金岳

2022年05月05日(木) [日帰り]

• GPS: 03:59
• 距離: 3.4km
• 登り: 362m
• 下り: 47m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:38
• 休憩: 1:21
• 合計: 3:59

9:54 道の駅龍勢会館
11:08 11:19 金岳(P2)
11:27 12:35 金岳(P3)
13:52 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

西武秩父線　西武秩父駅　　西武バス　龍勢会館バス停

コース状況／危険箇所等

登山道はほとんど整備されておらず、入山口も明確にはわからない。序盤は藪漕ぎに近く、勾配が険しい。
そして、金岳における最大の脅威は、山頂付近に存在する5つものピークである。ロープの持参、ヘルメットの装備と、十分なロッククライミングの経験が最低条件で、乗り切るための難易度は極めて高い。
とはいえ、岩山に出くわした時点で諦めて引き返そうにも、急峻な登山道を下ることは容易でなく、事実上退路が断たれたことを感じ絶望的な状況に陥ることから、初心者は万が一にも誤って踏み入れてはならない山であることをお伝えしたい。

その他周辺情報

道の駅龍勢会館

写真

5/5 9:53

5/5 10:40

5/5 10:45

5/5 10:55

5/5 11:01

5/5 11:02

5/5 11:03

5/5 11:03

5/5 11:03

5/5 11:04

5/5 11:04

5/5 11:20

5/5 11:20

5/5 11:20

5/5 11:28

5/5 11:28

5/5 11:29

撮影機器：

Google Pixel 4a SIMフリー Google

感想

tmkzg

城峯山を目指していたが、負傷等のアクシデントがあったため、途中リタイアとなった。
コース状況欄でも述べたが、金岳は初心者が登れば命の危険を感じる山である。実際に何度となく訪れる岩山の頂では、想定外の恐怖と不安によって絶景を楽しむ余裕などまるでなかった。
当該ルートはヤマレコのアプリでもオーソライズはされておらず、事前調査が不足していたことで困難な状況を迎えたことについては、重く受け止めたい。
岩山を一つ登ればどうにかなると思ったが、とてもそんなレベルではなかった。クリアしてはまた岩山、また岩山、その繰り返し。悪い夢だと思いたかった。こんな山があるのか。
山は本当に恐ろしく、恐ろしい山は意外と身近に存在することを思い知らされた。必死で岩にしがみつき、生きるか死ぬかというときに、目下遠くない場所に街の風景が見えたこと、穏やかな人里にいるように正午のチャイムの音が聞こえたてきたことは忘れられない。

〜　今回の登山においては、たくさんの方の協力をいただき帰還することができました。私の判断ミスによって生じた事態に命懸けで頂に来ていただいたこと、大変な状況なのに温かい声掛けをいただいたこと、後々まで丁寧に対応いただいたこと、感謝しかありません　〜

もし落下した地面が固かったら、その先まで落ちてしまったら、体重のかけ方が変わってたら…ほんの少し、わずかな違いで、人生が大きく変わったり、ここで終わってても不思議ではなかった。思い出すだけでも怖ろしい。
帰ってこれてよかった。またこれからも日々の生活を送ることができて本当によかった。

コメント

スガッチ☆

昨日の僕を忘れ
今日の俺を許し
明日の私を愛そう

tmkzg

suggachiさん

明日を迎えるられることは本当に幸せです。

スガッチ☆

tmkzgさん

素晴らしい明日は
今日という日を
ただ、何となく過ごしていては
永久にやってこない

血にまみれ、汗や泥にまみれ
キズだらけになって
流したい涙をグッとこらえた
今日いう日があってこそ
本日の明日はやってくる…

MUSICA001

tmkzgさん、初めまして。

金岳ハイク、お疲れ様でした。
tmkzgさんが歩かれた少し前の日に歩いた者です。

金岳は、岩がもろいのと、滑りやすい地面、それにルート確認が難しい山だったという印象です。P2に上がる岩場で、スタンスが決まらず、えらいところに来たと独り嘆いていました。

感想の記載では、ご苦労された様子。詳細は分かりませんが、ご無事で何よりです。

私のレコで、簡単な場所と思われてしまったら申し訳ないなと、勝手に思い込み、僭越ながら、コメントさせて頂きます。

tmkzg

MUSICA001さん

はじめまして。コメントをいただき、ありがとうございます。
今回は城峯山を目指していましたが、ほとんど何も調べない状態で岩山の手前まで辿り着いてしまいました。
ご存知のことかと思いますが、登りはじめの藪漕ぎを下りるのも、勾配や滑りやすさを考えると簡単ではありません。「岩山をひとつ登ればきっと登山道に出られるかも」と、藁にもすがる思いで未経験の岩山に挑んだものの、現実は私のわずかな望みを簡単に打ち砕きました。
そのあとは強い不安でいっぱいになり、山頂での景色を楽しむ余裕もなく、P2の山頂からP3の鞍部までの記憶はありません。P3は登ったものの、その先にある下りでついに滑落しました。
30分以上試行錯誤を重ねましたが、私の登山レベルと丸腰の装備では到底下りることはできない場所でした。
現在も各所に痛みは残りますが、頭や首、骨に影響が出なかったことが本当に幸いだったと思います。