東河内-菅山-小河内山-水無峠山-鹿の子池-白樺荘
kumahiko
体力度について
- GPS
- 25:02
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 2,353m
- 下り
- 2,306m
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| 天候 | 晴一時雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
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感想
梅雨が明け、天気も良さそうだったので、足首に不安が有ったが、三年振りのテント泊での静岡の山に行ってきました。
コースは東河内のまだ行っていない尾根で小河内岳に登り小笹平でゆっくりして殺生尾根から降りる予定で2泊3日のコースで計画した。また靴は前々回登山靴で苦労したので、テント泊では初めてのトレランシューズにしてみた。
取り付きは東河内林道の大淵沢の手前の斜面からだけど、久しぶりの重たい荷物で躊躇する斜度で、おとなしく鹿の子池に向かおうかと迷ったが、登ってみると荷物の重さは気にならず、何とか初めのひと登りを終えることが出来たのでホッとする。
初めの小ピークからの下り道が判らず焦るが、左手から巻くように道がついていて安心する。このあとの登りも斜度がきつく、尾根に乗るまでに苦労する。尾根に乗ったあとは普通の急登となるが、1101mには大幅に予定時間を超えての到着となり、初日予定していた菅山には届きそうにないので、行けるところまで行くことにする。
テント敵地を物色しながら、先に進む。途中20mほど?前方に黒い物が見え、焦げた木かなにかだと思ったが、僅かに動いているようにも見え、声を上げるとやはり動いて居るようで、熊で有ることが確認できた。いくら声を出してみても逃げ出してくれず、そうかといって向かって来る様子もなく、木に登る姿勢を取ったり、立ち上がり荒々しく鼻息を立てたりこちらを威嚇している用だった。幸い、熊のいる箇所を通らず左手から巻いて歩ける箇所があり、熊の位置を注意しながら、そちらから回り込むと熊は走り出して他の木に登る仕草などをして緊張が解けて嬉しそうに見えた。
その後は、こちらに来る素振りもなく、こちらも緊張が解けてホッとする。スマホはザックの中にあり流石にザックをおろして写真を撮る余裕までは無かった。しばらくは後を気にしつつ先に進み、1344m付近のテント敵地で久々のテント装備にしては色々あったので寝付けず、ラジオをきいていると、編集長と釈さんに山の番組がやっていて聞いていたが寝落ちした。
いつも週末日帰り登山では、次の日足首が痛く歩くのに苦労しているので心配だったが、サポーターをして寝たのが良かったのか、普段と変わらない痛さで普通に歩くことが出来たので良かった。
長尾根に乗るまでは、昨日の初めの急登ほどではないが急登が続く、尾根に乗ると平坦な開けた場所となりところどころに巨木が有り、素晴らしかった。以前、残雪期に歩いた時にはそれ程気が付かなかったが、長尾根は素晴らしい別天地と呼べるところだった。小河内山�景�には12時少し前に到着する。この時点で計画していた小笹平は諦めて、無理はせず鹿の子池経由で下山することにする。
水無峠山山頂には新しい標識がかかっていた。ここから鹿の子池へは毎回道をそれてしまうが、今回も左手方向にづれてしまい軌道修正しながら鹿の子池を目指す。途中カミナリの音がして少しだけ雨が降るが、大雨にはならずに鹿の子池へ到着出来た。雨がやんでいるうちにテントを張り、少し早かったが夕食を済まして、一眠りする。目が覚めてもまだ明るく19時過ぎだった。このあとのラジオを聴きつつ眠る。
鹿の子池からの下降も道が分かりづらくヤマレコアプリで確認しながら降りて行く。途中から道が整備され歩きやすくなっていた。熊檻がある箇所の先の小ピークは迂回路が付いていて楽をさせてもらう。この先も道沿いに進むといつの間にかいつもの下降点を超えていたが、しっかり道が付いていたのでそのまま進み道沿いに右手に下り始めて急降下もなく難なく林道終点に着いてしまった。いままで使っていた急降下の道より断然いい道だった。ここから白樺荘までは後6km程だけど今回は始めて白樺荘の予約をしていたので、バスの時間を気にせずに熱い中ゆっくりと歩く。それでも、白樺荘にはチェックイン時間前に到着できた。時間前だったが部屋に入れてもらえ、温泉も入らせてもらいさっぱりする。部屋の名前はまだ行ったことのない千枚岳だった。
井川線は、土砂崩れで井川まで来ていないので、静岡まで接続するバスが14時39分までなく、早いバスで井川の廃線ウォークでもしようとも思ったが雨の予報だったので、白樺荘でゆっくりさせてもらい、昼に始めてダムカレーを食べてから、休憩室でテレビを見ると工場長さんが百名山の番組にでていた。
今回は久し振りにテント泊登山をすることが出来たが三日目は足首に相当来ていたので、3泊以上の縦走はまだ難しそうだけど、余裕のある2泊までなら何とか行けることが解ったので良かった。
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