美濃戸口 河原の滝(たぶん)
コースタイム
今回久しぶりにDIYGPSでルートのログを記録しようと思ったのですが、久しぶりすぎて使い方がわからず・・・なしです。。。
天候 | 晴れ→曇り→雪(時々吹雪)→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
往路 小淵沢駅9:00集合 車で美濃戸口へ 復路 車で小淵沢IC 高速バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
・小淵沢駅から美濃戸口までは道路は除雪されていますが、登るにつれ両側に雪が置かれ道が狭くなっています。 ・美濃戸口から美濃戸山荘への道は、橋までですが雪のワダチがすごく車高の高い車でないと腹をすりそうです。 軽はトレッドが合わず斜め走行を強いられます。 昼食のカツサンドは「丸政」で注文。 正式名称は「甲州かつサンド」 豚と鳥がありますが、今回も豚。 鳥はまだ食べたことがありません。 受取30分前までの電話注文で指定の売店に届けてくれるという親切度大☆ 立ち食いそばもやっていて、山賊そば(鶏のから揚げの大きいのが具)が人気で夕方にはだいたい売り切れるらしい。 そば自体は田舎そば風のワイルドな感じ。 http://www.genkikai.org/marumasatop.html |
写真
感想
ガイドさんのアイスクライミング講習会に参加してきました。
自分はまだアックスをもっていないので、無料レンタルできる講習会に参加して練習しています。
今年は5回目になります。(去年は1回)
アイスクライミング自体は一か月半ぶり、ここ一か月に及ぶインフル含めた体調不良後でどうなるか。
あと、アイスは出来る期間が短いので参加できる時に行かないと知らない間にシーズンが終わっています。
ここはアプローチが短いということでラッキー、まっ、それを聞いて参加を決意したようなもんです^^;
今回の目的
・病み上がり後どんな感じなのか検証。
・今年のアイスで結構ムーヴがわかってきたので再確認。
・格安アウター上下を買ったので、それの検証。 上下で7,000円弱☆
(GOREではないですが耐水圧30,000mm/H2O(B法)、透湿性15,000g/m2/24hr(B1法))
さてさて、川の渡渉を軽くこなして河原の滝に到着。 いやいやほんとに楽ちん♪
気温も結構高めで身体が楽です。
まずはスラブな感じの滝でアップです。
準備をしますがアイスのアウターパンツはフルジッパーが便利と再確認。
ガイドさんにトップロープを張って貰って登ります。
アイゼン、アックスの刺さりが良く楽に登る。 イイィ〜〜〜んじゃない♪ と、一人ほくそ笑む^^
ここで、他パーティーが来たのでアップ終了後、隣の滝へ。
ここはバーティカル(垂直)で難しいので気合を入れる。
高さが6〜7mなのだが油断はできない。
まずは滝の右側から。
1本目:優しい所を登る。 無問題。
2本目:アイススクリューのセットを疑似リードで登る。 大失敗! どこにセットするかの確認を事前に怠ったので登ってからオタオタし、時間が掛かってしまった・・・ 以前出来ていて舐めていたのか時間が空いて忘れていたのかだが、登る前にきちんとルートの確認をしなければならない。
沢の滝登攀では滑落につながる可能性大なので、練習で再確認出来たことは大きいと思います。
1個目は普通に、2個目はアックステンションにて。
3本目:一番右のハングっているところを登るが、悪戦苦闘^^; 以前にはこんな感じのハングも楽に登れたのに・・・
ここでお昼ご飯。
冷たくなったけどかつサンドは美味しい。 お肉は元気でる^^
足りないので自家製シリアルバーも食べる、甘さが身に染みる♪
さあさあ、短い休憩で午後の部へ突入。
滝の左側に移る。
雪が舞ってきている。 気温も下がっているのを実感する。
4本目:凹んだところから脱出するのが核心。 スムースとは言えないがなんとか登る。 午前中に比べると氷が固い感じだ。
5本目:ラスト、まず見本で登ったガイドさんが「今日一番難しいですね」、と。
ほんとかなぁ〜、と疑惑の目で見ていたが、登り始めて右にトラバースする手前でテンションをかけてしまう!
アックス&アイゼンが外れてしまった。 きちんと打ち込めていない証拠・・・ビレイヤーに「すみません!」の一言。
もう一度スタートからやらせてもらう。 今度は慎重に打ち込んで右にトラバース、良し! だが、ここから上も厳しい! 氷が固い、レスト時でも足が楽に安定しないのでプルプルしてしまう。 かなり多くレストしましたが上までなんとかテンションかけずに行けました・・・
ここはあまり登られていなくて、ステップが切られていないからきついんだなぁと思いました。
このことをガイドさんに話したら、「その通りで右側は登られているのでステップが段々になっているので、登るのも楽ですし、レストも楽です。」と。
自分の質問で「こういう苦しい所の滝で30〜50m登ろうと思ったらものすごく厳しいですよね?」
ガイドさんは「ですから、途中でアックステンション出来る技術を身に着けることが大事ですね。 自分が100%のギリギリではセットするのも大変ですから、80%くらいの余裕をもって的確に判断しセットするのが望ましいですね。」 と、教えてもらいました。
この辺は、フリークライミングのリードでの手繰り落ちと共通するなと思いました。
もう一つガイドさんの言葉で心に残ったのは「いつもベストとは限りません。 体調の悪い時もあります。 そういう時こそアックステンションを積極的に使い安全に登ることが大切です。 そしてその時にスムースに確実にセットするために練習することが大切です。」
このことを鑑みると、今回病み上がりで参加して満足した登りはできませんでしたが、苦しい時にこそ冷静に確実に色々な動作が出来るように普段から練習することが大事だな、って思いました。
自分的には苦しく満足できるようなクライミングではありませんでいたが、得るものが大きくこれから沢登りの本番に向けて体力的にも精神的にも大変ためになった講習でした☆
格安アウターは以外にも使えました。 ただ、赤岳や北アルプスでの使用ではないので何ともですが。 メーカー製のアウターも持っていますが破けたら、傷が入ったらと、心配しながら使っていますので、精神衛生上どうなんだろう、って思います・・・
冬山での検証は来期に持ち越しで。 行くならインナーを予備で持って行く安全策で計画したいと思います。
この日は途中吹雪っぽい時もありましたので、3,000m級の山に登られた方の安全をお祈りします。
美濃戸口からすぐのところですか?
だとしたら、私多分目撃してます…。
なに!?
見ただと!?
そうそう、車止め過ぎて橋の手前で右に曲がって渡渉するの^^
もしかして、先を歩いていた?赤いザックだった?
私は赤いザックでした!
でも赤いザックって結構多くないですか?(笑)
青いザックのおじさんと二人連れでしたよ〜。
そうなんですよね、赤いザックの人はchunkichiさんより背が高かったような印象です。
ただ、赤いザックの人は橋の手前で右に行った人を不思議そうに何回もチラチラ見ていました。
青いザックの人は気付きませんでした。って、後ろからじゃおじさんかどうかって・・・わからんわい
赤岳でも登ってきたの?
この日は吹雪いたりだったので上の方はもっと大変でしたね
秋に丹沢の山岳センターでクライミング講習でご一緒させて頂いたものです。アイスやってますねえ〜〜^^もうそろそろ沢もシーズン始まる頃でしょうか?(すみません、沢のことは何も分かっていない。。。)
あ、naiさん、ご無沙汰です^^
今回のアイスはボロボロでした・・・ま、こういう時もありますね^^;
沢はそろそろシーズンインですが、上の方はまだ雪が残っているところもあるようです。
表丹沢ではすでにヒル星人が出始めているようです
雪山講習はどうでした?
あっ、沢シーズンなんですね!たのしみですねえ。
丹沢もうヒル出ているんですね。。。チーン。ヒルが嫌で嫌でまだ丹沢行った事なかったからもうそろそろ〜と思っていたのですが。。。冬に行くしかないかあ。
冬講習、いろいろ勉強になりました〜。出だしはまずまずです。
今年は高い滝の登攀も頑張る予定です^^
ヒルは表丹沢は大倉尾根、あと東丹沢はどっかの沢なので、そんなに気にしなくてイイと思いますよ。
冬講習受けたいのですが、クライミングギヤ購入が結構な負担で・・・
そちらだと西上州に近くてイイですねぇ〜♪
今度ハイグレードハイキングに行く予定です
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