伝説の首切岩へ ヤブこぎの下り藤峠・八人峠・首切岩



- GPS
- 06:04
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 310m
- 下り
- 332m
コースタイム
下り藤峠−八人峠−首切岩−奈倉館跡−ヨウバケ−泉田BS−西武秩父駅
天候 | くもり 気温は適温 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(復路)泉田BS−西武秩父駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
前半の府坂峠越えのコースはお奨めしません。 ヤブ(背の高いササ)と潅木に行く手を妨げられて苦労します。 これからの季節さらにヤブは濃くなります。 |
写真
感想
なんだか寒いけど、首切岩を見てきた。
その昔、八人の山賊が隠れ住んでいて巡礼人や村人に悪さを繰り返していたがついに領主に成敗された場所が、この首切岩だということです。
雨露をしのいだり、奪い取った宝物や食べ物を隠しておくには絶好なところだったようだ。
不思議なのは天井に人の首が入るような穴がいくつか開いている事だ。
狸のため糞も近くにあったので今は狸の棲家になっていたのかな?
さて出だしは、バス停の赤坂峠から歩き出し、途中から府坂峠へ行く。
歩く人もいないのでしょう。
道を見失ったこともあるがかなりきついヤブこぎでした。
林道に下りる道もはっきりしない。
なんとか昔田んぼだったところを強引に突っ切った
次は坊平らから下り藤峠を目指す。
立ち入り禁止になってる太平洋センメントの残土処分場の入り口を入ると左手に登る道が出てくるのでこれを登る。
下り藤峠は位置がはっきりしませんが、太い枯れた藤の枝が垂れ下がっていたのでこのあたりを下り藤峠とかってに考えました。
八人峠の上り口にある旧家の方が整備してくれた標識と描いてくれた手書きの地図を確認した後、峠に向かう。
やはりあまり歩いていないのだろう。八人峠の道を見失いながらも首切岩へ直接あがっていく。
首切岩から奈倉へ下る。
奈倉館跡を過ぎてヨウバケを見る。
さあーて ヨウバケってなんだ?
今日の山行のリーダーは学者さんなので詳しい説明を聞きました。
ヨウバケとは日のあたるガケ
陽崖(ようがけ)
だそうです。
バケはこの地方の言葉でおおきなガケの意味。
秩父が何万年前に海の底だった時に堆積した地層が、地殻変動で隆起したことがよくわかる場所です。
何層にも地層が折り重なっているのが確認できる。
1,500万年前の地層からはさまざまな貴重な魚介類やサメの歯が見つかったそうです。
近くに化石館があります。(入館料300円 入りませんでしたが)
あっ!
ガケは天然記念物に指定されてますから盗掘は罰せられますよ。
泉田BSまで歩き、西武秩父駅まで帰りました。
いつもの蕎麦屋さんでわがまま打ち上げのあと解散。
ではまた。
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