家島本島 花シリーズ ササユリと海の幸
- GPS
- 05:35
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 195m
- 下り
- 186m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
船
|
写真
感想
姫路港を出港、これから播磨灘を30分ほどの船旅だ。家島諸島は大小40余りの島で構成され、うち有人島は4つ。人口の一番多いのが2400人(令和2年度)ほどの家島本島である。
さて真浦港に着き、島内の狭い路地を歩いているとミニバイクが勢い良く走って来る。島の交通手段は車よりバイクのようだ。気をつけながら網手港までやって来た。いくつかの島が見渡せる。ここからは坊勢島行の船が出ている。島影を探勝しつつ次に向かう。
今日の観察メインのササユリ自生地は入口に大きな案内看板(2014年)があり、昨年できたばかりの石碑が建っている。薄暗い林の中を入っていく。急斜面に足をとらわれそうになるのを踏ん張って探索するが、ササユリの花どころか、その個体そのものがほとんど見当たらない。諦めてゴソゴソと林を出る。何年か前に見たという講師も頭をかしげている。皆ちょっとがっかりしながらも道端の植物観察。割烹「海の幸」を目指して歩くが観察に熱が入りすぎか歩が進まず、店の方に迎えに来てもらう。
車の中でササユリの行方を尋ねるとイノシシの仕業だということ、家島にイノシシいる? 海を泳いでやって来るそうだ。ササユリの復活はあるのか思いを巡らすうちにお目当ての割烹旅館に着く。刺身盛り合わせと筋肉質のアナゴのお重。播磨灘の海の幸を堪能した。
食後は家島神社の170段の石段で腹ごなし。登り切った境内一体は、家島十景天満霊樹と称する原生林である。菅原道真も立ち寄ったという。木陰の中を涼やかな風が通り抜ける。
さらに歩いて清水公園へ。家島十景・監館眺望は、江戸幕府が海上警備のために、この辺りに設置した番所からの眺めをいう。こんもりした芝生広場の丘といった感じの場所から真っ青な空と海を臨み、その海の上に半分近く地肌を見せている島がある。砕石の島、男鹿島である。ササユリはなかったが、この風景は今日のハイライトである。
そして港を目指して歩く。途中コミュニティバスを利用した人も。港近辺に土産屋はないが、魚屋に寄って地元の魚介類をお買い物、旅の締めとする。さあ姫路港へ帰るよ〜(NAK)
<コース状況>舗装道がほとんど、危険箇所なし。
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