小川山 クラック落ち練
天候 | 雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
写真
感想
以前からやりたかったカムでの落ち練に行ってきました。#03までの信頼感に加えて、ビレイヤーとしてもロープの伸びや流れ具合、どのくらいならグラウンドするのかと理解がとても深まりました。あまり実施する機会がないですが、リードやビレイするなら一度はやっておいた方が良いと思いました。途中から雨が降って来たので、濡れた岩での練習もできて大変有意義でした。
ジョイフル・ジャム 5.8 NP
再登。廻り目平キャンプ場到着時は晴れていて暑い。1本目はジョイフル・ジャムでアップした。登りやすいし、カムのセットも教科書通り、だが落ちるには恐怖心がある。今日はこれが本当に効くのか試せるのが楽しみだなと思いながら登った。暑すぎてシンハンドがヌメッた。
金太郎 5.9 NP
兄岩へ移動。まずはトップロープを張るために登った。以前に登ったときは簡単だったイメージがあるが、上部のムーブが分からず面白かった。フィンガー〜ハンドなので落ちてみるにも良さそうなサイズ感。以下、落ちた結果
・#03-#075で落ちたが、ただしくセットしていれば微動だにせず
・落ちたときの負荷でローブ部分は少し開くので、やはりフレアはまずいと思った
・落ちたら再登前にセット状態を確認すべき
カムで止まるかどうかより、セットの間隔や落ち方も気にした方が良いと思った
・1ピン目、2m位置でも気を抜いていたらグラウンドする。狭間隔で次を取る
・2ピン目、ランナウトしたらすぐグラウンドする。落ちてはいけない
・3ピン目、脛で落ちたら、いい加減なビレイだとグラウンドする。
・滑りやすいロープだと落ちたときのカムへの負荷が少なそう。
・しかし落ちる距離が伸びやすいので、ロープ特性の理解も必要
・同体重くらいだと、激落ちではビレイヤーが浮き上がるので70cmほどロープ出る
・10kgも差があったら落下距離はすごく伸びると思う
・落ち方が悪いとバンドにぶつかったり、カムへの負荷方向が理想的でなかったりする。
・とは言え、不意落ちに対応するセットをしておきたい
安心できるプロテクションというのは強度もだが、位置も重要だというのが分かった。山の中だと安心できる強度x位置を担保できるのは相当な熟練がいるよなと感じた。
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