燕岳
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今シーズン初の北アルプスは安曇野の燕岳へ。
深夜3:00に金沢を出発。
新規開通した東海北陸道を通って高山、安房峠経由で中房温泉に到着したのは6:00過ぎ。
過去、糸魚川経由や神岡・平湯・安房峠経由だと2.5Hで着いているので、高山経由は失敗だった。
中房温泉の登山者用駐車場はオンシーズンだととても駐車できないらしいが、この日は第一駐車場が満杯、第二駐車場はまだまだ余裕だった。
6:40に登山口発。
ここから燕岳へ登る合戦尾根は北アルプス三大急登と言われているそうで、はじめからぐんぐん登る。
が、さすが北アルプスの有名登山道。しっかり整備されておりとても登りやすい。
段差はちょうど良い高さ。浮石など全くなく、一歩一歩確実に踏み込んで登ることができる。
今日は早朝自宅発で寝不足なハズだが、妙に体が軽い。
順調に高度を稼いで合戦小屋には2時間を軽く切って到着。(コースタイム3時間)
適当な間隔で休憩場所(ベンチ)が設けられ、第一ベンチ以外はもれなく休憩させてもらったのに予想外の早さだ。
合戦小屋では名物のスイカを食べている人がいて心揺れるが、全く疲れていないので給水のみですぐ出発。
合戦沢の頭へ登ると森林限界を超え、見晴らしが良くなる。
左には大天井岳、右には餓鬼岳、そして稜線伝いに燕山荘が大きく見える。
快調なペースはそのまま続き、あえぎ登る人を何人もぶっち切って9:22燕山荘着。
あらあら、2時間40分で燕山荘に着いちゃった。(コースタイム4時間)
無理して早く歩いたつもりはないのだが…
最近富山の急坂(大笠山、僧ヶ岳東又コース)で鍛えた成果か?
小屋の高瀬川側斜面にコマクサが咲いているのが見える。
今日は残念ながら槍ヶ岳の穂先は雲に隠れている。
まず山頂を踏んでおこう、という訳でおにぎりを口に放り込んで出発。
燕岳は花崗岩のオブジェのような岩があちこちにそそり立っていておもしろい。
9:56燕岳山頂着。
2763Mは今年一番の標高だ。
高瀬川を挟んで正面には野口五郎岳が大きい。
双六岳や三俣蓮華、鷲羽岳など裏銀座の山々がズラリと一望だ。
(水晶岳は残念ながら雲の中)
振り返ると燕山荘から大天井岳、そして槍ヶ岳へ表銀座の稜線が続く。
大天井岳の左は常念岳だ。
昨年秋は苦労して登ったなぁ。
燕岳を後に、北燕岳へ向かう。
ここの高瀬側斜面はコマクサの群落だ。
密集という訳ではないが、ピンクの点々が斜面を埋め尽くしている。
コマクサ、花崗岩のオブジェ、そして北ア核心部の大展望。
欲を言えばもう少しカラっと晴れて欲しいところだが、それでも十分満足だ。
北燕岳からの帰りは高山植物の撮影でゆっくりゆっくり。
槍の穂先がもうちょっとで雲が取れそうな感じだが、惜しい。
燕山荘での昼食は生ビールがうまい!
おでんをつまみに取ったら、ついでに生中おかわりしてしまった (^^;
おでんと生中2杯で2300円。北ア稜線で飲む生は最高!。
(もう一杯飲みたかったが、さすがに歩きに影響が出そうなので自粛)
ほろ酔い気分で昼寝したいところだが、人も増えてきたしそろそろ帰ろう。
帰り支度をしていると槍の穂先の雲が取れた!
12:07燕山荘を後に来た道を下る。
下りもすこぶる快調で、酔いが回ってコケないように慎重に歩くつもりが、どんどん足が勝手に動いていく。
今日は登ってくる人がとても多い。(燕岳ではこれが普通なのかも?)
あれ?第一ベンチ手前で追い抜いた20人規模の団体さんがようやく到着だ。ご苦労さま。
飲んだ分はすっかり汗を掻き、14:04登山口着。
結局2時間切って下ってしまった。
下山後は駐車場から少し下りたところにある有明荘にて入浴。
硫黄の匂いが強い源泉掛け流し温泉で、広い露天風呂が快適だった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する