記録ID: 4135468
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無雪期ピークハント/縦走
丹沢
丹沢・伊勢沢ノ頭へ西尾根から(玄倉から周回)
2022年04月02日(土) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 968m
- 下り
- 962m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
今回の走行(往復103.4km)で発生したCO2は推定16.28kg |
コース状況/ 危険箇所等 |
道標があったのは伊勢沢ノ頭のみでした。赤テープも殆どありません。踏み跡はありますが、複数存在しているようで何れも薄く歩いた人各々が読図をし試行錯誤しながら歩いているようです。 我々は蕗平橋から真直ぐ東に伸びる尾根に取付く予定でしたが、現場は物凄く急で法面支保工(井桁コンクリート)が高々と打設されて登れるものではなかったので、林道の先に「ななしさわ」という小沢の左岸脇に金網製の階段があり、そこから登り始めました。少し登り「ななしさわ」の対岸・右岸に渡ると滑落防止の鎖や金網の階段が続いていました。やがて金網階段は途切れますが、その後も急登が続きます。滑落すると止まらないような斜面なので、後続のペーター(自閉症+知的障害者)が滑落しないように金網階段では堆積した土砂と落葉をキックステップして安定させながら登りました。初心者は滑落しないよう慎重な行動が必要です。階段が途切れた後の斜面では念のため補助ロープ15mで3ピッチ確保した処がありました。なお「ななしさわ」の対岸に渡らず左岸の尾根を登った方が良かったかなと思うところもありますが、実際には分かりません。 伊勢沢ノ頭からは山神峠を経由し玄倉ノ野を通って玄倉に戻る予定でしたが、峠から外れ小菅沢の河原に降り立ってしまいました。西丹沢は複雑な地形があり初めて歩く処ではしばしば予定地を外れてしまいます。玄倉ノ野へ登り返すには斜面がとても急なので今回は諦め、堰堤が幾つも出てくるけど降りれるだろうと判断し小菅沢沿いに蕗平橋に戻ることにしました。 なお、伊勢沢ノ頭から西尾根を降りるのは危険性が大きいので熟達者以外は避けた方が良いと思います。またルート図は手書きです。実際にはジグザグしている軌跡もあり忠実に再現されてはいませんので距離も短く表示されています。 |
写真
撮影機器:
装備
共同装備 |
補助ロープ15m1本
長シュリンゲ2
中シュリンゲ1
短シュリンゲ1
カラビナ4
スワミベルト1
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感想
今回は、前日就寝前に予定ルートの山梨県の権現山で前日に降雪があったようなのを嫌って急遽変更したので全く事前検討ができませんでした。帰宅後にヤマレコの地図検索で調べてみると、降り立った小菅沢の河原から同沢を少し登れば「山神峠から玄倉ノ野への踏み跡」がありそうだと分かりました。ヤマレコの地図検索を事前検討して頭に入れておくと良かったと思います。
初見でバリエーションルート(道があっても踏み跡程度)で降るのは難しく、今回も予定地点を外れてしまいました。林業用モノレールから離れることなく忠実に沿って進めば山神峠へ出られたようです。しかしこれも登山の一つの要素で、そこをどうして処すかも登山の楽しさです。
下山にバリエーションルートを選択すると目標地点から外れてしまうことがしばしば起こります。登りはがむしゃらに進めば何とか目指す頂に着くものですが、下りはそうはいきません。人生も登りより下りの方が難しいのかなとしみじみ思う今日この頃です。
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