茂林寺とつつじが岡公園と田中正造記念館
- GPS
- 05:41
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 5m
- 下り
- 2m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
今日は栃木の山に行く予定でしたが、朝から曇りで気分が乗らなかったので、「日帰り絶景ウォーキング」の本に載っていた館林のコースをめぐってきました。もちろん町歩きでは登山のような爽快感はありませんが、知らない街を散策できてよかったです。館林にはびっくりするようなお洒落なお家があるかと思えば、昔の祠がひっそりと祀られていたりして、不思議な街でした。また、歩行者に対する車のマナーが大変良く、気持ちよく歩けました。
茂林寺で分福茶釜を見ました。寺の入り口で鐘を3回つくと、いかにもお寺で働いているという雰囲気の方がばたばたばたっと出てきてくれて、何だか嬉しかったです。そこで参拝料300円を支払います。
茂林寺の裏は湿原になっていました。ちょっと尾瀬を思い出しました。館林市民はこんなところでウォーキングができて羨ましいです。
つつじが岡公園では、これでもかっという感じで巨大なツツジが咲き誇っていました。また、ギネスに載った無数の鯉のぼりも壮観でした。
帰りに、田中正造記念館にふらっと立ち寄ったら、ガイドの方が大変わかりやすく教えてくれました。子どもの時学校で習った記憶では、田中正造さんは不遇で最後まで報われなかったという印象でしたが、今回、彼は庄屋さんの息子で、6回も投獄され、それでも懲りずに天皇陛下に手紙を手渡ししようとしたりする過激なところもあり、国会議員になって大人気で、晩年は50人の看護師さんに看病されて亡くなったということでした。情熱のままに生きて、悔いの無い生涯だったのではと思いました。
また、足尾の鉱毒の汚染が、私がこれまでめぐってきた草木湖や大間々、吾妻山のある桐生や、太田金山までおよび、かなり広範囲だったと知り、ショックでした。備前楯山のパネルも見せてくれて、今度登りにいかねばと思いました。それから、学校では、過去の日本ではひどい公害があった、、と学びましたが、実はつい少し前も、非常に似たような構造で、大規模な環境汚染が起きたということがよくわかりました。とにかく、ガイドのボランティアの方が大変有能でした。ご高齢にみえましたが、すごいです。私も仕事を頑張らねば。勉強になりました。ありがとうございました。
最後に館林うどん本丸で食事をしたかったのだけれど、一人で入るにはあまりに敷居が高く、すぐそばの丸亀うどんで、焼きたて肉うどんを食べました。セルフサービスなのに、できたてをわざわざ席まで運んでくれました。おいしくて、汁まで飲み干しました。館林、良いところです。
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