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記録ID: 4554952
全員に公開
沢登り
栗駒・早池峰

禿岳 中ノ沢中俣

2022年08月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:08
距離
6.0km
登り
844m
下り
835m

コースタイム

日帰り
山行
3:56
休憩
0:13
合計
4:09
距離 6.0km 登り 844m 下り 846m
6:21
18
スタート地点
6:39
21
中ノ沢入渓
7:00
40
640m二俣
7:40
113
700m二俣
9:33
9:46
32
新中峰トップ 登山道合流
10:30
ゴール地点
天候 曇り 霧雨
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新中峰登山口。スペースは5台くらい。
コース状況/
危険箇所等
旧北上川水系 江合川支流 中ノ沢中俣

体感2級 SBなし ラバー○

■アプローチ
新中峰登山口の駐車場から登山口方面へ進み、登山口入口をスルーしてそのまま林道を進むと中ノ沢に入渓出来る。

■中ノ沢中俣遡行
入渓してすぐにデカイ2段堰堤があり左岸から巻いて越える。
堰堤上の河原を進むと640m二俣。
最初の予定では左俣を遡行するつもりだったので、ここを左に入るが、沢はすぐに消失してしまった。
一旦640m二俣まで戻り、本流の右俣へ進む。

最初の8m滝を水線左から直登すると、700m二俣。水量は1対3で右が本流だが、ここを左の中俣へ入る。
しばらく滝が続くがフリーで登れる。初心者などにはザイルの出番である。
770m二俣には両門の滝がかかり、この辺りの景観は見事である。
両門の滝は左へ進み、何個か滝を越えて行くと970m二俣を左の枝沢へ入る。
水は枯れるが沢型はしばらく続き高度を稼ぐ。

忠実に沢型を追うと程なく藪漕ぎに突入。
稜線直下は急斜面の藪漕ぎで苦労するが、灌木をパワーで乗り切ると稜線に到達する。だが禿岳北峰と新中峰トップの間には登山道はなく、稜線に出てからも濃密な藪を漕いで新中峰トップを目指す。

灌木系の手強い藪を漕ぐと、新中峰登山道の8合目にポンと飛び出す。

下山はそのまま新中峰登山道を下山。

2週連チャンの禿の沢です。今日は1人で中ノ沢に入ります。
2022年08月06日 06:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/6 6:36
2週連チャンの禿の沢です。今日は1人で中ノ沢に入ります。
横にデカイ2段堰堤。左岸から巻きます。
2022年08月06日 06:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/6 6:39
横にデカイ2段堰堤。左岸から巻きます。
堰堤上は河原でした。沢幅はかなり広いが水量はショボいな。
2022年08月06日 06:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/6 6:47
堰堤上は河原でした。沢幅はかなり広いが水量はショボいな。
640m二俣。予定では左俣を遡行するつもりなので左に入りました。
2022年08月06日 06:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/6 6:59
640m二俣。予定では左俣を遡行するつもりなので左に入りました。
小滝が続きます。
2022年08月06日 07:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 7:05
小滝が続きます。
あら?沢が消えてしまった。やはり本流しか遡行価値はないのか。
2022年08月06日 07:14撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/6 7:14
あら?沢が消えてしまった。やはり本流しか遡行価値はないのか。
しょうがないので二俣まで戻り本流の右に入ります。
2022年08月06日 07:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/6 7:24
しょうがないので二俣まで戻り本流の右に入ります。
カッコいい滝が現れました。
2022年08月06日 07:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 7:30
カッコいい滝が現れました。
ソロなので無理はしないつもりですが、水線左が階段に見える。
2022年08月06日 07:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 7:31
ソロなので無理はしないつもりですが、水線左が階段に見える。
快適に登りました。
2022年08月06日 07:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 7:34
快適に登りました。
700m二俣です。これを左へ入ってみますか。あとから登山大系を見ると中俣と書いてました。
2022年08月06日 07:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 7:40
700m二俣です。これを左へ入ってみますか。あとから登山大系を見ると中俣と書いてました。
おっ、いいですね。
2022年08月06日 07:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 7:40
おっ、いいですね。
カッパを着込んでシャワーで登る。肌寒い。
2022年08月06日 07:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 7:45
カッパを着込んでシャワーで登る。肌寒い。
これもフリーで行けますが、不安な時はザイル出しましょう。
2022年08月06日 07:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 7:58
これもフリーで行けますが、不安な時はザイル出しましょう。
左岸から滝が落ちて見事な景観です。
2022年08月06日 07:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 7:59
左岸から滝が落ちて見事な景観です。
左に進みます。
2022年08月06日 08:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 8:00
左に進みます。
右壁から取り付き水線際を直登。
2022年08月06日 08:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 8:02
右壁から取り付き水線際を直登。
これは水線左から。
2022年08月06日 08:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 8:05
これは水線左から。
これもフリーで行きましたが、ザイル要の滝ですね。
2022年08月06日 08:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 8:06
これもフリーで行きましたが、ザイル要の滝ですね。
滝が続いて面白いです。
2022年08月06日 08:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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滝が続いて面白いです。
水線からシャワーで。寒い。
2022年08月06日 08:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 8:23
水線からシャワーで。寒い。
なるべく藪漕ぎを最少にするために、これは左に入りましょう。
2022年08月06日 08:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 8:29
なるべく藪漕ぎを最少にするために、これは左に入りましょう。
足元は沢型ありますが、藪は段々濃くなっていきます。
2022年08月06日 08:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 8:34
足元は沢型ありますが、藪は段々濃くなっていきます。
藪漕ぎ中、ふと上を見ると青空が。一気に汗が吹き出します。
2022年08月06日 09:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 9:11
藪漕ぎ中、ふと上を見ると青空が。一気に汗が吹き出します。
30分以上藪漕ぎ頑張りました。今日はピークハントはしないでこのまま帰りまーす。
2022年08月06日 09:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 9:34
30分以上藪漕ぎ頑張りました。今日はピークハントはしないでこのまま帰りまーす。
結局禿はこの日ガスで見えず。お疲れ様でした。
2022年08月06日 10:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
8/6 10:54
結局禿はこの日ガスで見えず。お疲れ様でした。
撮影機器:

装備

個人装備
30mザイル ガチャ類 ビバーク装備

感想

先週の不動ノ沢の余韻がまだ残る中、再び禿の沢にやってきた。
禿岳東面の沢で残ってるのは小倉ノ沢と中ノ沢であるが、今日はソロなので中ノ沢を遡行する。

中ノ沢は、本流の右俣を辿ると禿岳北峰、通称中ノ沢の頭に詰め上がるのだが、この禿岳北峰には登山道がない。
なので、下山は沢を下降するか藪漕ぎをして新中峰登山道に合流するしかない。大系を見ると、記載があるのはこの右俣の本流のみで、中々面白そうではあるのだが、今回はあまり時間もない事から中ノ沢の左俣を遡行し、藪漕ぎを回避して新中峰トップにダイレクトに出ようと目論んだ。

しかしこの目論みは儚くも消え去る。
640m二俣から左俣に入って程なく行くと、なんと沢は消失して藪が続いていた。
考えが甘かったと苦笑いしながら二俣まで戻り本流を遡行し、途中から中俣に入って稜線に抜けた。

最後は急傾斜の藪漕ぎでかなり難儀したが、禿岳北峰から藪漕ぎをするのに比べればだいぶ楽だったろう。
本流を詰めて禿岳北峰から新中峰の登山道へ藪漕ぎすれば、おそらく2時間は超えると思われる。
ただ中ノ沢本流の沢も面白そうなので、いつか機会があれば遡行してみたいと思う。
その時はやはり沢下降が妥当だろうか。

残るは小倉ノ沢。
来シーズンになるかと思うが、またその時を楽しみに待ちたい。

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