広沢寺

天候 | 快晴 暑い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年06月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
人がほとんどいない広沢寺。 今日は全部で 3 パーティほど。4 月の混雑が嘘のよう。 みんな谷川あたりの本チャンに行ってしまったのだろう。 |
ファイル |
非公開
4506.xls
計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54) |
写真
感想
広沢寺で救助システムのトレーニング
■セカンドビレーのロック解除
1. ビレイヤーのビレイループに安全環付カラビナを掛け、ムンターヒッチ
およびフリクションヒッチをセット。
2. ルベルソキューブの細い穴にスリングを掛け、支点で折り返し。
3. スリングを引っ張り、ロックを解除。
・ロープが確保器の溝に挟まると解除が難しくなる。
・ロック解除はカラビナを使って出来るように説明書に書かれているが実際は
大変な力が必要。スリングを足で蹴るようにして解除するのが楽。
・確保器を横に向かせるようにして、ロープの位置をずらせるようにすると楽
に解除できる。
■1/3 システム構築
1. セカンドがフォールした状態で、支点にクイックドローをセット。
2. セカンド側のロープ(ダブルロープどちらか一方で良い)にフリクション
ヒッチをセットし、1 のクイックドローに掛ける。
3. 支点にカラビナを掛け、ビレイヤー側のロープをインクノットでセットし、
バックアップとする。
4. ロックを解除して、確保器を回収。バックアップのセットも回収。
5. 支点に安全環付カラビナを掛け、トップロープ状態を構築。
6. ビレイヤー側のロープにカラビナを掛ける。
7. セカンド側のロープにフリクションヒッチをセットし、6 のカラビナにセ
ット。
8. ロープを引いて、引き上げ
・2 のセッティングでプーリー(今回はペツルのミニトラクションをテストし
た)を利用すると引き上げが非常に楽になる。体感で 1/2 位に感じた。
うーん、これは用意しておくべきか・・・。
■懸垂下降仮固定と登り返し
省略。
■懸垂下降での結び目通過
1. バックアップをセットして、下降器を利用して結び目 2m 上くらいまで下
降
2. K-System を下降器上方にセット
3. ビレイループにつけた安全環付カラビナに、K-System の一端をムンターミ
ュールノットをセット
4. 下降器ですこし降りて K-System に荷重を移す。
5. 結び目の下に下降器とバックアップをセット。
6. K-System のミュールノットを解除して、下降器側のバックアップに荷重を
移す
7. K-System 回収
8. そのまま降りる。
K-System には 5.5mm ARAMID のアクセサリコードを利用するのが良い
■反省点
フリクションヒッチ用のロープスリングがすこし長すぎてセッティングに時間
がかかってしまった。80cm で作成していたが、やはり 60cm 程度が適当なよう
だ。
引き上げ時にはプーリーが非常に有効。ただ、カラビナでも 1/3 システムは構
築できるので、これを本チャンにもっていくかは迷う所。みなさんは必ず持参
してるのだろうか。
ペツルのウルトラレジェはマストアイテムだろうね。
http://www.alteria.co.jp/products/SP/petzl/Petzl_pulley.htm
気が向いたらオシラントやパートナーはあってもいいカモ。
あとはタイブロックだね。
軽くて持っていても負担にならないのであっても良いカモ。
迷うのは、ミニトラクションですね。
これで引き上げしたら、カラビナのみでのシステムと
全く違いました。
ただ、1/3 のためだけに持ち歩くには、大きさや重さを
考えると迷うところです。
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