梅雨明け?猛暑の中のハナショウブ(青梅・塩船観音寺〜吹上しょうぶ公園)


- GPS
- 03:30
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 82m
- 下り
- 85m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
八王子06:59(JR八高線) 拝島07:15/07:22 東青梅07:39 復路: 東青梅11:19 立川11:45/11:47 八王子11:58 |
写真
感想
この週末は花盛りの秋田駒ヶ岳を予定していたのだが、梅雨前線が異例の早さで北上してしまい、東北日本海側は大雨予報だったので数日前に中止。
その代わりに太平洋高気圧の範囲にぎりぎり入りそうな那須岳の三斗小屋温泉も予約し、なかなかにいい感じに変更できたなと思っていた。
が、一緒に行く予定だった友人がもうそんなものは過去の話だと思っていた「濃厚接触者」になってしまったと連絡があり急遽中止に。
天気図上も、もう梅雨明けしたのではないかというくらいに太平洋高気圧が張り出していて、週間予報も全部晴れ。
これを梅雨明けというんじゃないかな思いつつ目覚めると、紺碧の快晴。
朝からもう陽射しが強くこれぞ、梅雨明けといった感じだ。
家族が青梅の吹上しょうぶ公園へ行くというので付いていく。
菖蒲園だけではなく塩船観音寺方面からのハイキングコースがあるらしい。
この菖蒲園は3年前の6月にも行っているのだが、こんな強い陽射しの中、ハナショウブは萎れないのだろうか。
2ヶ月前に成木方面から高水三山に登るために降りた東青梅駅から出発。
突然の6月の晴天だったからか、暑すぎる予報のためか青梅線も登山客は少ない印象。
今回は東青梅駅を北側に向かい霞川沿いを歩いていく。
川沿いには花を植えているお宅が多く、バラやダリア、そして早咲きのコスモスが陽光に輝いている。
青梅のアメダスは11時の時点で35℃を超えて猛暑日になった。
塩船観音寺は霞丘陵(かすみきゅうりょう)の一角にあるらしいので、霞丘陵ハイキングコースを歩くのもいいなと思っていたのだが、この暑さでは無理だ。
ちなみに八王子市内、滝山城跡のある丘陵は加住丘陵(かすみきゅうりょう)で音が同じなので紛らわしい。
大きな茅葺屋根の山門をくぐり塩船観音寺へ。
さすがに木陰は気持ちのいい風が吹いている。
ツツジの季節はすごいのだろうなと思わせるきれいに丸く刈り込まれたツツジ群。
その先に牛久の大仏様の大きさにはかなわないが、かなりの大きさの観音様。
紺碧の空を背負って堂々と、白鳳仏を思わせる大らかな穏やかな表情だ。
観音様の足元まで行くとかなり見晴らしが良く、多摩丘陵方面に展望が開けている。
そして、丹沢山塊には夏場、南風が吹き込んでいるときによく見る光景。
稜線にべったりと雲が貼りつき、関東平野にフェーン現象が起きていることが分かる。
天気がいいといっても場所により、今日丹沢へ行った人は残念だっただろう。
そんなに離れていないのに富士山は真夏の青い姿で山頂まですっきりと晴れ上がっている。
もうハイキングをするなんて気持ちにならないくらいの気温で、休憩所でソフトクリームを食べた後は、そのまま吹上しょうぶ公園へ。
アジサイは強い陽射しに当たるとくたびれた感じになってしまうので、ハナショウブも同じかなあと思っていた。
が、ハナショウブは強い陽射しの下でもきれいに咲いている。
雨の中咲いているイメージがあるが、ハナショウブは別に雨が好きでこの時期に咲くわけではないらしい。
再び東青梅駅まで歩き、猛暑日の散歩は終了。
結局アメダスを確認すると青梅は最高38.0℃まで気温が上がっていた。
帰宅した八王子も八王子駅南口の温度計は41℃になっていた。
アメダスでも最高37.4℃まで気温が上がったようだ。
熱中症にさえ気を付ければ暑いのはきらいではないので、このまま南アルプスの予定の入っている来週末までこのままいってほしい。
この気圧配置が続くとなると、「梅雨の中休み」ではなく「観測史上最も早い梅雨明け」となるのだろう。
さすがに35℃を超える猛暑日ともなると、暑さに強いと思って先週買ったばかりのニチニチソウの花も庭先でクシャクシャになっていた。
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