蒔田城(まいたじょう)(三重県四日市市)★★
- GPS
- 00:10
- 距離
- 460m
- 登り
- ---m
- 下り
- ---m
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
【城名】蒔田城(三重県四日市市)
【別名】蒔田館
【場所】四日市市西富田町蒔田二丁目13
【形式】平城
【地目】寺境内
【立地】平地
【規模】80 x 65m
【築城】寿永年間(1182〜1185)
【築城者】平家資(たいらのいえすけ)
【城主】平家資、蒔田(藤原)宗勝、春日部家春
【標高(比高)】4m( 0m )
【遺構】堀、櫓跡?、宗勝の墓(西富田の三光寺本堂南側)
【訪城日】2022年5月18日
【訪城時間】10分
【歴史】
寿永年間(1182〜1185)に伊勢平氏の平家資が富田館と同時期に築城。四方を素掘りの堀で囲み、外堀は南の鏡が池まであった。
平氏が壇ノ浦で滅亡すると、鎌倉幕府方の大内氏に攻められ富田館とともに落城。
その後、この地は後白河院の領地となり、文治年間に都より守護職として蒔田宗勝が居城し蒔田相模守宗勝と名乗る。
宗勝は深く仏教に帰依し、この地にお堂を建立し、長明寺のもととなる。
現在、宗勝の墓は、西富田の三光寺本堂南側にある。
戦国時代になると、蒔田城として萱生城の春日部氏の一族である春日部家春が城主となるが、永禄年間、織田信長の北伊勢侵攻で本城萱生城とともに降伏、帰順した。 〜以上長明寺案内板より
【概要】
現在は長明寺敷地。周囲に堀が残る。
【アクセス】高速道路利用の場合は東名阪四日市東ICから東方向を目指す
鉄道利用の場合は近鉄名古屋線川越富洲原駅から西方向0.9km(直線距離)
【備考】--
【訪城記録】
平野部にある城址は現在長明寺となっていて県道66号線(旧東海道沿い)西側に参道が面している。
参道入り口が狭いので車での進入に躊躇するが、ゆっくり入っていけば普通車でも大丈夫。
参道に入ると山門が見える。寺の周囲には堀が残っていて今なお水を湛え鯉が泳ぐ。堀の南側は鉄板で覆われているが、寺の周囲を巡っている。
駐車場は山門前を左に曲がって堀を右に見ながら時計回りに進むと寺の南縁に数台停められる駐車場がある。お寺の奥様に声を掛けて境内に入る。
山門外側の南側に案内板が設置されている。
正面に向かって山門左側の鐘撞堂は盛り上がった地形上にあり、土塁か櫓台の跡かも。
【参照・引用サイト】
長明寺案内板
【見逃したもの】
宗勝の墓(西富田の三光寺本堂南側)
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