蔵王刈田岳:お釜まで滑り込めた大迫力の火山ツアー

2022年04月03日(日) [日帰り]

• GPS: 06:02
• 距離: 11.4km
• 登り: 860m
• 下り: 842m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:49
• 休憩: 0:13
• 合計: 6:02

9:00 スタート地点
11:44 11:45 剣ヶ峯展望所
11:59 12:01 刈田岳避難小屋
12:12 12:22 刈田岳
12:23 12:23 蔵王レストハウス内避難小屋
13:57 13:57 刈田岳
14:15 14:17 刈田岳避難小屋
15:02 ゴール地点

天候

晴れ、風は弱い。前日の栗駒ツアーの時より3℃ほど気温は上がった。刈田岳山頂から滑走開始時(14時過)で3℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

スキー場駐車場までの道路状況は問題なし

コース状況／危険箇所等

・リフトは使用せずに、あとみゲレンデの右端をシール登行、ツアールートはエコーラインの除雪作業中、深いところで6〜7mの積雪、脇を通過するので転落要注意。雪面は緩んでいるが、山頂直下は硬いガリが残っていた。
・お釜ボトムへの滑走も概ね滑り易い雪質、大雪庇からの凄まじいブロック雪崩れ跡あり、素早く通過するようにした。登り返しの硬い急斜面があるためクトー装着で難なく細尾根に乗り上げた。
・刈田岳山頂から東急斜面滑走は雪面から緩んでおり快適滑走、その後も極上ザラメ滑走を堪能できた。

その他周辺情報

・蔵王すみかわスキー場の登山者用駐車場は既に満杯のため、隣の駐車スペースに駐車
・遠刈田温泉・共同浴場「神の湯」400円、シャンプーなどは設置されてない。

写真

4/3 7:25

朝食前に温泉♨️に入り、朝食も豪華で美味しい

4/3 7:25

湯宿あすかの食堂はこんな佇まい

4/3 9:02

スキー場の登山者用駐車場は満杯で隣接駐車スペースを利用

4/3 9:06

駐車場脇からシール登行

4/3 9:35

緩斜面ゲレンデを通過し、あとみゲレンデボトムに到着、ゲレンデの右端をシール登高する

4/3 9:40

屏風岳、不忘山が見える

4/3 10:21

ピンクテープのあるツアールート、真っ白な刈田岳が望まれテンションアップ、前日より気温が高く既に雪面緩み始めている

4/3 10:44

エコーラインは除雪が急ピッチ、深いところで6〜7mはありそう。今年は積雪が極めて多かったとのこと

4/3 11:09

除雪最中の道路を跨ぐ

4/3 11:27

刈田岳山頂下の稜線から熊野岳方面

4/3 11:27

熊野岳に向かう稜線(馬の背)は雪庇が連なる

4/3 11:32

東面の下まで除雪作業が進みつつある

4/3 11:35

今日は山頂直下の東急斜面を滑走しよう、楽しみ‼️

4/3 11:44

刈田岳山頂はあと僅か、お釜が見えるあたりまで登って来ました。二人連れのスキーヤーがボトムに現れた。小さな点です。雪庇からのブロック雪崩れ跡が見える

4/3 11:55

薄いターコイズブルーの凍った火口湖が
見える。あそこの近くまで滑り込めるか❓❓

4/3 11:59

アップにすると細尾根の右側カール地形を滑走して左側の細尾根に乗り上げて、ボトムに降りれそう？

4/3 12:03

SA君に大分遅れて刈田岳山頂にトウチャコ、行動食休憩をとりながらお釜滑走の作戦会議

4/3 12:05

ボトムにいた二人が案の定、細尾根を上がって来ています。

4/3 12:19

素晴らしいお釜の景色ですね‼️

4/3 12:19

雪庇と急なお釜の斜面を観察、雪庇の切れ目から滑走可能のようです

4/3 12:22

さあお釜のボトムに向けてスタートです、この辺から暫くは雪面がやや硬いが、この日は不安感がなく滑走可能でした

4/3 12:24

しばらく平坦地を滑走開始地点まで移動します

4/3 12:30

細尾根のトップまでやや硬い緩斜面を気持ち良くテレマークターン

4/3 12:32

細尾根の右側のカール地形にエントリー、SA君、テレマーク歴2年目にしてもうテレマーク歴25年の師匠(小生)を凌駕

4/3 12:32

カールの中は適度に緩み快適滑走

4/3 12:34

小生も極上ザラメカール滑走に酔いしれます

4/3 12:34

どうですか、このシチュエーション、北アルプスの景観に勝るとも劣らないではあーりませんか

4/3 12:38

細尾根に乗り上げ、ここから硬い急斜面をボトムに向かって滑走します。辛うじて雪が繋がっていました。

4/3 12:38

滑走前に一枚

4/3 12:40

硬い急斜面を慎重に滑走しホッとするが、見上げと大迫力の景色に圧倒されます。スンバラシイ‼️

4/3 12:42

しかし大雪庇崩落による凄まじいブロック雪崩れ跡、サッと写真撮影し素早く通過

4/3 12:50

凍った火口湖の淵まで来ました

4/3 12:50

山形県側の上山から入山し、正面の40度はありそうなお釜側面の急斜面滑走を終えたグループが休憩していました。賛辞の言葉を送り、しばし談笑

4/3 12:50

よく見ると、急斜面に一人滑走しています。この斜面を滑るのはやはり地元の若い強者でしょう。暖かく風もなくまったり休憩

4/3 12:51

グループは10名以上で女性も数名いました。素晴らしい上山グループですね！
ポーズの記念撮影

4/3 12:59

相棒のウェアは格好良く目立ちますね

4/3 13:19

刈田岳山頂に向けて登り返しです。硬い急斜面でクトーを装着すると難なく登れます

4/3 13:24

小生も細尾根に登り上げました

4/3 13:26

カール急斜面のマイシュプールを眺めながらの登高は良い気分です

4/3 13:28

お絵描きの芸術にご満悦

4/3 13:28

下を見ると上山グループがシートラで上がってきます

4/3 14:12

山頂でエネルギー補給し記念撮影して東急斜面滑走します

4/3 14:12

小生も冥土の土産にお釜をバックに一枚

4/3 14:17

避難小屋からスタートです。滑り易い雪質にテレマークターンを決めます

4/3 14:19

テクニカルな急斜面テレ

4/3 14:19

下に見える除雪作業中の道路まで落とします

4/3 14:23

けっこう滑り甲斐がある広大な斜面です

4/3 14:23

SA君は沢地形滑走していきます

4/3 14:24

東斜面滑走のフィナーレ、フィルムクラスト状態で、板が良く走ります

4/3 14:31

緩斜面ツアールートは極上ザラメ

4/3 14:50

あとみゲレンデを滑走

4/3 15:05

満足の一日は二人ともテレマークでした

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

teledaisuki

・刈田岳BCは今回で2回目、2019年3月中旬は樹氷が少し残っている時期であったが、今回は残雪期のザラメシーズン。気温は刈田岳山頂で3℃位で滑走には快適な雪面となり、極上ザラメツアーを楽しめた。
・好天の下、お釜ボトムまで滑走し、豪快な火山の景色を堪能出来たのは、極めてラッキーであった。
・今回のような変化に富んだ快適ツアーを経験すると、今後も毎年でも通いたいツアーエリアとしリフトアップしたい。
・絶好のツアー日和に恵まれ、人気ルートであるため、多くのハイカー・BC愛好家で賑わっていた。