山への1ルートとして楽しめるでしょう。 ◎大春木沢左岸 『下りは難しい』というセオリー以上に険しい尾根でした。下りではオススメしません。 特に1350m付近の崖、1200m付近は詰んだと思いました。 植林帯に入って安心しましたが、良い道は無く最後まで気を抜けない尾根でした。 |
写真
感想
ガッツリ登山のモチベーションが上がらない今日この頃。
理由は歳のせいなのか?もっと楽しい山行(沢行)を知ってしまったから?何なのかわからないけど、今日は1人で歩きたい気分だった。
行き先は七面山。
登山が趣味という訳では無かった両親が若い頃に登った事があると聞いたような覚えがあり、亡き母の一周忌を前に登りたくなりました。
コースは大春木沢周回。
分かりやすく言えばナナイタガレ右岸・左岸尾根。
過去の記録は師匠の右岸尾根一件。いつもの事ながら詳しく内容は記載されていないが人間が通れる尾根だというだけで私には十分。
左岸尾根は大春木沢の沢登りで敗退した方のエスケープでこちらも詳しい内容は無し。私が1歳の時の記録らしく、今は何個もある堰堤の1つ目の堰堤工事中だったとか。
6時過ぎに表参道登山口をスタート!
登路は師匠の歩いた右岸尾根。多少の藪や急登はあるものの広葉樹林の気持ちいい尾根でした。
稜線に出るとトレースのある一般ルートに乗って希望峰へ。
ここから見る南アルプス南部〜北部の景色は小休止には最高!
景色がよく見えるよう西側の邪魔な木を伐採したようですね。
帰路は一般ルートで七面山を過ぎ敬慎院へ下る手前でナナイタガレの縁へと外れます。
一般ルートで高度を稼げるという理由で下山路にしましたがこの選択はハズレ。
登りでもマジでここ登るの?というような崖もあり緊張しました。
1人で良かった!と安心する一方、qwgさんが一緒なら心強かっただろうと考えながらら巻いたりトラバースしながら下山。
今日も無事に下山できて良かった!
色々な尾根を歩き経験を重ねるほどに山が怖くなってしまった。
あの方が遭難死しなければ違ったのかもしれないけど、どんな登山者も家を出る時は無事に帰ってくる事を疑わないはず。どんなに経験豊かな方でも突然の不運からは逃れられないと思うようになってしまった。
資料の無い尾根は未知であり、その未知こそが醍醐味であり贅沢なのですが、やはりリスクが伴います。
そのリスクを下げるには経験や状況判断が大切になりますが、やはり単独を避ける事が1番だと思うので、またお友達に同行をお願いしながら未踏尾根を歩きたいですね。
今回の左岸尾根はいつか必ず訪れるであろうと思っていた、少し悪い尾根で単独時に歩きたく無い尾根でしたが、最悪で無かったので助かりました。
コメント
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はじめまして
ヤマレコ検索中、大春木沢・左岸尾根を下降された貴兄の記録を偶然見つけて何だかとても嬉しくなりました。カメラは持っていたのですが、遠い昔のことでプリントも残っておらずどこかに隠れてしまっているのでしょう。大春木沢の遡行からナナイタガレを登る予定でしたが、下部の直瀑が登れず巻きだしたら沢に下りられなくなり左岸尾根を登ることになってしまいました。当時は植林地帯はなかったような、また踏み跡らしいものは一切ありませんでした。露岩を交えながら猛烈な藪も続いて心細いものでした。過去レコで最初の堰堤が工事中と記述しましたが、それは堰堤ではなく護岸工事だったかもしれません。土木の素人なので区別がつきませんでしたので。
それにしても右岸尾根と左岸尾根を6時間で周回とは、まるでトレラン感覚で歩かれたような凄い速さだと思い、プロフィールを見させていただいたらフルマラソンも2時間台で走られるとのことに納得いたしました。
この尾根に記録がある事に驚き、大先輩が歩いた足跡を参考にさせていただきました。
左岸尾根を降っている時に沢へと向かっている支尾根を見ていましたが、ボロボロの岩尾根も多く、確かに巻いてから沢への下降は難しいと感じました。
それにしても大春木沢を源頭まで詰めるって考えられないです(汗)
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