大千軒岳(知内川コース/途中撤退)
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 525m
- 下り
- 537m
コースタイム
- 山行
- 6:12
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 6:43
天候 | 曇りのち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口手前の駐車場は10台程度駐車できそうな広さ。仮設トイレが設置され、トイレットペーパーもあった。 |
その他周辺情報 | 【前泊した宿】ビュウ温泉のとや/木古内町 (田中陽希もGreat Traverse3実行中に泊まったようだ) 【下山後の入浴】知内温泉ユートピア和楽園/知内町 |
写真
装備
備考 | 【徒渉の足ごしらえ】バックストラップ付きサンダル(ティンバーランド)+ナイロン・ポリウレタンソックス(モンベル) |
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感想
1週間前からずっとCだった「てんくら」が実行日の2日前にAに変わった。とりやめることも頭をよぎっていたが、これをみて行くことにした。
前日の夕方から降り出した雨もその日の朝には上がっていた。めざす山の方向の空は雲に覆われていたが、「てんくら」は夕方までAだった。
奥二股登山口手前の駐車場には車が2台あったが、私たちが到着するのを待っていたかのように1台が出ていった。
もう1台の車の人に聞くと、出発して間もなく戻ってきて「今日はやめるわ」と言って帰っていったという。その人は初めて登るソロの男性で、今日はラバーソールの沢靴で通すつもりだと話し、歩きだしていった
先行者に遅れること20分で私たちも霧雨の中をスタートした。
歩きだして数分で奥二股沢があらわれる。以前は橋が架かっていたらしいが、数年前に傾いて撤去され、いまは対岸まで補助ロープが渡されている。
雨の日が多かったせいでネットの情報でみていたよりも沢幅も水量もあるようだが、これは織り込み済みで私たちもそれなりの足ごしらえをしてきている。
すねの深さの徒渉の後、知内川の右岸を進む。狭戸を過ぎると急斜面の高巻き道になる。途中2ヵ所ほど急な沢を横切る。ふだんは涸れ沢なのだろうが、この日は水が流れ、地盤もゆるくなっていたので滑落せぬよう注意した。
広い川原に出たころに雨に変わり、レインウェアを着た。その先の徒渉はすねの半ばを越す水深だった。
この徒渉で左岸に渉り、登山靴に履き替え、さあこれからだと歩調を速めたものの、ほどなくしてまた徒渉を余儀なくされた。水量がなければ登山靴のまま渉れる場所らしいが、この日は違った。しかたなくまた履き替えて左岸から右岸、そして左岸へと2度徒渉した。
金山番所跡で再び登山靴に履き替えたが、その先で横切った右手斜面から注ぎ込む数本の沢の水はけっこうな流れだった。
千軒銀座から急斜面を下って右岸に渉る地点では、銀座の沢から流れ込む水量が多く難儀した。
時間をかけて難所を越え、胸突坂と呼ばれる急な尾根道を黙々と登った。
間もなく休み台という地点まで来たとき、誰とはなしに下山の沢渉りが気がかりだと口にしだした。たしかに雨は降り続いており、時間もすでに予定を1時間強オーバーしていた。こういう状況になったら無理は禁物。即刻撤退を決断した。
下山を始めて30分ほどで先行者が私たちに追い付いた。山頂まで行ったが風が強く、すぐに下りてきた。登っても意味がないかもしれないと言って、すたすたと先に進んでいった。
下りも徒渉の回数に変わりはなかったが、やはり水量は増していた。登山口手前の奥二股沢の水深はひざ下に達しており、メンバー同士、最後の徒渉を慎重に楽しもうと声をかけ合って渉り終えた。
この日の入山者は先行者と私たち以外にはいなかった。
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