静岡県大仁町

2001年01月13日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 15.9km
• 登り: 465m
• 下り: 475m

コースタイム

記録無し

天候

晴れ

コース状況／危険箇所等

[2016/3/22加筆修正]
まだ山登りを始める前、仕事のストレス解消とかたぶんそんな理由で、特に観光地でも史跡でもないただの町を訪ねて何の当てもなくうろつきまわるという趣味に走っていた頃の記録。

なんで目的地をここにしたのかは全く覚えてない。今にして思えば、普段運動する習慣も無ければ、歩き方も全然なってない素人で、服装も普段着、靴もただのスニーカー。こんなんで15km以上もよう歩いたもんだと思う。当然靴擦れに股擦れ、筋肉痛で全身ボロボロだったけどなぜか楽しかった。

写真

2001年1月13日、天気晴れ。朝早く家を出て、伊豆箱根鉄道駿豆線にて大仁駅に下り立った。

大仁駅の外観。

まず手始めに駅近くの大仁神社に参拝。駅からほど近いにもかかわらず、すでに山麓といった地形。

大仁ホテルの方へと向かうと、住宅地ながら、かなりの坂道。息を上げながら上っていくと、見晴らしのいい場所が。

左の写真は、町の中心部を流れる狩野川の対岸にそびえる城山。

ガケの上から狩野川を見下ろせる場所があった。冬の早朝の、冷気が立ち上るような雰囲気が出てた。

付近一帯の丘陵地の稜線上を走る道路に入っていく。

余談ながら、ここでなぜかプレステのゲームが2枚落ちていたのを発見してしまった。ケースは粉々になっているものの、CD-ROMと説明書は無傷。いったいどういう状況でこうなったのか、謎。

しばらくすると下り坂となり、深沢川のほとりの下畑集落に着く。だいぶ脚も痛くなってきたので、ここにある村杜子神社という小さな神社で休憩。

この手の集落レベルの神社としてはめずらしく、手水が出ていたので、お賽銭と交換ってことで拝借してペットボトルに充填した。

休憩を終え、今降りてきた丘陵地と深沢川をはさんで反対側にある丘を上る。

ふたたび急な上り坂で、途中までは舗装道な道路を、途中分岐を未舗装の林道？林道？まあ細い道へ入っていく。

人里離れた山中に、酪農場やキャベツや大根の畑が広がっていた。

257.6メートルの水準点には一望庵という小屋（戸締まりされていたが）が置かれ、眺望を楽しめるようになっていた。

大仁町では、山を歩いていて少し眺めが開けるところがあると、必ずと言っていいほど狩野川対岸の城山や葛城山が堂々とそびえるのが見える。もちろん平地部の市街地ではほぼどこからでも見ることができる。まさに町のシンボルって感じ。

市街地方面へふたたび下り坂を下る。ちょうど坂を下り切ったところ、町の方から見ると山にぶつかる直前のどんづまりのところに、蔵春院という比較的大きな寺があったので訪ねてみた。石造の仏像群が参道で迎えてくれた。

周辺ではかなり広い部類に入るのではないかと思える境内の広さ。

ふたたび市街地に戻り、伊豆急線沿いの国道136号線を歩く。途中、広瀬神社という、これまた大きな神社があったので参拝した。

広瀬神社の鳥居。

偶然通りかかった、大仁小学校のグランドで、地元の消防団の出初め式に出くわしたのでしばし見物。
ブラバン出動中！青春の思い出…

当然訓練の方にも注目。放水が無かったのが残念だったけど、子どもたちがその様子を興味深げに見てた。

旭化成工場のすぐ脇で、肩身狭そうにしてる熊野神社。でもこのケヤキ？は見事。

熊野神社の狛犬と社殿。

その後は、大仁のひとつ隣、田京駅まで歩いてとりあえず終了。この後、電車でさらに一つ隣の伊豆長岡駅に行き、バスとロープウェー（かつらぎ山ロープウェー）に乗って、展望台のある葛城山（452m）に登った。

山頂に安置されてる前掛け地蔵（勝手に命名）

葛城山頂展望台から、今日一日歩き回ったあたりのエリアを眺めて。