緑色の桜をもとめて 正法寺(観音山)〜霊山院〜女人堂
- GPS
- 03:02
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 253m
- 下り
- 234m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
慈光寺入口バス停⇒せせらぎバスセンター⇒武蔵嵐山駅(西口) |
コース状況/ 危険箇所等 |
観音山は崖に作られたつづら折りの道を歩きます。 岩場なので注意が必要です。 観音山頂上の北側斜面は、正法寺の和尚様おススメの身投げスポット(汗) 落ちない(飛び降りない)ように注意してください。 |
写真
感想
ときがわ町にある慈光寺歴史公苑には47種類の桜が植えられ、3月下旬から5月上旬にかけて次から次へと開花し、訪れる人を楽しませています。
http://www.town.tokigawa.lg.jp/forms/info/info.aspx?info_id=28447
桜と言えば”さくら色”ピンクというイメージですが、慈光寺歴史公苑の47種類には「白」「淡いピンク」「濃いピンク」だけでなく、「黄色」に「緑色」の桜まであるそうです。
ときがわ町HPによると、珍しい緑色の桜「御衣黄」がちょうど満開と知り、さっそく見物に出かけてみました。
ただ桜を見に行くだけでは面白くないので、東武鉄道発行(編集:新ハイキング社)のガイドブック「ちょっと早起きの外秩父ハイキング」P.31〜P.33で紹介されている、”花の古刹をめぐるハイキング 正法寺ー霊山院ー慈光寺 里ざくらコレクション道”を参考に歩いていくことにしました。
※ガイドブックでは霊山院から慈光坂をくだっているが、目的の緑色の桜「御衣黄」は慈光坂ではなく霊山坂沿いにさいているので、霊山院駐車場横から霊山坂をくだります。
ガイドブックと同じく、東武東上線の武蔵嵐山駅西口からときがわ町路線バス「せせらぎバスセンター」行きでせせらぎバスセンターまで行き、竹の谷行きに乗換える。
最初の目的地である正法寺は「正法寺入口」バス停が最寄りバス停となるのだが、ガイドブックでは正法寺入口バス停の4つ手前(といっても歩いて10分程度だが)のバス停、「慈光寺入口」バス停から歩いているので同じく「慈光寺入口」バス停から歩くことにした。
(せせらぎバスセンターからの乗換で竹の谷行きと接続していない時は、日向根行きでも「慈光寺入口」バス停を通ります。)
最初の目的地、観音山の麓にある正法寺はミツバツツジに彩られる山寺。
自分が歩いた翌日の、平成26年4月20日(日)にツツジまつりが開催されるそうですが、残念ながらミツバツツジの見頃はちょっと過ぎてしまっているようです。
正法寺の東側にそびえ立つ観音山は急峻な岩山。猿でも滑り落ちるのではないかと思える崖に無数のミツバツツジが咲いています。和尚様のお話によると、このミツバツツジは人の手によって植えられたものではなく自生をしているものだとか。
ガイドブックがなければとてもではないがこんな崖を登っていけるとは思えませんが、観音山には明治30年に建立された四国八十八カ所巡拝碑があり巡礼の小径が作られています。
本堂裏側の道から弘法大師(空海)像を拝みつつ入山。急な崖を何度も折り返しつつ登っていきます。急な山ではありますが、ミツバツツジや次々に現れる八十八カ所の石碑を数えながら上がるせいか、不思議と難なく登っていきます。
途中、千手観音が刻まれた石碑がありここが頂上かと思えば頂上はまだ先、岩山の足下に気をつけながら進むと境内から約20分、金比羅大神の祀られた頂上へ到着です。
頂上から先にはロープが張られ「下山者はここから戻って下さい」の立て札。
ガイドブックによるとここをさらに奥へ進むようです。
ヒノキの境木沿いの山道を登っていくと、右どんぐり山・やすらぎの家と書かれた看板の立つ道に突き当たる。
右にくだっていくとトトロの待つどんぐり山へと降りていけるようだが、左へと登っていきます。
眺望の無い木立の中の山道を登り進みます。ところどころで道が二股に分かれますが先で合流します。
しばらく歩くと西側が開けてヒノキ植林地が現れ、ヒノキの木立の間から剣ケ峰、堂平山が覗き見えます。ここまでくれば霊山院はもうすぐ。
霊山院は白、ピンク、赤、紫色とりどりに彩られた美しいお寺
境内には「水晶」「永源寺」「雨宿り」「ヤマザクラ」「しだれ桜」などたくさんの種類の桜が咲いています。
「水晶」前のベンチに座り美しいお寺を眺めていると、ついつい時間が過ぎてしまいます。
霊山院には二つの山門があります。1つの山門は戸が開かれ、もう1つの山門は戸が閉められています。
戸の閉められた山門は菊紋で飾られた「勅使門」。勅使門とは天皇の使いだけが通ることを許されている門。霊山院の格の高さが伺えます。
霊山院前の駐車場横から紫や黄色の花の咲く霊山坂をくだっていくと、いよいよ今回の目的の緑色の桜「御衣黄」
かと思えば、黄色い桜の「鬱金(うこん)」でした。
鬱金(うこん)の隣は、濃いピンクの桜「紅時雨」
さてさて「御衣黄」はどこだろう?と紅時雨の隣、3本目の木に目を移すと・・・
あれ?これは葉っぱではなくて花だっ!!!
本当に緑色をした桜が満開の花を咲かせています!!!
慈光寺歴史公苑はまだこれから満開を迎えるさくら、開花するさくらがあり5月上旬まで桜を楽しむことができます。
桜の次はシャガの花と時期毎に何らかの花を楽しめますので、みなさんもぜひどうぞ!!
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