記録ID: 4299614
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無雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山
沢渡黒伏
2008年07月06日(日) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 2.3km
- 登り
- 528m
- 下り
- 515m
天候 | 晴れのち雷雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2008年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
終始、滑落、転落のリスクを伴う険路。慎重なルートファンディングを要す。 |
その他周辺情報 | 東根温泉 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
カメラ
シュリンゲ
|
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感想
黒伏山の西にかつて修験の場として栄えたというこの沢渡黒伏がある。登山口まで、スノーアスリートという名の大きなパジェロで乗り込んだが、ものすごい悪路で転覆するかと思ったとはkinuasaの弁。しかし、続く登山はそれを凌駕する緊迫の時間となった。とてもルートとは呼べない奇怪なコースどりで、立木を終始捕まりながら転落しないことに終始、神経を尖らせる。鎖のついた岩場を登り切ると洞窟が待っている。せっかくなのでヘッドランプをつけて洞窟内部に降りて探検する。日神と月神が祀られているというが、よくわからない。洞窟探検の後は再び激急傾斜となり、藪を掴んで強引に登り切る。登り着いた山頂は打って変わって穏やかなまるみを帯びた草原状のところで、ほっと一息、素晴らしい眺望を楽しむ。ここから行けるものなら尾根伝いに白森に行こうと考えていたが、草原に見えるのは極く低層の灌木藪であり、突破は到底無理と考えて諦める(突破者は何人もいますが)。おっかない「道」を慎重をきして下山する。林道に戻ったところで繁茂するイケマの芽を摘み、車に乗り込むや否や大粒の雨がぽつりぽつりと落ちてきた。瞬く間に激しい雨の嵐となった。道は一挙に川と化し、間一髪、逃げ切ったのだった。この日はその後、ずっと頭痛がとれないくらい疲れた。それにしても、こんな面白い山はない。忘れ得ない山行となった。最後は東根のおおた湯で源泉掛け流しの熱い湯で、身を清めるのだった。
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