雲取山から金峰山・みずかき山

過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
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感想
2022/7/21雲取山から金峰山・瑞牆山の縦走に出発。横浜を始発列車で奥多摩駅を目指すと奥多摩駅には7時半に着く。バスはその10分後に出て雲取山登山口近くの留浦のバス停には8時10分ぐらいに着く。初日はテント場以外での野営は避けたかったのでなんとしても将檻小屋(しょうげんこや)にたどり着きたいと考え出発。地図上のコースタイムでは12時間ぐらいだから、コースタイムどおりなら、終盤はヘッドランプのナイトハイクになる。荷物はテントや3泊分の食糧などもあって重いので速く歩けないかなと思いながら歩く。初日はあまり遠望はよくなく日差しもなくて暑さもほどほどで、休憩も少なめでなんとか18時半に将檻小屋に着いた。小屋に着いてすぐに雨が降ってきた。小屋はコロナウィルス感染蔓延の影響で閉鎖されていたが、玄関の扉は開いていたので土間に滞在は可能だった。雨がけっこう降っているので、テントは張りたくなかった。土間にマットを敷いてシュラフで寝た。2日目は甲武信小屋までの長丁場。この日も日差しはなかったのでペースは速い。途中一時雨もあった。笠取山あたりは笹が多くつゆが、カッパ着ていても靴に入ってきて中はぐしょぐしょ。甲武信小屋の手前の破風山避難小屋に泊まることも考えたが、この日は布団でしっかり寝たかったので、甲武信小屋に素泊まりにした。3日目夜明け前満天の星空。夜明け前に出発。甲武信岳の頂上では東側に木が生い茂っていてご来光は樹木の間からしか見えない。でも紅富士や紅国師ヶ岳などがみられて大満足。朝方は好天で遠望もよかったが、朝9時を過ぎると雲が多くなって、国師ヶ岳あたりでは遠望はなかった。この日は大日小屋が目標の終点。金峰山でも遠望はよくなかった。大日小屋は営業していなかったが、小屋の使用やテント張りは富士見平小屋に申請すればOKだった。夜は雨の可能性大だったので小屋の中でマットとシュラフで寝させてもらった。実際に雨が降ったのでテント張らずで大正解。4日目、朝早くならたぶん山のてっぺんは遠望がいいと考え、大きな荷物を小屋に置いて、軽荷で再び金峰山を目指す。7時ぐらいまでは雲が多く遠望はよくなかったが、そのかわり滝雲やブロッケン現象を見ることができた。8時過ぎると雲がほとんどなくなり、空気も澄んでいて、北アルプスや乗鞍や御嶽や浅間山なども見えて満足。わざわざ金峰山に再挑戦して大正解。その後下山し、富士見平小屋に荷物をデポして瑞牆山を往復。瑞牆山頂上ではすでに雲が多く遠望はよくなかった。まあ標高が低いので行程を楽しむだけで十分な山だった。その後みずかき山荘まで下りて、バスで韮崎駅に向かう。
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