熊野古道中辺路(那智〜本宮)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 31.1km
- 登り
- 1,816m
- 下り
- 1,984m
コースタイム
2日目:小雲取越)7:50小口自然の家→8:10小和瀬の渡し場跡8:20→9:22桜茶屋跡9:32→10:15石堂茶屋跡10:21→10:40林道交差10:50→11:03百間ぐら11:11→12:38請川13:15→13:45大斎原→13:58熊野本宮大社
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
熊野はアプローチが大変です。 かつて宿坊だった青岸渡寺の尊勝院は、何年か前から宿坊として泊ることは出来なくなっています。 と、いうことは、那智の宿泊施設は、一カ所しかありません。お気を付けください。 ちなみに、小口の宿泊施設は、2か所しかありません。 地図は、これが詳しいです→http://www.wakayama-kanko.or.jp/walk/index.html?sess=19e07915e155b1316f7012738da9aa6b |
写真
感想
2〜3年に一度、どうしても熊野古道を歩きたくなる。
そんなことを繰り返して、早20年。
前回熊野にいったのが2011年8月なので、そろそろ行きたくなってくる頃合いです。
というわけで、行ってきました。今回は、相方も一緒です。
相方は相変わらず山が苦手ですが、世界遺産は大好き。
天秤にかけた結果、世界遺産が勝った模様。
熊野はアプローチが大変です。
前日から入って、那智を堪能し、那智山で宿泊。
那智の滝近辺は、宿が一カ所しかないので気をつけましょう。
朝、那智大社と青岸渡寺にお参りしてから、いざ熊野古道へ。
高原休憩所までは、古い階段の道。そしてそこから先は、熊野古道中辺路大雲取越らしい斜めった石畳の道です。
舟見茶屋跡までは、なかなかの坂道です。そして、そこからの展望は、素晴らしい!
那智浦も勝浦もばっちり見えます。
一回沢に下りて、林道に合流し、2キロほどの車道歩きをして、地蔵茶屋跡へ。
さすがに、世界遺産。さすがに、GW? たくさんの人とすれ違います。
昔はこのルート、ほとんど誰とも出会わないルートだったのですが。
しかし、巡礼の道を人が歩くのは、いいことだと思います。それでこそ、巡礼道。
地蔵茶屋から先は、急坂です。
が、石倉峠も越前峠も、比較的あっさりと到達。
はじめてきたとき苦しかった思い出が、いつまでも印象を決めてくれます。
相方は、ひーほー言ってましたが。
越前峠からは胴切坂。私の苦手ポイントです。
ぐいぐいと、まっすぐに激下る1時間です。しんどいしんどい。
が、ここを抜ければ、旅籠の石垣を見ながら下山し、小口に到着し今日はここまで。
翌日の小雲取越は4時間程度の行程なので、ゆったりスタート。
こちらは、桜茶屋までが坂道大変ですが、そこを過ぎれば、非常になだらかなルートです。
この感じが、小雲取越っぽい道。
百間ぐらまでこれば、本宮すぐ近くの熊野川が見渡せて、元気になれます。
中辺路は難所といわれています。
大雲取越は、急な坂道が難所なのでしょう。
しかし、おそらく小雲取越はギザギザな山肌のトラバースルートが難所なのだと思います。
……高貴な人を駕籠で担ぐ人々にとっては。
ですので、登山者はすいすい行けます。
快適に下ると、請川の集落に出ます。文字通り、民家の玄関先を通過するルート。
これで、山道は終了。あとは3キロ近い車道歩きです。
そしてぜひ、大斎原には行っておきましょう。旧社地です。撮影禁止なので、写真はないですが……。
GWの本宮は、すごい人でした。こんなの、はじめて。
大行列が出来ていて、お参りするのに、30分くらい並びました……。
でも、やっぱり熊野はいいところ。エネルギーをたくさんもらいました。
おまけ:熊野に来たらここにもいこう。
・補陀洛山寺:ここは肌に合う。生きながら観音浄土へというのが、すごい。
・新宮速玉大社:これで三山詣で満願です。
・神倉神社:このプリミティブな感じ、そしてあの石段。すごいっす。
・花の窟神社:ここがこの世とあの世の境目。ここから伊勢側が、生者の国。熊野側が、死者の国。
・新宮のめはりや:ここのめはりずしは、たまらん!
お久ぶりです
相方さんと熊野古道ですか
羨ましいです
初春に熊野古道の一端に触れ、憧れは強くなってるのですが・・・
如何せんアクセスが
夜行バスで行くのが一番効率良さそうですが・・・
体力消耗しますからね
それから44枚目の花はシャガ(菁莪)です。
本来梅雨時の花ですが、5月に咲いてる所が多いですね。
この時期、何処の山でも良く見かけます。
民家にも咲いてますよ。
山行記録が並んで表示されましたね
niiniさん、こんにちは。
熊野はいいところですよ。アクセスは、すさまじいですが。
移動に半日以上かかりますからね……。
「くまの」の「くま」は、「奥まったところ」を意味しますので、まさに文字どおりなところです。
いいところですので、ゆっくり行かれるのもいいと思いますよ。
那智から本宮は、niiniさんの体力なら余裕で日帰り縦走できます。
花ありがとうございました。
大群落でした。
今のように山を始める前、熊野古道にいく計画を立てていました。
結果、この時は白神山地にした訳ですが。
そのときは世界遺産を旅しようと思っていました。
それから10年。
山はたくさん行きましたが、熊野詣はまだ…
未だに憧れの場所です。
山は旅。いいですね。
あの白い花は〜。あ、niniさん、正解です♪
makasioさん、こんにちは。
あら、熊野古道計画されたことがあるんですね。
是非行ってみてください。おすすめします。
昔の人が、世界の成り立ちと自分たちの存在を、どんなにダイナミックに考えていたのかが感じられます。
めはりずしは、本当は握りこぶし大の巨大なものですので、めはりやさんのは食べやすくしてくれています。
わたしは、ここのが一番好き。非常にうまいです!
大好きな熊野古道行ってきたんですね!!
苔むした石畳や林道の感じがとても素敵ですね(*^。^*)
陰と陽の違った雰囲気の古道を歩くんですね(*´▽`*)
私も早く行きたくなりました(#^.^#)
なかなかアクセスが難しいけどいつかは必ず(^_^)/
めはりずしも食べてみたい(≧▽≦)
相方さん素敵なポージング(≧▽≦)
楽しそうですね(^_^)/
ゴールデンウイークは満喫ですね(*´▽`*)
villaさん、こんばんは。
熊野古道は、わたしの山歩き(?)の原点みたいなところですね。
熊野に惹かれて、はや20年。
今回のルートも、7回目くらい(数えていない)ですよ。
あの石畳、1000年前の人もそこを歩いたのか〜と思うと、感慨深いものがあります。
往事の往来に足をかさねる。
世界遺産になってから、ずいぶん森が整備されて、明るくなった印象を受けます。
昔はもっとうっそうとしてました。雰囲気ありましたよ〜。
なにせ、熊野古道を歩くと、死んだ肉親に必ず出会うといわれているくらいですから。
めはりずしは、ぜひ、食べてみてください。
ありゃ、本当にうまいものです!!
相方は、久々の山歩きに、「ぶひーぶひー」と言っておりました……。
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