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Yamareco

記録ID: 4135468
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無雪期ピークハント/縦走
丹沢

丹沢・伊勢沢ノ頭へ西尾根から(玄倉から周回)

2022年04月02日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
10.4km
登り
968m
下り
962m

コースタイム

日帰り
山行
5:54
休憩
1:01
合計
6:55
6:30
71
7:41
7:41
143
10:04
10:21
65
11:26
12:10
17
小菅沢河原
12:27
12:27
58
13:25
13:25
0
13:25
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
玄倉無料駐車場
今回の走行(往復103.4km)で発生したCO2は推定16.28kg
コース状況/
危険箇所等
 道標があったのは伊勢沢ノ頭のみでした。赤テープも殆どありません。踏み跡はありますが、複数存在しているようで何れも薄く歩いた人各々が読図をし試行錯誤しながら歩いているようです。
 我々は蕗平橋から真直ぐ東に伸びる尾根に取付く予定でしたが、現場は物凄く急で法面支保工(井桁コンクリート)が高々と打設されて登れるものではなかったので、林道の先に「ななしさわ」という小沢の左岸脇に金網製の階段があり、そこから登り始めました。少し登り「ななしさわ」の対岸・右岸に渡ると滑落防止の鎖や金網の階段が続いていました。やがて金網階段は途切れますが、その後も急登が続きます。滑落すると止まらないような斜面なので、後続のペーター(自閉症+知的障害者)が滑落しないように金網階段では堆積した土砂と落葉をキックステップして安定させながら登りました。初心者は滑落しないよう慎重な行動が必要です。階段が途切れた後の斜面では念のため補助ロープ15mで3ピッチ確保した処がありました。なお「ななしさわ」の対岸に渡らず左岸の尾根を登った方が良かったかなと思うところもありますが、実際には分かりません。
 伊勢沢ノ頭からは山神峠を経由し玄倉ノ野を通って玄倉に戻る予定でしたが、峠から外れ小菅沢の河原に降り立ってしまいました。西丹沢は複雑な地形があり初めて歩く処ではしばしば予定地を外れてしまいます。玄倉ノ野へ登り返すには斜面がとても急なので今回は諦め、堰堤が幾つも出てくるけど降りれるだろうと判断し小菅沢沿いに蕗平橋に戻ることにしました。
 なお、伊勢沢ノ頭から西尾根を降りるのは危険性が大きいので熟達者以外は避けた方が良いと思います。またルート図は手書きです。実際にはジグザグしている軌跡もあり忠実に再現されてはいませんので距離も短く表示されています。
玄倉無料駐車場出発
2022年04月01日 06:30撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
4/1 6:30
玄倉無料駐車場出発
1時間ほど林道を歩く
2022年04月01日 06:38撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
4/1 6:38
1時間ほど林道を歩く
林道崩落個所あり
2022年04月01日 07:08撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
4/1 7:08
林道崩落個所あり
塔ノ平のミツマタ群落
2022年04月01日 07:23撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4
4/1 7:23
塔ノ平のミツマタ群落
蕗平橋の対岸の斜面は
登れそうもない
2022年04月01日 07:41撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
4/1 7:41
蕗平橋の対岸の斜面は
登れそうもない
小さな「ななしさわ」
左岸に金網の階段あり
2022年04月01日 07:46撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
4/1 7:46
小さな「ななしさわ」
左岸に金網の階段あり
金網階段には土砂と
落葉が積もっていた
2022年04月01日 07:55撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
4/1 7:55
金網階段には土砂と
落葉が積もっていた
金網階段に導かれる
2022年04月01日 07:57撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
4/1 7:57
金網階段に導かれる
雰囲気よし
2022年04月01日 07:59撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/1 7:59
雰囲気よし
金網階段に石があると
滑りやすくなる
2022年04月01日 08:02撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/1 8:02
金網階段に石があると
滑りやすくなる
それほど急ではないが
滑落すれば止まらない
2022年04月01日 08:13撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5
4/1 8:13
それほど急ではないが
滑落すれば止まらない
36番鉄塔の先で
急斜面を直登した
2022年04月01日 08:21撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
4/1 8:21
36番鉄塔の先で
急斜面を直登した
ロープ確保3ピッチ目
直登1ピッチ目が危険
2022年04月01日 08:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/1 8:39
ロープ確保3ピッチ目
直登1ピッチ目が危険
西尾根上部は広々
2022年04月01日 08:51撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/1 8:51
西尾根上部は広々
もうすぐ頂上
2022年04月01日 09:59撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
4/1 9:59
もうすぐ頂上
伊勢沢ノ頭にて
2022年04月01日 10:06撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
9
4/1 10:06
伊勢沢ノ頭にて
道標には矢印の無い
北西の尾根を降りる
2022年04月01日 10:03撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/1 10:03
道標には矢印の無い
北西の尾根を降りる
雰囲気よい急尾根
2022年04月01日 10:41撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/1 10:41
雰囲気よい急尾根
林業用モノレール出現
我々は左方へ進んだが
レール沿いに降ると
山神峠へ着けたようだ
2022年04月01日 10:33撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
4/1 10:33
林業用モノレール出現
我々は左方へ進んだが
レール沿いに降ると
山神峠へ着けたようだ
山神峠が見える
予定ルートを外れた
2022年04月01日 11:13撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/1 11:13
山神峠が見える
予定ルートを外れた
38番鉄塔の下を通過
2022年04月01日 11:15撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
4/1 11:15
38番鉄塔の下を通過
小菅沢の河原に降立つ
ゆっくり昼食
2022年04月01日 11:33撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/1 11:33
小菅沢の河原に降立つ
ゆっくり昼食
伊勢沢(背景)通過
2022年04月01日 12:12撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/1 12:12
伊勢沢(背景)通過
蕗平橋に戻った
2022年04月01日 12:27撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/1 12:27
蕗平橋に戻った
遠望される
大仏ノ野と権現山
2022年04月01日 12:58撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5
4/1 12:58
遠望される
大仏ノ野と権現山
玄倉に戻り
伊勢沢ノ頭を振返る
2022年04月01日 13:23撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/1 13:23
玄倉に戻り
伊勢沢ノ頭を振返る
撮影機器:

装備

共同装備
補助ロープ15m1本 長シュリンゲ2 中シュリンゲ1 短シュリンゲ1 カラビナ4 スワミベルト1

感想

 今回は、前日就寝前に予定ルートの山梨県の権現山で前日に降雪があったようなのを嫌って急遽変更したので全く事前検討ができませんでした。帰宅後にヤマレコの地図検索で調べてみると、降り立った小菅沢の河原から同沢を少し登れば「山神峠から玄倉ノ野への踏み跡」がありそうだと分かりました。ヤマレコの地図検索を事前検討して頭に入れておくと良かったと思います。
 初見でバリエーションルート(道があっても踏み跡程度)で降るのは難しく、今回も予定地点を外れてしまいました。林業用モノレールから離れることなく忠実に沿って進めば山神峠へ出られたようです。しかしこれも登山の一つの要素で、そこをどうして処すかも登山の楽しさです。
 下山にバリエーションルートを選択すると目標地点から外れてしまうことがしばしば起こります。登りはがむしゃらに進めば何とか目指す頂に着くものですが、下りはそうはいきません。人生も登りより下りの方が難しいのかなとしみじみ思う今日この頃です。

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