越後白山
- GPS
- 07:15
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 903m
- 下り
- 891m
コースタイム
(昼食)13:30 下山開始 - 15:55 慈光寺うらの天狗堂 - 16:15 駐車場
天候 | 曇り 一時雨 のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
≪以下の生物の写真もあります。苦手な方はクリックしないよう御注意を。≫ 山ビルに注意。ヤマナメクジもいました。大きなクモも。 |
写真
感想
かつて山岳雑誌に「日本の秘境」と謳われたらしい川内山塊。
その最高峰は粟ヶ岳だが、この白山は何ともエネルギッシュだった。
なにせ生物たちの勢いが盛んだ。
慈光寺から2合目までは、小さなアブがたくさん寄ってくる。
顔のまわりだけで20〜30匹ほどか。羽音がうるさい。
2合目を少し過ぎたあたり、急登の途中で、右足の太ももあたりにヘンな感触。
案の定、ソックスの上あたりに山ビルが吸いついていた。
あわてて取って、急いでスパッツを付けた。
歩いていると、左右から小さなカエルが飛び跳ねてくる。
なぜか後ろから飛んできて、私を追い越していくヤツもいる。
小さなアリの行列が頻繁に道を横切っている。
いったい何を求めているのか?
(帰りに、白い米粒みたいなものを運んでいる行列があったので
1匹から白いモノを奪って(?)みると、何かの幼虫だった。)
7合目の手前で、登山道に転がっている丸い生き物を発見。
何か?とよく見ると、パンパンに太った10cmくらいのナメクジ。
そんな大きいものは初めてだったので、我が目を疑ったほどだ。
いったい何を食べているのか?
山頂近くの白山避難小屋に入ってみる。
登山者用のノートがある。
それを見ると、ぽつりぽつりと登ってくる人はいるようだ。
前日(土曜日)の午後1時近くの記録だと、「今のところ自分一人」とあった。
私が登った日も、たぶん自分一人だったろう。
(絶好の登山日和なのに・・・。 ヒルのせいで敬遠されている?)
山頂で昼食を終え、「さぁ下山だ」とスパッツをつけようと裏地を見ると
ヒルが1匹くっついていた。
左足につけていたスパッツなので、おそらく2合目で装着した時、ズボンに
張り付いていたのだろうと思う。
そいつには献血しないで済んだ。
別ルートの田村線から下山。
急斜面が続く、とガイドブックなどにあるから、慎重に下りた。
9合目から少し降りたところで、木にへばりついている赤っぽいものを発見。
またしてもナメクジだ! 今度のは15cmはある!
信じられんものがいるなぁ・・・と、いささかビビる。
「天狗の腰掛け」というブナの大木を過ぎたところで、少し休もうと
ザックを下し、立ったまま木のそばに立っていると、その木を大きなクモが
登っていくではないか。
黄色と黒のストライプ(?)。
見るからに「毒グモ!」という感じ。(実際に毒があるのかどうか不明。)
それに、ほ乳類とは遭遇しなかったが、糞は登山道に何か所も落ちていた。
小粒のもの、大きなもの、いろいろだ。
小さいものは猿か?(前回、2合目まで下見した時、猿の群れと出会った。)
大きいものはシカ? イノシシ? もしや・・・ クマか?!
なかには、ストックで突いてみるとまだ柔らかく、それが点々と落ちているものも。
もしや私の接近に気付いて、脱糞しながら逃げて行ったのか?とも思える。
・・・って、山行の記録はどうした!
生き物のことばかり書いているじゃないか!
まぁ、いいや。
それがこの山の現実だ(?)。
とにかくエネルギッシュな山だった。
でも面白かったな。
懲りずにまた行こう!
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