八甲田大岳

2022年07月24日(日) [日帰り]

• GPS: 04:42
• 距離: 8.9km
• 登り: 693m
• 下り: 692m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:16
• 休憩: 0:26
• 合計: 4:42

5:35 酸ヶ湯公共駐車場
6:24 6:24 残雪期道迷い注意地点
6:40 6:41 南八甲田展望所
6:44 6:45 地獄湯ノ沢
6:51 6:52 銚子の首
7:07 7:07 仙人岱
7:12 7:13 八甲田大岳・小岳・仙人岱 分岐
7:20 7:20 桜沼
7:35 7:41 八甲田大岳森林限界
7:47 7:47 鏡沼
7:58 8:10 八甲田大岳
8:28 8:28 大岳鞍部避難小屋
8:56 8:56 毛無岱分岐
9:07 9:07 上毛無岱休憩所
9:20 9:20 毛無岱の階段
9:32 9:36 下毛無岱休憩所
9:58 9:58 城ヶ倉分岐
10:17 酸ヶ湯温泉

天候

雨のち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

酸ヶ湯公共駐車場（トイレ・温泉あり、車中泊向き）

コース状況／危険箇所等

【地獄湯ノ沢の登山道崩落について】

地獄湯ノ沢の銚子の首手前で、先日の雨により登山道が数箇所崩落しています。
本来の道は、沢の右手（左岸）についています。
ですが、現在通行出来ないところもあるので、都度沢を渡りながら（水量は多くないので容易に渡れます）危険なところは回避してください。
はじめての方は登りでこのルートを使った方が安心だと思います。
詳しくは写真コメントをご覧ください。


・仙人岱の水場は、本日は雨で豊富に出ていましたが、夏以降は枯れていることもありますので、ご注意ください。
・トイレは仙人岱ヒュッテと大岳避難小屋にあります

その他周辺情報

酸ヶ湯温泉
http://www.sukayu.jp/

写真

徐々に天気は良くなる予報だけれど…

川のようになった登山道

地盤が緩んでいて今にも崩れそうな感じがする

地獄湯ノ沢の崩落は何か所かあります。
ここはまっすぐ突っ切っていきました。

ここは右側が大きく崩れ落ちており、沢の左手（右岸）に渡って迂回するようピンクテープがつけられていました。

その右側の崩落。がっつり削り取られています。

ここも崩れていますが、そのまま沢伝いに登っていきました。
道は沢の右手についているので、沢に沿って行けばいずれ道に復帰できます。

ここは下半分が崩れてしまっています。赤茶けた下半分の岩が今回露出したところです。

銚子の首の橋のすぐ手前も崩落しています。まっすぐ突っ切っていけそうにも思えますが、よく見ると内部がスカスカで危険な気がしました。写真の外側の右手に巻いた足跡があり、私もそちらから巻きました。ここは特に慎重に通過してください。

ミヤマホツツジ

ハクサンボウフウ

仙人岱に入りました。お花はひと段落してしまった感じ。

水量がいつもより多いかな

水場は豊富に出ていた

水場を過ぎるとお花畑が始まるよ〜

ハッコウダシオガマは、ヨツバシオガマより一回り大きくかなり存在感があります。好きな花のひとつ。

マルバシモツケは上品な感じ

コバイケイソウも密集して咲いていた

ここは白いお花畑だ

ウサギギクの蕾がかわいい

桜沼のほとりにもコバイケイソウ

アオノツガザクラ

この看板にくるといつもワクワクする。ここから上は楽しいハイマツゾーン。

とても小さなアカミノイヌツゲ

陰影

うめちゃん

ミヤマアキノキリンソウ

ベニバナイチヤクソウ

ピンク色した小さなマルバシモツケ

祠にいつものように手を合わせた

岩の隙間にひっそりと咲くシラネニンジン

薄暗い山頂。カメラのピントが合わないほど。

イワギキョウ

銀ちゃん、いやこの貫禄は銀さんと呼ぶべきか。

毛無岱も霧で真っ白

キンコウカが満開です

星型の花がかわいい

丸沼のほとりにもキンコウカ

一瞬の晴れ間が花々を優しく照らす

なんて美しい光景だろう。誰かと感動を分かち合いたかったなあ。

濡れた木道に傾斜がついていて、バランス力を試される

続いて八甲田の名物階段！
下毛無岱はガスで全く見えず

木道が靴洗い場を兼ねている

下毛無岱の休憩所で食べようと思っていたおにぎり、我慢できずに2つとも歩きながら食べてしまった！

キンコウカは真上から見るのも良い

ようやく青空

蒸し蒸しの樹林帯を経て酸ヶ湯へ

晴れたな〜

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ スマホGPS モバイルバッテリー メガネ ファーストエイドキット ロールペーパー 携帯 時計 ストック ナイフツール カメラ 鈴 虫除け エマージェンシーシート サングラス ダクトテープと結束バンド buff

感想

ふくろう

毛無岱湿原は依然として濃い霧に包まれていた。
ぼんやりとしてなんとなく捉えどころのないその風景を、私は納得のいかないままカメラに収めながら歩き続けた。

その時、突然周囲が明るくなった。
薄い雲のヴェール越しに、太陽が湿原をそっと撫でていく。
同時に黄色い花の絨毯が、鮮やかに眼前に浮かび上がった。

ガラス玉のような雨のしずくを無数に乗せたキンコウカの花弁は、綺麗な星のかたちをしている。
金色の星々が散りばめられた草原の上を、陽光が静かに流れていく様を、私はしばらくの間眺めていた。

コメント

Palomon

うめちゃん、早いね！
下山後の晴れはちょっと悔しい😅

ふくろう

PALOMONさん
うめちゃんとアキノキリンソウとヤマハハコを見ると夏の終わりを感じます…しみじみ
ってまだ梅雨明けもしてないのに〜😅