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Yamareco

記録ID: 457726
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

南八ヶ岳 硫黄岳・横岳・赤岳ピストン(桜平利用)

2014年05月31日(土) 〜 2014年06月01日(日)
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コースタイム

1日目
6:58桜平→7:58オーレン小屋 (テント設営)→8:45オーレン小屋発→9:50硫黄岳→10:54横岳→11:52赤岳展望荘(食事休憩) →12:20赤岳展望荘発→12:45赤岳山頂→13:15山頂発→14:42横岳→15:40硫黄岳→16:30オーレン小屋
2日目
7:20オーレン小屋発→8:12桜平
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
桜平に駐車。道はあまりよくないですが、普通車でもなんとか行けると思いました。行きも帰りも、キジがいました。車を見ると逃げるどころか追いかけてくるかわいい奴です。
コース状況/
危険箇所等
オーレン小屋〜夏沢峠まで雪があります。森林限界以上まで行くと雪はないです。
三又峰の先、一カ所雪があり、鎖に捕まりながらなんとか降りましたが若干怖かった
です。
森の匂いを楽しみながら歩いているとあっという間に夏沢鉱泉に到着。
2014年05月31日 07:25撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 7:25
森の匂いを楽しみながら歩いているとあっという間に夏沢鉱泉に到着。
オーレン小屋のテン場。早朝のためか、板の上にテントを張ることができました。板張り素晴らしい!
2014年05月31日 08:40撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 8:40
オーレン小屋のテン場。早朝のためか、板の上にテントを張ることができました。板張り素晴らしい!
オーレン小屋のトイレ、きれい!!
2014年05月31日 08:44撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 8:44
オーレン小屋のトイレ、きれい!!
ヒュッテ夏沢。一気に展望が開けます。
2014年05月31日 09:12撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 9:12
ヒュッテ夏沢。一気に展望が開けます。
爆裂火口。
2014年05月31日 09:50撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 9:50
爆裂火口。
目指す赤岳が見えてきました。
2014年05月31日 10:09撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 10:09
目指す赤岳が見えてきました。
2014年05月31日 10:44撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 10:44
横岳のピーク。ここにいた人の話では、赤岳までまだまだだとか・・。やや心が折れそうになる。
2014年05月31日 11:00撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 11:00
横岳のピーク。ここにいた人の話では、赤岳までまだまだだとか・・。やや心が折れそうになる。
結構険しい。
2014年05月31日 11:29撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 11:29
結構険しい。
2014年05月31日 11:43撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 11:43
2014年05月31日 12:23撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 12:23
やったー。赤岳まできたぞ!
最後の登りがきつかったー。
2014年06月01日 15:50撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/1 15:50
やったー。赤岳まできたぞ!
最後の登りがきつかったー。
2014年05月31日 12:59撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 12:59
2014年05月31日 13:01撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 13:01
2014年05月31日 13:13撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 13:13
歩いてきた稜線が見えます。また、ここを引き返すのか・・・。
2014年05月31日 13:13撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 13:13
歩いてきた稜線が見えます。また、ここを引き返すのか・・・。
2014年05月31日 13:19撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 13:19
2014年05月31日 13:28撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 13:28
赤岳、さようなら。
2014年05月31日 13:43撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 13:43
赤岳、さようなら。
どんどん天気がよくなってきました。
2014年05月31日 13:47撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 13:47
どんどん天気がよくなってきました。
横岳に向かいます。
2014年05月31日 13:47撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 13:47
横岳に向かいます。
2014年05月31日 14:19撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 14:19
2014年05月31日 15:38撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 15:38
爆裂火口すさまじいな。
2014年05月31日 15:43撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 15:43
爆裂火口すさまじいな。
2014年05月31日 15:53撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 15:53
2014年05月31日 15:59撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 15:59
2014年05月31日 16:22撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 16:22
うっかり靴を出しっぱなしにしていたら、凍っていました。
2014年06月01日 05:42撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 5:42
うっかり靴を出しっぱなしにしていたら、凍っていました。
下界は暑いはずなのに、ここの気温はマイナスです。テントもばりばりに凍ってました。夜、星が凄い綺麗でした。小屋での宴会の歌もにぎやかで楽しそうだったー。
2014年06月01日 06:04撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/1 6:04
下界は暑いはずなのに、ここの気温はマイナスです。テントもばりばりに凍ってました。夜、星が凄い綺麗でした。小屋での宴会の歌もにぎやかで楽しそうだったー。
森の匂いを楽しみながら帰ります。
2014年06月01日 07:27撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/1 7:27
森の匂いを楽しみながら帰ります。
おお。穂高連峰!!槍・穂高、大キレットも綺麗に見えました。
2014年06月01日 07:55撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/1 7:55
おお。穂高連峰!!槍・穂高、大キレットも綺麗に見えました。
帰り、車山の近くの展望台から八ヶ岳を撮影。
2014年06月01日 09:38撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/1 9:38
帰り、車山の近くの展望台から八ヶ岳を撮影。

感想

今回が初めての八ヶ岳で、まずはメジャーな赤岳→横岳→硫黄岳 に目をつけました。
美濃戸の方は混んでるかなぁ、と思ってみたり、オーレン小屋の板張りのテン場や風呂がいいなぁと思い、
桜平から出発することに。
桜平の駐車場をでるといきなり森の素敵な匂い。川のマイナスイオンも素晴らしい。
ウォーミングアップがてら、のんびり登って行くと1時間でオーレン小屋へ。
小屋の人の話によると、夜中は気温がマイナスになるらしい。
うーん、大丈夫か・・・。私は寒さに弱いので、この時点でテン泊をやめようか迷う。
迷った末、テントを張り、少し休憩して出発。
小屋を過ぎるといきなり雪道になる。溶けかかっているのでべちゃべちゃです。
夏沢峠にでると、「うわぁ」と言いたくなるような景色が広がります。硫黄岳ですね。
ずんずん登って硫黄岳山頂へ。
すると目の前にドーン!!と大きい山たちが見えてまた感激。これが横岳に赤岳、阿弥陀岳か。
すごいぞ、八ヶ岳!!しかし、あそこまで歩いて帰ってこれるのか??

先が長いので休む間もなく進みます。
天気は少し曇ってきて、体力的にすごい助かりました。
進んで行くと鎖やはしごが増えて急激に道が怖くなります。
こっちかな、と思いきや違って戻るということも多々あり、ルートファインディング
能力を磨かなきゃと思いました。
次々と襲いかかるはしごや鎖をなんとかやりすごしましたが、途中雪が残っているところがあり
ここを鎖でおっかなびっくり下っていくときが結構怖かったです。
それでもなんとか赤岳展望荘に到着し、ここで休憩がてら昼食をとることにしました。
牛丼を注文し「大盛りにできますか?」と聞くと、小屋の人は「じゃあ、気持ち・・・」と言って
くれて、けっこうたくさんご飯いれてくれました。ありがたい。
こんな稜線上の小屋にテレビがあって、普通にメジャーリーグやっていたのがなんか不思議な気分。
岩隈選手がホームラン打たれてました。

昼食後、気合いを入れ直して赤岳へ。なぜかここだけ、地図のコースタイムよりもだいぶ早く
登ることができました。
赤岳の頂上はすごい。今まで歩いてきた稜線が丸見えで感動しました。
ただ、ここをこれからまた歩いて戻ると思うと、デポしてきたテントなど忘れて頂上山荘に
泊まりたい気持ちになりました。
30分景色を楽しみ、泣く泣く同じ道を歩いて帰ります。
体が重く、ぐったりしてきましたが、こんな時に事故が起こるのだと、自らに喝を入れる。
単独行だと、疲れてくるに従いだんだんとネガティブ思考になりがちですが(私の場合)
稜線からの素晴らしい景色に癒されたり、途中少し立ち話をした登山客に励まされたり
しながらなんとか進んで行きます。
硫黄岳への登り返しがこたえました。
しかし、朝見た景色と同じ景色を夕方に見るとまた違った趣があっていいですね。
硫黄岳山頂過ぎにオーレン小屋が眼下に見えました。あそこにワープしたいって思いました。

なんとかオーレンにたどり着いたのが16時30分。
長い道のりでしたが、本当に充実の山行でした。

楽しみの一つの風呂はテン泊の人は17時30分からのようなので、先に夕食にしました。
疲れていたのでおでんのみ。(1キロありましたが)
1泊でテン場が近いと重たい汁物も担ぎ上げられるからいいですね。

お風呂つきの小屋にして本当によかった。
テン泊で風呂に入れるなんてありがたすぎます。
ただ、日が落ちるにつれ急激に寒くなってきたので、寝る前に入ればよかったと思いました。
夜は星がすごい綺麗で、開山祭ということで小屋の方から賑やかな声や歌が聞こえてきて
いい雰囲気だなぁと思いながら就寝。
夜中寒過ぎて何度も起きましたが、なんとか9時間爆睡しました。
朝、案の定テントや靴がばりばりに凍っていましたが、日が登るにつれ気温も急上昇
し、朝日でテントなど干したりしながらのんびりとした時間を過ごしました。
7時20分にオーレン小屋を出発。
途中、夏沢鉱泉から穂高連峰が見えました。槍・穂高・大キレットも丸見えで、大満足。
夏なったら北アルプス行ってみたいなー。

昼過ぎに宇都宮の家に到着すると気温は33℃。
朝、マイナスの気温に凍えて泣いていたのが信じられん。
気温差、すごすぎです。

初めてのヤマレコの投稿なので長文になってしまい、失礼いたしました。


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