光明院波心庭と素敵なカフェ

2022年07月11日(月) [日帰り]

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

電車

写真

7/11 11:44

本日は京阪本線鳥羽街道駅で下車。
この道をまっすぐ進むと目指す光明院さん。
今回はiPhoneのナビも必要なしの駅近です。

7/11 11:48

あっという間に到着。
東福寺さんの塔頭です。

7/11 11:48

あいにくの曇り空。
でもそのおかげで少し気温が低いので助かります。

7/11 11:50

オニユリが咲いていました。
さらに奥にはキキョウも。

7/11 11:54

入り口にあった衝立
ナマズでしょうか？

7/11 11:54

立礼式のお茶室がありました。

7/11 11:55

外の景色が見える丸窓

7/11 11:56

波心庭

7/11 11:56

ちょっとした設えがとても素敵です。

7/11 11:58

波心庭を望む丸窓。
奥には三尊に見立てた立石が見えています

7/11 12:00

ナマズの絵の後ろには仏手(おそらく)が描かれています。

7/11 12:01

今にも飛び出してきそうなトラの掛け軸。
壁に松葉や竹が描かれています。

7/11 12:08

左奥、中央奥、右手前にそれぞれ三尊に見立てた立石があります。
そして手前には玉石で波飛沫が表現されているのもみて取れます。

7/11 12:09

壁にはこんな遊び心も

7/11 12:13

先ほどの写真で右手前に写っていた３つの立石。

7/11 12:14

夏使用になった室内の設え。
簾が涼やかでした。

7/11 12:15

点々と置かれた石。
全部で75個あるそうです。

7/11 12:17

石の向こうにあるのは作庭以前からあったというサツキやツツジ。重森三玲はこれを雲に見立てて作庭したそうです。

7/11 12:19

きっとどこから見てもその人にとっての正面なんでしょうね。
重森三玲の初期の作庭だそうですが不思議な空間でした。

7/11 12:25

最後に入り口も
入り口ですらこのオシャレさ。

7/11 12:28

玄関前のお庭は雲嶺庭
こちらには紅葉が植えられていて、紅葉の頃には多くの人が訪れるそうです。

7/11 12:29

何故か色づいている紅葉。
知る人ぞ知ると言われている光明院さん。
フォトスポット満載でした。

7/11 12:36

帰りに寄った竹情荘。
通されたお部屋に苔と共にこんな設えがありました。
苔はあまりの暑さに枯れてしまったとのことでしたが、初めて見た菊炭に感激してしまってパチリ。

7/11 12:37

お茶の教室もされているとのことで茶道具がさりげなく置かれています。

7/11 12:53

冷たいおぜんざいとホットコーヒーをいただきましたが、おぜんざいはチャッチャと食べてしまったのでホットコーヒーだけ

7/11 12:55

とても薄い作りの上品なコーヒーカップでした。

7/11 13:37

ステンドグラス風の窓ガラスの向こうは画家の待合室として使われていたそうです。

7/11 13:38

ここがカフェだと知らず通り過ぎてしまう人が多いそうです。
本当に素敵なカフェでした。

撮影機器：

iPhone 11 Pro Apple

感想

Momongamon

山歩きはすっかりご無沙汰になってしまいました。今回も街歩き(というほども歩いていませんが)です。
異例の早い梅雨明け。でも毎日暑くて、なかなか外出する気になれません。
というわけでみっけ！アート＆ウォークの続き。
近場なら…と思いでかけてみましたが、思いの外長いをしてしまったかもです。
今回訪れた光明院さんは数多い東福寺さんの塔頭のうちの一つ。前回訪れた勝林寺さんより人も少なく、でもお庭は重森三玲の作庭とあって趣きもありゆっくり過ごすことができました。やっぱりお庭があるお寺はいいですね。暑くてもゆっくりできるのが何よりのご馳走です。
肝心のお庭はどこが正面なのか私にはさっぱりわかりませんでしたが、どこから見ても３つの石(三尊を表しているそう)が見える構図で全体的に３つの石の固まりが３つあるという趣向を凝らしたお庭です。さらに後で知ったのですが玉石で波飛沫も表しているそうです。
帰りに寄った竹情荘は大工仕事の建具(大工さんのノミ跡が残っている珍しい壁や扉)、出窓風の角の4面何処にも節のない通し柱、お茶室の丸窓などなど、素敵過ぎて書ききれません(そして専門知識がないので上手く説明できません)。平日とあって店主のかたを独り占め。色々とお話しを伺うことができ、驚くやら感心するやらで写真を撮るよりはお話しに集中して目に焼き付けてきたという感じです。