高御位山〜タヌキ岩〜分水工（兵庫百山 加古川市）

2009年09月05日(土) [日帰り]

• GPS: 02:10
• 距離: 4.7km
• 登り: 299m
• 下り: 300m

コースタイム

14:10成井駐車場⇒14:45高御位山⇒15:20タヌキ岩⇒15:50分水工⇒16:20成井駐車場

■歩行距離　4.3Km・所要時間　2時間10分・総上昇量　308m

天候

晴れ

コース状況／危険箇所等

【索引】
ふるさと兵庫百山の高御位山（たかみくらやま）〜分水工を歩く。
【アクセス】
加古川BPの加古川西ICで降り、志方町成井の高御位駐車場を目指す。
【コース状況】
14:10
成井の駐車場を南に回り込み、峠道の小さな道標から入山。やがて不動明王が祀られている行場に出る。ここから涸沢の籔道となる。
14:30
主尾根の縦走路に合流し、展望の無い低木帯を登る。岩場に差し掛かると、大展望が開ける。
14:45
強い日差しを受けながら、高御位山山頂に到着。水分補給をして、十丁の下降点へ下る。
15:00尾根の先端から北へ降りるが、目印が撤去されている。記憶を頼りに、ルートを探して下山する。急勾配の砂礫道も羊歯籔とサルトリイバラに覆われ、迷いながら下るが、足元が滑り危険だ。
15:20
薄暗い疎林に入り、タヌキ岩へ登り返す。岩の頂部から北の山々が望める。
15:30
用水路の管理路を辿り、小峠の小広場に着く。北の籔に入って大池を目指すが、道が無いので、放置された水タンクや農具を辿る。やがて小道が現れ、農園に出た。15:50
大池の堰堤の分水工に着くと、水が勢いよく流れていた。堰堤のベンチに座り、展望を愛でながら、16:00まで、しばしの休憩。
16:20
成井の集落を抜け、石灯篭から表参道を通って駐車場に戻り、終了。

【トイレ・自販機・水場】
・トイレは成井駐車場と高御位山頂にあります。
【歴史遺産・地元トピックス】
・分水工では、毎年取水する初めの日に、「抜きはじめの儀」という神事が、５集落（横大路・原・成井・西牧・永室）の水利組合等により行われています。

写真

山行詳細図(クリック毎に拡大)

9/5 14:11

峠道に入ると、不動明王が祀られている行場がある

9/5 14:13

涸沢を登り詰める

9/5 14:16

道端に咲く「キキョウ」が美しい

9/5 14:17

峠道の利用者が減少し、籔化が進む

9/5 14:26

全山縦走路に合流する

9/5 14:43

高御位山山頂から南の瀬戸内海を望む

9/5 14:46

山頂の高御位神社

9/5 17:19

十丁の下降点を下ると、ワイヤーロープが現れるが、道は籔化して不明瞭となる

9/5 15:14

タヌキ岩の裏から頂部に登ることができる

9/5 15:29

小峠に出て、左の籔に突入する。

9/5 15:53

大池の分水工から東の平荘湖方面を望む

9/5 15:56

大池の分水工（大池の取水口から分水工に引かれた水は、5集落の分配量に応じて各水路に流れる）

9/5 15:53

大池から左の高御位山を望む

撮影機器：

LUMIX DMC-FX07 パナソニック

感想

yamaya

・成井登山口からの峠道は、利用者が少なくなり、羊歯や籔が繁茂して歩きにくくなっています。
・十丁からタヌキ岩への下降ルートも籔化して、急勾配の砂礫のルートが分かりにくくなり滑落の危険もあるので、慎重なルートファインディングが要求されます。